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サポートされているデータベース管理システム

ここに示すデータベース管理システムまたはデータ ウェアハウス アプライアンス内のデータには、ArcGIS クライアントから接続して操作することができます。 ArcGIS Server でのデータベースの使用方法を確認するには、「データベースと ArcGIS Enterprise」をご参照ください。

各データベース管理システムは、実装方法や提供する機能という点でそれぞれ異なっています。 このため、ArcGIS の各データベース タイプを操作するときには、いくつかの注意事項やルールに注意する必要があります。 ここでは、それらについて説明します。

Dameng

空間データは、Dameng ジオメトリ タイプで格納されます。 Dameng の通常のインストールには、空間データが含まれますが、これを使用するには初期化の必要があります。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている Dameng のバージョンをご確認ください。

IBM Db2

Db2 は、オペレーティング システムのログインを使用してデータベースへの接続を認証します。 ただし、[データベース接続] ダイアログ ボックスまたは [データベース接続の作成 (Create Database Connection)] ジオプロセシング ツールから Db2 に接続する場合は、[データベース認証] オプションを指定できます。 これによりログインの特定のユーザー名とパスワードを保存できます。これはデータベース接続を ArcGIS Server に登録する場合に必要になります。

ArcGIS には、マップのフィーチャをレンダリングする一意の ID フィールドが必要です。 ArcGIS では、新しいフィーチャの作成時に一意の ID フィールドに値を挿入するためにデータベースを使用します。 Db2 z/OS は、データ タイプも、ID フィールドに値を入力するための組み込み機能も持たないため、データベース テーブルの新しい行を作成する ArcGIS ツールは、Db2 z/OS のデータベースで使用できません。 また、ArcGIS から Db2 z/OS テーブルにフィーチャを挿入することはできないため、Db2 z/OS データベースからのデータを含むフィーチャ サービスは公開できません。

アタッチメント、アーカイブ、トポロジ、同時編集用のジオデータベース バージョン、データ複製機能などの機能が必要な場合や、Db2 z/OS からのデータを含むフィーチャ サービスを公開する場合は、Db2 データベースでジオデータベースを有効化できます。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている Db2 のバージョンをご確認ください。

IBM Informix

Informix は、オペレーティング システムのログインを使用してデータベースへの接続を認証します。 ただし、[データベース コネクション] ダイアログ ボックスまたは [データベース接続の作成 (Create Database Connection)] ジオプロセシング ツールから Informix に接続する場合は、[データベース認証] オプションを指定できます。 これによりログインの特定のユーザー名とパスワードを保存できます。これはデータベース接続を ArcGIS Server に登録する場合に必要になります。

アタッチメント、アーカイブ、トポロジ、同時編集用のジオデータベース バージョン、またはデータ複製機能などの機能が必要な場合は、Informix データベースでジオデータベースを有効化できます。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている Informix のバージョンをご確認ください。

IBM Netezza Data Warehouse Appliance

IBM Netezza Data Warehouse Appliance はこのリリースでは非推奨になりました。

通常、データ ウェアハウスには大量のデータを格納します。 ArcGIS を使用して視覚化したり、解析を実行したり、Netezza にデータを公開したりするには、データのサブセットを使用します。 使用方法は、データで何をしたいかによって異なります。

  • マップ内での表示と解析のためにデータを ArcMap または ArcGIS Pro に追加する場合、クエリ レイヤーを追加して、データのサブセットのみを返すクエリ レイヤー式を定義します。
  • マップ サービスを公開するために ArcMap にデータを追加する、または登録済みのデータを参照するマップ イメージ レイヤーを公開するためにデータを ArcGIS Pro に追加する場合、データのサブセットのみを含むデータベース ビューを定義します。 データベース ビューはデータベースに格納されます。 ビューの定義には、[データベース ビューの作成 (Create Database View)] ジオプロセシング ツールまたは SQL クライアントを使用できます。
  • フィーチャ サービスを公開する、またはポータルに公開するためにデータを ArcMap に追加する場合は、[新しく追加したレイヤーを自動的に表示] オプションをオフにしてから、データをマップに追加します。 次に、[レイヤー プロパティ] を開いて、SQL を使用してデータのサブセットを定義する [フィルター設定] を作成します。 マップに表示されるデータの量を制限したら、レイヤーを表示して、公開するマップを準備します。
  • 登録済みのデータを参照するフィーチャ レイヤーを公開する、またはポータルに公開するためにデータを ArcGIS Pro に追加する場合は、[新しく追加したレイヤーを自動的に表示] オプションをオフにしてから、データをマップに追加します。 次に、SQL を使用してデータのサブセットを定義するレイヤーに対する [フィルター設定] を作成します。 マップに表示されるデータの量を制限したら、レイヤーを表示して、公開するマップを準備します。

