AWS CloudFormation は、アマゾン ウェブ サービス上でアーキテクチャを定義するのに役立つサービスです。Esri が提供する CloudFormation テンプレートと次に示す手順を使用して、「AWS CloudFormation と ArcGIS」で説明されている配置を作成できます。
10.5.1 以降では、この CloudFormation の配置の一部として実行する追加スクリプトを定義した場合、ステップ 2 とそのサブステップを実行します。たとえば、ユーザーを追加したりデータを読み込む独自のスクリプトを記述できます。実行する追加スクリプトがない場合は、ステップ 2 をスキップします。
- AMI を初めて使用する前に、AWS Marketplace で利用条件に同意します。
- 配置の最後に実行するスクリプトを記述した場合は、次の手順に従ってスクリプトを加えます。
- スクリプトを含むアーカイブを作成します。
- Esri が提供する CloudFormation テンプレートを実行するときに使用するのと同じアカウントでアクセスする Amazon Simple Storage Service (S3) バケットにアーカイブを配置します。
ステップ 7 では、この S3 バケットの情報で PostInstallationScript パラメーターを更新します。
- Esri が CloudFormation サンプル テンプレートを格納する S3 バケットに移動します。
- 目的のテンプレートを選択し、[ReadMe] をクリックしてそのテンプレートの手順を読みます。
注意:
各テンプレートには、スタックを起動する前に満たしておく必要がある前提条件があります。これらの前提条件は、readme ファイルに記載されています。
- [表示] をクリックしてテンプレートをダウンロードします。スタックを起動する前にテンプレートを開いて調べ、テンプレートの Parameters オブジェクトのプロパティに指定する必要があるすべての情報があることを確認します。
- すべての前提条件を満たし、テンプレートに指定する必要がある情報が確認できたら、[スタックの起動] をクリックしてテンプレートを実行します。
- お持ちの Amazon アカウントを使用して、AWS マネジメント コンソールにサイン インします。
[CloudFormation Stack] ページが開きます。
- 必要に応じて、[スタック名] でデフォルトのスタック名を変更し、[続行] をクリックします。
- 必要に応じて、スタックのプロパティを設定し、[続行] をクリックします。
- インスタンスを簡単に特定できるタグを追加し (Key = Name や Value = MyCloudFormation など)、[続行] をクリックします。
- すべてのパラメーター値を確認します。スタックを作成する準備が整ったら、[続行] をクリックします。
スタックが起動します。ほとんどの配置では、構成が完了しました。出力タグにある URL を使用して、サイトにアクセスすることができます。
タイル キャッシュ データ ストアを配置に追加し、ホスティング サーバー コンピューターが Windows Server 2016 オペレーティング システムである場合、ホスト シーン レイヤーを公開する前に、ホスティング サーバー サイト内の各コンピューターへのリモート デスクトップ接続を作成し、インターネット オプションで SSL 3.0 を有効化する必要があります。Windows Server 2016 で SSL 3.0 を有効化する手順については、「Esri 技術資料 000016013」をご参照ください。