サービスの作成ユーティリティを使用すると、サービスをコマンド ラインから公開することができます。サービス定義ファイル (*.sd) が必要です。
パラメーター
| パラメーター | 詳細 | 
|---|---|
-u  | ユーティリティを実行する ArcGIS Server ユーザーの名前。ユーザーには、操作を実行するための適切なレベルの権限が必要です。サイトが Web 層認証を使用するように構成されている場合、プライマリ サイト管理者のアカウントなどの組み込みユーザーを指定します。  | 
-p  | -u パラメーターで指定したユーザーのパスワード。  | 
-s  | サイトの URL。次のいずれかの形式で指定します。 
  | 
-f  | サービス定義ファイルのパス。  | 
-C  | オプション。サービスを配置するクラスター。指定しない場合は、デフォルトのクラスターが使用されます。  | 
-F  | オプション。サービスを配置する GIS サーバー フォルダー  | 
-n  | オプション。サービスの名前 (サービス定義に含まれる名前を無効にする場合)。  | 
-h  | ユーティリティのヘルプを出力します。  | 
例
次の例は、Yellowstone.sd ファイルを使用して、サーバーのルート レベルに Yellowstone という名前のサービスを作成します。
レガシー:
10.2.2 以前のバージョンでは、コマンド ラインからユーティリティを実行するときに Python ディレクトリと Python 拡張子 (* .py) を参照する必要がありましたが、 10.3 では、これが不要になりました。このような Python への依存性なしで、コマンド ラインから直接ユーティリティを実行することができます。
これらのユーティリティの実行を自動化するロジックを実装した場合は、スクリプトを更新して Python への依存性を削除する必要があります。次に例を示します。
- <ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/python
 - コマンド ライン ユーティリティの名前を参照するときの * .py 拡張子
 
正しい使用法については、次の例をご参照ください。
<ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/admin/createservice -u admin -p admin -s http://gisserver.domain.com:6080 -f /opt/data/Yellowstone/Yellowstone.sd -n Yellowstone次の例は、RegionalPlanning フォルダーに SanDiego という名前のサービスを作成します。
<ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/admin/createservice -u admin -p admin -s http://gisserver.domain.com:6080 -f /opt/data/SanDiego/SanDiego.sd -F RegionalPlanning -n SanDiego