注意:

データの追加時に自動的に表示するようにマップを設定していない限り、データのサブセットをまだ定義していない場合は、データベース接続からマップにデータを直接ドラッグ アンド ドロップしないでください。 データ ウェアハウス アプライアンスに保存されているような非常に大きなデータセットは、マップに表示されるのに非常に長い時間がかかるためです。

Netezza Data Warehouse Appliance を使用する場合には、ArcGIS 固有の制限が 2 つあります。

  • 従来の Netezza 空間タイプを使用する場合、テーブル内の空間列に「shape」という名前を付けるか、「shape」というエイリアスを作成する必要があります。

    従来の空間タイプは varchar データ タイプを使用します。したがって、「shape」列名またはエイリアスは、列がテキストではなく空間データを格納することを ArcGIS がどのように特定するかを示します。 テーブルの空間列の名前が異なっている場合は、テーブルにビューを作成し、空間列に shape という別名を付けます。

  • ArcGIS には、マップのフィーチャをレンダリングする一意の ID フィールドが必要です。 ArcMap および ArcGIS Pro では、マップに空間テーブルを追加するときに、この一意の ID フィールドを指定するように求められます。

    ArcGIS ツールは、データベースの一意の ID フィールドに新しい値を挿入しません。フィールドに値を挿入するには、データベースを使用します。 Netezza は、データ タイプも、ID フィールドに値を入力するための組み込み機能も持たないため、データベース テーブルの新しい行を作成する ArcGIS ツールは、Netezza で使用できません。 また、ArcGIS から Netezza テーブルにフィーチャを挿入することはできないため、Netezza Data Warehouse Appliance からのデータを含むフィーチャ サービスは公開できません。

その他の制限は、Netezza 自体に関連することです。

  • Netezza 空間パッケージはさまざまなデータ タイプを使用するため、クライアント アプリケーションから Netezza に接続するように Netezza ODBC ドライバーを構成する方法は、使用する空間パッケージの影響を受けます。
  • Netezza ユーザーには、Netezza Spatial にはシンプル データが格納されていることがわかっています。 したがって、ジオデータベースや別のデータベースから Netezza にシンプル データ以外のデータを貼り付けることはできません。
  • また、Netezza ユーザーは、行の合計サイズが 65,535 バイトに制限されていることを知っています。 行サイズの計算に役立つように、以下の表で、Netezza で ArcGIS が作成する Netezza のデータ タイプと、それらのデータ タイプで使用されるディスク容量を示します。

ArcGIS のフィールド タイプ作成される Netezza のデータ タイプディスク使用量

DATE

timestamp

8 バイト

DOUBLE

numeric(p,s)

デフォルトでは、p (桁数) = 38 および s (小数点以下桁数) = 8。

桁数が 9 以下 = 4 バイト

桁数が 10 ~ 18 = 8 バイト

桁数が 19 ~ 38 = 16 バイト

FLOAT

6 以下の桁数を指定すると、numeric(p,s) が作成されます。 7 ~ 15 の桁数を指定すると、double が作成されます。

numeric = 4 バイト

double = 8 バイト

GEOMETRY

従来の Netezza Spatial Package を使用する場合、可変長 character (最大 64,000) の列が作成されます。

Netezza Spatial Esri Package を使用する場合、ST_Geometry 列が作成されます。

従来の Netezza Spatial Package の場合

  • ポイント ジオメトリは、character varying として作成されます (80)。
  • 他のすべてのジオメトリのベース サイズは 64,000 バイトです。 ただし、このサイズのフィールドを作成することによって、全体の行サイズが 65,535 バイトを超える場合、より精度の低い varchar フィールドが作成されます。

