サービスは、ArcGIS Server の幅広い利用者が、マップ、ツール、ジオデータベースなどの GIS リソースを利用できるようにします。ArcGIS Desktop は、作業をサービスとして他の利用者と共有できるように設計されています。
サービスを公開する方法は、GIS リソースのタイプに応じて変わります。下の表は、ArcGIS Desktop で公開プロセスを開始する方法を示しています。
オプション | 操作 |
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マップ ドキュメントを公開する場合... | ...ArcMap ドキュメントを開き、メイン メニューで [ファイル] > [共有] > [サービス] の順に選択します。 |
ジオプロセシング モデルまたはツールを公開する場合 | [結果] ウィンドウでモデルまたはツールの成功した結果を選択し、右クリックしてから [共有] > [ジオプロセシング サービス] の順に選択します。 注意:バージョン 10.4 以降は、管理者のみがジオプロセシング サービスを公開できるようになりました。公開者がジオプロセシング サービスを公開できるようにする方法についてには、「ジオプロセシング サービスとサービス エクステンションの公開権限の変更」をご参照ください。 |
ジオデータベースや住所ロケーターなど、上記以外のものを公開する場合 | ArcCatalog またはカタログ ウィンドウでアイテムを参照し、右クリックして、[サービスとして共有] を選択します。 |
ここからは、3 つの選択肢があります。
サービスの公開 - 公開の準備が整ったら、サーバーに接続しサービスを公開するプロセス全体を実行できます。いつでも作業をドラフト サービスとして保存し、それに戻ることができます。
サービス定義ファイルの保存 - サービスのすべてのプロパティを設定し、公開のためにそれらを別のコンピューターに転送する場合は、サービス定義ファイルを作成して保存できます。この方法は、クラウド環境、保護された環境、サーバーをすぐに利用できない場合などに必要になることがあります。
既存のサービスの上書き - 既存のサービスを更新された GIS リソースおよび補助データで上書きする場合は、このオプションを選択します。