現在、ArcGIS アップデートが提供されるたびに、新しいバージョンの ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services がリリースされます。最新バージョンの Cloud Builder は、最新の ArcGIS のアップデートを適用し、テンプレートからサイト作成する場合を除き、EC2-VPC インスタンスを使用した新しいサイトを作成します。テンプレートからサイトを作成する場合、そのテンプレートで使用されるソフトウェアのバージョンとインスタンス タイプが、新しいサイトに適用されます。
最新バージョンの Cloud Builder を My Esri からダウンロードできます。ArcGIS for Server を購入している場合にダウンロードできます。
Cloud Builder インストールを ArcGIS 10.4 に更新する場合は、はじめに既存の Cloud Builder インストールをアンインストールしてから、10.4 バージョンの Cloud Builder をインストールする必要があります。
更新の注意と制限
Cloud Builder が実行中のバージョンは最新でないことを検出すると、アップグレード (更新) 可能であることを示すメッセージが表示されます。現在の ArcGIS バージョンで新しいサイトをこれ以上作成しないことを決めたら、アップデートを取得します。あるバージョンの Cloud Builder を使用して Amazon アカウントに一度アクセスすると、それより古いバージョンの Cloud Builder に戻して、アカウントにアクセスすることはできません。
Cloud Builder を更新しても、既存のサイトとテンプレートのバージョン番号は影響を受けません。既存のサイトとテンプレートは、更新した Cloud Builder でも引き続き管理できます。Cloud Builder では、異なるバージョンのサイトとテンプレートを左右に並べて表示することができます。