    たとえば、行の他のすべてのフィールドの総サイズが 2,000 バイトの場合、ジオメトリ フィールドは character varying として作成されます (63,535)。

Netezza Spatial Esri Package の場合

  • ポイント ジオメトリは、ST_Geometry(140) として作成されます。
  • 他のすべてのジオメトリのベース サイズは 64,000 バイトです。 ただし、このサイズのフィールドを作成することによって、全体の行サイズが 65,535 バイトを超える場合、より精度の低い ST_Geometry フィールドが作成されます。

    たとえば、行の他のすべてのフィールドの総サイズが 2,000 バイトの場合、ジオメトリ フィールドは ST_Geometry(63,535) として作成されます。

備考:

フィーチャクラスにデータを挿入したときに、個々のジオメトリのサイズがフィールドのサイズを超えた場合、NULL ジオメトリが挿入されます。

たとえば、別のデータ ソースからポリゴン フィーチャクラスをコピーし、それを Netezza データベースに貼り付けた場合、ジオメトリ フィールド (最大 64,000 バイト) を含むテーブルが作成されます。 次に、テーブルにレコードを挿入します。 挿入されるジオメトリが 64,000 バイトを超えている場合、そのレコードと他のすべての属性は挿入されますが、ジオメトリ フィールドに NULL が挿入されます。

GUID

固定長 character (38)

40 バイト

LONG INTEGER

小数点以下桁数が 0 より大きい場合、numeric(p,s) が作成されます。 小数点以下桁数が 0 の場合、integer が作成されます。

integer = 4 バイト

桁数が 9 以下の numeric = 4 バイト

桁数が 10 ~ 18 の numeric = 8 バイト

桁数が 19 ~ 38 の numeric = 16 バイト

OBJECTID

integer

4 バイト

SHORT INTEGER

SMALLINT

2 バイト

TEXT

可変長 Unicode(p)

P は、テキスト フィールドに指定するフィールド長です。 デフォルト値は 50 です。

p x 4 = 使用されるバイト数

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている Netezza Data Warehouse Appliance のバージョンをご確認ください。

Microsoft SQL Server

Microsoft では、SQL Server ユーザー アカウントで任意の名前のスキーマにデータを書き込むことができますが、ArcGIS では、テーブル、ビュー、またはデータベース内のその他のオブジェクトを作成するユーザー アカウントには一意のユーザー名とスキーマ名が必要とされます。 たとえば、ArcGIS から elmer として接続して、dataowner という名前のスキーマに書き込むことはできません。

アタッチメント、アーカイブ、トポロジ、同時編集用のジオデータベース バージョン、またはデータ複製機能などの機能が必要な場合は、SQL Server データベースでジオデータベースを有効化できます。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている SQL Server のバージョンをご確認ください。

Oracle

ArcGIS は Oracle データベースで Oracle SDO_Geometry と Esri ST_Geometry 空間タイプをサポートしています。 SDO_Geometry は独立したサードパーティのインストールです。 Esri ST_Geometry タイプを使用して空間データを保存する場合、ST_Geometry シェープ ライブラリを Oracle コンピューターにコピーして、[空間タイプの作成 (Create Spatial Type)] ジオプロセシング ツールを実行して ST_Geometry タイプ、サブタイプ、関数を作成します。

アタッチメント、アーカイブ、トポロジ、同時編集用のジオデータベース バージョン、またはデータ複製機能などの機能が必要な場合は、Oracle データベースでジオデータベースを有効化できます。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている Oracle のバージョンをご確認ください。

