[サービス エディター] ダイアログ ボックスを開く方法は次の 2 つです。

• 「イメージ サービスの公開」で説明しているように、マップまたはイメージ サービスの公開を開始します。公開プロセスの最終段階で、[サービス エディター] が表示されます。
• カタログ ウィンドウですでに稼働しているサービスを右クリックし、[サービス プロパティ] をクリックします。

このタイル スキーマにより、タイルが作成される縮尺、タイルの境界、およびその他のいくつかのプロパティが決まります。タイル スキーマを選択するには、次のような方法があります。

• ArcGIS Online、Bing Maps、および Google マップ キャッシュと同じタイル スキーマを使用したい場合は、[ArcGIS Online / Bing Maps / Google マップ] を選択します。
• 独自のタイル スキーマを使用したい場合は、[タイル スキーマ ファイル] を選択し、[マップ サービス キャッシュ タイル スキーマの生成 (Generate Map Server Cache Tiling Scheme)] ツールを使用して作成したタイル スキーマ XML ファイルを参照します。
• 別の既存のイメージ サービスまたはマップ サービスと同じタイル スキーマを使用する場合は、[既存のキャッシュされたマップ/イメージ サービス] を選択し、そのサービスを参照します。
• ArcGIS に縮尺の候補を表示させたい場合は、[カスタム] をクリックし、表示する縮尺の数を入力します。このオプションが推奨されるのは、実験またはテスト目的の場合のみです。ほとんどの場合は、特定の縮尺レベルを想定してマップを設計しているはずです。

多くの場合、タイル スキーマには多数の縮尺が含まれています。データセットに応じて、タイル スキーマの中で一部の極めて大きい縮尺または小さい縮尺のキャッシングを行わないようにすることができます。ArcGIS は、マップの縮尺依存を調べて、キャッシュの縮尺の最小範囲と最大範囲を示します。この範囲は自由に調整できます。残りの縮尺はタイル スキーマから削除されませんが、このダイアログ ボックスに戻って範囲に含めない限り、それらの縮尺でタイルを作成することはできません。

[推定キャッシュ サイズ] はウィンドウの下部に示されます。キャッシュが大きい場合は、段階的に手動でキャッシュを構築します。このとき、ユーザーが利用する可能性の最も高い対象地域を最大の縮尺でキャッシュします。キャッシュが小さい場合は、公開時にキャッシュ全体を自動的に構築する方が簡単です。

これらの設定の詳細については、「使用可能なマップ キャッシュ プロパティ」をご参照ください。

混合では、透過表示がサポートされている場合に、有効なピクセルと PNG32 があれば、(他よりもサイズを小さくできる) JPEG が使用されます。

• 新規のサービスを作成している場合は、公開の準備が整った時点で [公開] をクリックします。
• 既存のサービスを編集している場合は、[OK] をクリックして変更内容を保存します。

キャッシュの自動構築を選択した場合は、この時点で構築が開始されます。ArcMap のジオプロセシングの [結果] ウィンドウで進行状況を確認できます。