ArcCatalog または ArcMap の [カタログ] ウィンドウを使用すると、サービス定義ファイル (*.sd) を GIS サービスとして簡単に公開できます。サービス定義のサーバーへのアップロードは、公開プロセスの一部として行われます。事前にサーバーにコピーする必要はありません。
ArcMap からサービス定義ファイルを公開するには、次の手順に従います。
- [カタログ] ツリーで、公開したいサービス定義を選択します。
- サービス定義を右クリックして、[サービスとして公開します] を選択します。
- [接続] ドロップダウン リストから、サービス定義の公開先にする ArcGIS Server を選択します。
- 必要に応じて、公開されたサービス定義をホストする GIS サーバー クラスターを選択します。
- デフォルトの [サービス名] をそのまま使用するか、新しいサービス名を入力します。120 文字を超える名前を使用することはできません。英数字およびアンダースコア (_) のみ使用することができます。
- デフォルトでは、サービス定義は、サービス定義構成で指定されたサーバー フォルダーに公開されます。サービス定義を公開するフォルダーを変更する場合は、ドロップダウン リストからフォルダーを選択するか、新しいフォルダーを作成します。
注意:
サービス定義を、ArcGIS Server の Hosted フォルダー、System フォルダー、または Utilities フォルダーで公開することはできません。System フォルダーと Utilities フォルダーは、構成済みサービス用に予約されています。Hosted フォルダーには、Portal for ArcGIS で公開されるホスト サービスが格納されます。このフォルダーは、サーバーを Portal for ArcGIS とフェデレートして、ポータルのホスティング サーバーとして構成した場合にのみ ArcGIS Server Manager に表示されます。
- ArcGIS Online にサイン インしていると、サービス定義が公開されたときに、ArcGIS Online でサービスを共有できます。共有する場合は、次の手順を実行します。
- [サービスを公開するときに ArcGIS Online に登録する] を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- ArcGIS Online でのサービスの共有方法を選択します。このオプションの詳細については、「マップ サービスのプロパティ設定」をご参照ください。
- [完了] をクリックして、サービス定義をサービスとして公開します。
注意:
公開するサービス定義のデータをサーバーにコピーする場合、公開に要する時間は、データサイズとネットワーク帯域幅によって異なります。
これで、サービスがサーバー上で実行され、ユーザーやクライアントがネットワーク経由でこのサービスにアクセスできるようになりました。サーバー管理者がサービスへの Web アクセスを許可している場合は、このサービスを Web 上でも利用できます。