PostgreSQL

ArcGIS は PostgreSQL データベースで PostGIS ジオメトリおよびジオグラフィ タイプと Esri ST_Geometry 空間タイプをサポートしています。 PostGIS は独立したサードパーティのインストールです。 Esri ST_Geometry タイプを使用して空間データを保存する場合、st_geometry ライブラリを PostgreSQL のインストールにコピーして、[空間タイプの作成 (Create Spatial Type)] ジオプロセシング ツールを実行して ST_Geometry タイプ、サブタイプ、ビュー、関数を作成します。

PostgreSQL では、ユーザー アカウントで任意の名前のスキーマにデータを書き込むことができますが、ArcGIS では、テーブル、ビュー、またはデータベース内のその他のオブジェクトを作成するユーザー アカウントには一意のユーザー名とスキーマ名が必要とされます。 たとえば、ArcGIS から vlad として接続して、パブリック スキーマに書き込むことはできません。

アタッチメント、アーカイブ、トポロジ、同時編集用のジオデータベース バージョン、またはデータ複製機能などの機能が必要な場合は、PostgreSQL データベースでジオデータベースを有効化できます。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている PostgreSQL および PostGIS のバージョンをご確認ください。

SAP HANA

SAP HANA を使用する際には、以下の情報に注意してください。

  • SAP HANA では、独自のインデックスとして機能する列形式のデータ格納を使用します。 そのため、SAP HANA テーブルの空間列には、検索のパフォーマンスを高めるための空間インデックスは必要ありません。
  • SAP HANA はユーザー定義のインデックスを利用しないため、SAP HANA では、テーブルに対するインデックスの管理または再構築は行われません。
  • SAP HANA にデータを読み込む場合は、そのデータが使用する空間参照が SAP HANA システム テーブルに存在する必要があります。
  • SAP HANA では、空間参照系 EPSG ID 4326 を、WGS84 の平面表現から丸い地球の表現へと再定義しました。 空間参照系 4326 を使用する SAP HANA の空間データを保存しているテーブルは、ArcGIS で正常に動作しない可能性があります。

    SAP HANA の WGS84 (EPSG ID: 4326) の丸い地球の実装には、特定のデータ タイプの操作に適さないという重要な制限事項が含まれます。 たとえば、半球の境界を超える、または半球の境界線を横切るグローバル データセットは、矛盾のある結果を返します。 ArcGIS がすべてのタイプのデータを正常に操作できるようにするために、ArcGIS を使用して作成したり読み込んだりするデータは、引き続き平面バージョンの WGS84 (EPSG ID 1000004326) 座標系を使用して保存されます。 ただし、ArcGIS では、SQL またはサードパーティ製品を使用して SAP HANA で作成された丸い地球の WGS データを読み取ることは可能です。

  • SAP HANA は、空間参照系情報を ST_SPATIAL_REFERENCE_SYSTEMS システム ビューに保存します。 SAP HANA に読み込む空間データは、NULL の空間参照を持つか、ST_SPATIAL_REFERENCE_SYSTEMS システム ビューに存在する空間参照を使用する必要があります。 読み込むデータの空間参照系がこのビューに含まれていない場合は、SAP HANA CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM ステートメントを使用して、必要な空間参照系にビューを更新します。

    ヒント:

    詳細については、SAP HANA Spatial Reference ドキュメントの「CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM」ページをご参照ください。

    SAP HANA データベースにインポートまたはコピーする空間データに空間参照が定義されていない場合、SAP HANA はデフォルトの SRID の 0 を割り当てます。これは、2 次元平面のデータに対して機能する直交空間参照系です。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている SAP HANA のバージョンをご確認ください。

Teradata Data Warehouse Appliance

ArcGIS から Teradata Data Warehouse Appliance に接続するには、ArcGIS クライアント コンピューターに、特定の順序で Teradata GSS クライアント、ICU ライブラリ、および ODBC ドライバーをインストールする必要があります。 詳細については、「Teradata への接続」をご参照ください。

ArcGIS 10.7.1 でサポートされている Teradata Data Warehouse Appliance とクライアント ライブラリのバージョンをご確認ください。

