レイヤーが、アタッチメントを含むフィーチャクラスを参照しており、そのアタッチメント テーブルにグローバル ID が存在していません。これらのアタッチメントはモバイル サービスで編集できません。
解決策
- 編集可能にしたいアタッチメント テーブルにグローバル ID フィールドを追加します。
- ArcMap からカタログ ウィンドウを開くか、ArcCatalog を起動します。
- カタログ ツリーで、変更対象のフィーチャクラスが格納されているジオデータベースに接続します。
- アタッチメント テーブルを右クリックして、[管理] > [Global ID の追加] の順にクリックします。
- 不要です。モバイル サービスのユーザーがアタッチメントを追加または削除しない場合でも、この問題は無視できます。
追加情報
ArcGIS でアタッチメントを有効にすると、アタッチメント ファイルを格納する新しいテーブル、およびアタッチされたファイルにフィーチャを関連付ける新しいリレーションシップ クラスが作成されます。これがアタッチメント テーブルであり、このテーブルでは、モバイル サービスを通じてアタッチメントを追加または削除する場合にグローバル ID フィールドが必要とされます。
ArcGIS for Windows Mobile の編集フレームワークとジオデータベース データおよびトランザクション モデルの組み合わせにより、現場でのさまざまな編集ソリューションとワークフローが実現します。ArcGIS for Windows Mobile のフィールド編集アプリケーションを最も効果的にサポートする方法を決める際に、ジオデータベースの情報モデルとトランザクション モデルでサポートするものと、サポートしないものを慎重に検討することが重要です。
ArcGIS for Windows Mobile は、ファイルベースのジオデータベース内とマルチユーザー リレーショナル ジオデータベース内の両方でのデータ編集をサポートしています。モバイル マップには他のデータ ソースを参照するレイヤーを追加できますが、新しいフィーチャを取得したり、既存のフィーチャを更新したりする場合は、レイヤーのデータ ソースはジオデータベースに格納されたフィーチャクラスでなければなりません。
ArcGIS for Windows Mobile フィーチャクラスには、次の要件があります。
- パーソナル ジオデータベースまたはマルチユーザー エンタープライズ ジオデータベースの内部に格納する必要があります。
- フィーチャクラスに GlobalID 列が存在する必要があります。