ArcGIS GIS Server は、ArcGIS 10.5 より前のバージョンで使用可能であった ArcGIS Server 機能の多くで使用する ArcGIS Server ライセンス ロールです。
機能
ArcGIS GIS Server には 3 つのエディションがあります。エディションの順に追加の機能が提供されます。同一の ArcGIS GIS Server ライセンス エディションをサイトの各コンピューターに適用する必要があります。
- Basic - Basic エディションの ArcGIS GIS Server では、ジオデータベース管理機能の他に、マップの視覚化およびクエリ (編集なし) 用のフィーチャ サービスを公開する機能も利用できます。ジオメトリ サービス、およびジオデータ サービスを公開する機能も利用できます。このエディションは、Portal for ArcGIS を使用して配置することはできません。
- Standard - Standard エディションでは、Basic エディションのすべての機能に加えて、 ArcGIS GIS Server で提供されるすべての GIS Web サービス タイプを利用できます。これにより、マップなどを Web 対応にできます。ArcGIS Desktop Standard に含まれるどのツールからも、フィーチャ サービスを使用して Web ベースの編集をサポートしたり、ジオプロセシング サービスを公開したりできます。オプションのエクステンションを購入できます。 最後に、Portal for ArcGIS を実装して、マップ、アプリ、その他の地理情報を組織内のすべてのユーザーと共有することができます。
- Advanced - Advanced エディションでは、Standard エディションのすべての機能に加えて、ArcGIS Desktop Advanced に含まれるすべてのツールからジオプロセシング サービスを公開する機能を利用できます。また、地理統計モデルと空間解析ツール用の追加機能も Advanced エディションに含まれています。他のすべてのエクステンションは、必要に応じて購入できます。Portal for ArcGIS を実装して、マップ、アプリ、その他の地理情報を組織内のすべてのユーザーと共有することができます。
また、 ArcGIS GIS Server は、Portal for ArcGIS のホスティング サーバーを配置するためにも必要なライセンス ロールです。