ArcGIS で Teradata Data Warehouse Appliance を使用するためのガイドラインを以下のリストに示します。

  • テーブル内の空間列に「shape」という名前を付けるか、ビュー内で「shape」というエイリアスを作成する必要があります。

    Teradata ST_Geometry の基礎となる格納タイプは、CLOB です。そのため、列に空間データが格納されていることを ArcGIS が識別できるように、「shape」という列名または列のエイリアスを作成する必要があります。

  • ArcGIS クライアントから Teradataテーブルを追加するとき、ArcGIS は常にユーザー独自のデータベースにテーブルを作成します。 ArcGIS は、ユーザー独自のデータベース以外のデータベースにテーブルを作成する処理はサポートしていません。 (ユーザーとデータベースは同じ名前である必要があります)。ArcGIS の外部に追加されたテーブルは、このルールに従う必要はありません。ArcGIS から Teradata に接続されたユーザーは、データを引き続き表示および公開できます。 編集可能なフィーチャ サービスを公開する場合、ユーザーはデータを編集できます。
  • Teradata ST_Geometry 列に空間インデックスを作成して維持するには、Teradata から提供されるテッセレーション関数を使用する必要があります。

    Teradata では、定義済みの対象領域を含むテッセレーション空間インデックスを使用します。 そのため、拡大、縮小、画面移動など、動的な入力に基づく ArcGIS の空間処理では、テッセレーション インデックスを使用することはできません。 しかし、クエリ レイヤーを定義する SQL ステートメントが明示的にテッセレーション インデックスを使用し、対象領域に基づいてデータのサブセットを検索する場合は、テッセレーション インデックスをクエリ レイヤーで使用できます。

  • ArcGIS には、マップのフィーチャをレンダリングしたり Web サービスを公開したりするために、一意の ID フィールドが必要です。 ArcMap では、マップに空間テーブルを追加するとき、この一意の ID フィールドを指定するよう求められます。ArcMap および ArcGIS Pro では、マップに空間テーブルを追加するときに、この一意の ID フィールドを指定するように求められます。

    ArcGIS ツールは、データベースの一意の ID フィールドに新しい値を挿入しません。フィールドに値を挿入するには、データベースを使用します。 Teradata は、データ タイプも、ID フィールドに値を入力するための組み込み機能も持たないため、データベース テーブルの新しい行を作成する ArcGIS ツールは、Teradata で使用できません。

  • Teradata ユーザーであればわかるように、Teradata 14.x ST_Geometry は 2 次元空間データのみをサポートします。そのため、Z 座標または M 座標を含む空間データを Teradata 14.x に貼り付けることはできません。 Teradata 15.0 ST_Geometry は Z 座標をサポートしていますが、M 座標はサポートしていません。そのため、M 座標を含む空間データを Teradata 15.0 に貼り付けることはできません。
  • 多くの場合、Teradata Data Warehouse Appliance には大量のデータが格納されます。 視覚化したり、解析を実行したり、ArcGIS クライアントからデータを公開したりするには、データのサブセットを使用します。 使用方法は、データで何をしたいかによって異なります。

    • マップ内での表示と解析のためにデータを ArcMap または ArcGIS Pro に追加する場合、クエリ レイヤーを追加して、データのサブセットのみを返すクエリ レイヤー式を定義します。
    • マップ サービスを公開するために ArcMap にデータを追加する、または登録済みのデータを参照するマップ イメージ レイヤーを公開するためにデータを ArcGIS Pro に追加する場合、データのサブセットのみを含むデータベース ビューを定義します。 データベース ビューはデータベースに格納されます。 ビューの定義には、[データベース ビューの作成 (Create Database View)] ジオプロセシング ツールまたは SQL クライアントを使用できます。
    • フィーチャ サービスを公開する、またはポータルに公開するためにデータを ArcMap に追加する場合は、[新しく追加したレイヤーを自動的に表示] オプションをオフにしてから、データをマップに追加します。 次に、[レイヤー プロパティ] を開いて、SQL を使用してデータのサブセットを定義する [フィルター設定] を作成します。 マップに表示されるデータの量を制限したら、レイヤーを表示して、公開するマップを準備します。
    • 登録済みのデータを参照するフィーチャ レイヤーを公開する、またはポータルに公開するためにデータを ArcGIS Pro に追加する場合は、[新しく追加したレイヤーを自動的に表示] オプションをオフにしてから、データをマップに追加します。 次に、SQL を使用してデータのサブセットを定義するレイヤーに対する [フィルター設定] を作成します。 マップに表示されるデータの量を制限したら、レイヤーを表示して、公開するマップを準備します。

