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キャッシュの格納形式の変換ユーティリティ

キャッシュの格納形式の変換ユーティリティを使用すると、マップ キャッシュの格納形式をコマンド ラインから変更できます。元のキャッシュがエクスプロード形式で格納されている場合は、コンパクト形式に変換されます。元のキャッシュがコンパクト形式で格納されている場合は、エクスプロード形式に変換されます。

キャッシュの格納形式の詳細については、「使用可能なマップ キャッシュ プロパティ」をご参照ください。

パラメーター

パラメーター詳細

-u

ユーティリティを実行する ArcGIS Server ユーザーの名前。ユーザーには、操作を実行するための適切なレベルの権限が必要です。サイトが Web 層認証を使用するように構成されている場合、プライマリ サイト管理者のアカウントなどの組み込みユーザーを指定します。

-p

-u パラメーターで指定したユーザーのパスワード。

-s

サイトの URL。次のいずれかの形式で指定します。

  • http://gisserver.domain.com:6080
  • http://webadaptor.domain.com/arcgis
サイトが Web 層認証を使用するように構成されている場合、サイトのローカル URL を指定する必要があります。

-n

キャッシュ形式を変換するサービスの名前。<サービス名>:<サービスの種類> の構文で指定します。

-i

ジョブで使用する ArcGIS Server の CachingTools サービスのインスタンスの数。「キャッシュを作成するためのサーバー リソースの割り当て」をご参照ください。

-h

ユーティリティのヘルプを出力します。

次の例は、SanDiego という名前のマップ サービスの格納形式を変換します。

レガシー:

10.2.2 以前のバージョンでは、コマンド ラインからユーティリティを実行するときに Python ディレクトリと Python 拡張子 (* .py) を参照する必要がありましたが、 10.3 では、これが不要になりました。このような Python への依存性なしで、コマンド ラインから直接ユーティリティを実行することができます。

これらのユーティリティの実行を自動化するロジックを実装した場合は、スクリプトを更新して Python への依存性を削除する必要があります。次に例を示します。

  • <ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/python
  • コマンド ライン ユーティリティの名前を参照するときの * .py 拡張子

正しい使用法については、次の例をご参照ください。

<ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/admin/convertcachestorageformat -u admin -p admin -s http://gisserver.domain.com:6080 -n SanDiego:MapServer -i 2

このトピックの内容
  1. パラメーター