他のアカウントとのテンプレートの共有

サイト テンプレートを作成したら、そのテンプレートを他の Amazon アカウントと共有できます。これらのアカウントの所有者はテンプレートを ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services にインポートし、そのテンプレートを使用してサイトを作成できます。

注意:

ArcGIS 10.6.1 は、ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services の最後のリリースです。

テンプレートの共有機能は、クライアントにカスタム ソリューションを作成する場合や、組織に複数の Amazon アカウントがある場合や、各参加者が自分の Amazon アカウントを使用するラボや教室を運営する場合に、役立ちます。

ライセンス:

テンプレートを操作する際、ユーザーは、ライセンスが付与されている Esri ソフトウェアをライセンス契約で規定されている範囲以外のユーザーと共有できないことに注意してください。

次の手順は、既存のテンプレートを 1 つ以上の Amazon アカウントと共有する方法を説明しています。

1. ArcGIS Server Cloud Builder on Amazon Web Services にログインして、[テンプレート] タブをクリックします。
2. リスト内の目的のテンプレートを見つけて、[権限] ボタンをクリックします。
3. [アカウントの追加] をクリックします。
4. [AWS アカウント番号] 入力ボックスに、テンプレートを共有する Amazon アカウントの識別子を入力します。
5. [AWS アカウント メール] 入力ボックスに、Amazon アカウントに関連付けられた電子メール アドレスを入力します。これは、アカウント ユーザーが AWS Management Console にログインするときに入力する電子メール アドレスです。
6. [完了] をクリックし、テンプレートを共有するアカウントが他にある場合は、上記手順を繰り返します。
7. [テンプレート] タブに戻り、テンプレート名の左側の矢印をクリックして、テンプレート情報を展開します。
8. [テンプレート ID] をコピーまたは書き留め、テンプレートを共有した Amazon アカウントの所有者に、その ID を伝えます。Amazon アカウントの所有者は、テンプレートを Cloud Builder にインポートするときに、この ID が必要になります。

   また、このテンプレートでインスタンスが使用する管理者パスワードを共有する必要もあります。テンプレートを受け取った人が、そのテンプレートを使用してサイトを作成したら、管理者パスワードを変更するように勧めてください。

テンプレートをインポートする手順を確認するには、「共有したテンプレートのインポート」をご参照ください。

テンプレートを共有した後に削除した場合、ユーザーはテンプレートを使用してサイトを作成することはできません。