    注意:

    データの追加時に自動的に表示するようにマップを設定していない限り、データのサブセットをまだ定義していない場合は、データベース接続からマップにデータを直接ドラッグ アンド ドロップしないでください。 データ ウェアハウス アプライアンスに保存されているような非常に大きなデータセットは、マップに表示されるのに非常に長い時間がかかるためです。

  • ArcGIS を使用してフィーチャクラスを Teradata データベースに追加した場合、そのフィーチャクラスに対して指定した空間参照が Teradata システム テーブル内に存在しなければ、ArcGIS は、Teradata SPATIAL_REF_SYS テーブルと (結果的に) GEOMETRY_COLUMNS テーブルにレコードを追加します。

    これによって、デフォルトで Teradata で提供される空間参照よりも多くの空間参照を使用できるようになります。 ただし、Teradata のメジャー リリースにアップグレードすると、これらのテーブルが削除され、デフォルトの値のみを使用して再作成される場合があります。

    Teradata をアップグレードする前に、使用しているデータベースを必ずバックアップしてください。 Teradata のアップグレード後、必要な場合にテーブルを復元できるように、それらのテーブルのレコードを必ずバックアップに含めてください。 データベースのアップグレード操作を行う際に、以下の一般的な手順に従って SPATIAL_REF_SYS レコードと GEOMETRY_COLUMNS レコードをバックアップおよび復元できます。

    1. データベースのバックアップを作成します。
    2. SPATIAL_REF_SYS テーブルと GEOMETRY_COLUMNS テーブルのコピーを作成するデータベースに接続します。

      この例では、データベース名は mybackupdb です。

      database mybackupdb;

    3. テーブルのバックアップ コピーを作成します。

      この例では、コピー元のテーブルは sysspatial データベース内にあります。

      CREATE TABLE mybackupdb.spatial_ref_sys 
        AS sysspatial.spatial_ref_sys WITH DATA;
      
      CREATE TABLE mybackupdb.geometry_columns 
        AS sysspatial.geometry_columns WITH DATA;

    4. Teradata ソース データベースをアップグレードします。
    5. テーブルのコピー先のデータベースに接続します。
    6. テーブルを、アップグレード済みのデータベースに復元します。

      --Restore the geometry columns table.
      INSERT INTO sysspatial.geometry_columns 
        SELECT * FROM mybackupdb.geometry_columns;
      
      --Restore the spatial_ref_sys table.
      INSERT INTO sysspatial.spatial_ref_sys 
        SELECT * FROM mybackupdb.spatial_ref_sys 
        MINUS 
          SELECT * FROM sysspatial.spatial_ref_sys;

    7. テーブルの内容が復元されたら、そのテーブルのバックアップ コピーを削除できます。

      DROP TABLE mybackupdb.spatial_ref_sys;
      
      DROP TABLE mybackupdb.geometry_columns;

    8. 必要に応じて、これらのテーブルに対する権限を、データベースにデータを作成するユーザーに再度付与してください。

サービスとしてのクラウドベースのデータベース

ArcGIS は、次のクラウドベースのデータベース サービスをサポートしています。

  • Microsoft Azure SQL Database
  • Microsoft Azure Database for PostgreSQL
  • Amazon Aurora PostgreSQL
  • Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQL
  • Amazon RDS for SQL Server

ArcGIS クライアントは、常に同じクラウド上の、クラウド データベースと同じ場所 (リージョン) に配置します。

ヒント:

EsriArcGIS Enterprise および ArcGIS Pro を含む Microsoft Azure および Amazon Web Services (AWS) のイメージを提供します。 詳細については、「Microsoft AzureArcGIS Enterprise」および「AWSArcGIS Enterprise」をご参照ください。