編集情報の記録が有効になっていて、データベース時間で日時を記録するように設定されているデータをサービスに含めることはできません。編集情報の記録が有効になっていて、UTC (協定世界時) で日時を記録するように設定されているデータは、サービスに含めることができます。マップ サービスおよびフィーチャ サービスの公開時は、編集情報の記録が有効になったデータセットを参照するスタンドアロン テーブルのレイヤーが含まれます。また、イメージ サービスの公開時には、編集情報の記録が有効になったモザイク データセットも含まれます。
<値> パラメーターの内容は、次のような場合があります。
- モザイク データセットで記録されるのは、
- データ フレームにあるレイヤーで記録されるのは、
- データ フレームにあるレイヤーとテーブルで記録されるのは、
解決策
これを解決するには、マップ内で編集情報の記録を使用するデータが UTC を使用する必要があります。データベースのタイム ゾーンで日時を記録するマップ内のレイヤーまたはスタンドアロン テーブルを削除するか、これらのデータセットに対して編集情報の記録を無効にしなければなりません。
これらのデータセットをイメージ サービス、フィーチャ アクセス機能のあるサービス、または WFS-T 機能のあるサービスとして公開するときに、編集情報の記録を有効にする必要がある場合、データのタイム ゾーンを UTC に変換する必要があります。これを行うには、最初に編集情報の記録を無効にし、日付を UTC に変換してから、[日付の記録形式] の値を UTC に設定して編集情報の記録を再度有効化します。[タイム ゾーンの変換 (Convert Time Zone)] ジオプロセシング ツールを使用すれば、1 つのタイム ゾーンで収集された時間値を別のタイム ゾーンに変換できます。
これらのデータセットをマップ サービスまたはイメージ サービスとして公開するときに、編集情報の記録を有効にする必要がある場合、ArcMap のレイヤーまたはスタンドアロン テーブルに対して、編集情報の記録日付フィールドのフィールド表示設定をオフにします。
追加情報
編集情報の記録は、フィーチャを作成または更新したユーザーと、その時刻を記録します。また、所有権ベースのアクセス制御により、フィーチャ サービスの編集権限を制御するルールを適用する場合も、編集情報の記録が必要とされます。
フィーチャ サービスで編集を行う場合は、タイムゾーンの違いによる影響を受けない UTC 標準時を使用してください。世界各国の編集者がデータを編集する可能性があるので、UTC を使用すれば問題が発生しません。異なるタイム ゾーン間でレプリケートする場合も UTC が推奨されます。