スカラーとは、ディスク上のデータセット以外のものすべて (String、Boolean、Double、その他) を指します。
名前と説明
パラメーターに意味のある名前と説明を与えると、クライアントがパラメーターを理解して適切な値を指定するのに役立ちます。デフォルトでは、[サービス エディター] はツールのアイテム説明からパラメーターの説明をコピーします。
タイプ
パラメーター タイプは、クライアントがタスクを正常に実行するために値を指定する必要があるかどうかを定義します。[サービス エディター] では、オプション パラメーターを必須パラメーターに変更することしかできません。必須パラメーターをオプション パラメーターに変更するには、[サービス エディター] を終了し、ツールのプロパティを編集してからツールを再実行して、新しい結果を作成する必要があります。
入力モード
ユーザー定義値
このモードで、クライアントは独自の値をタスク パラメーターに入力します。この入力モードは、値リストが事前定義されているパラメーターには利用できません。下の図は、タスクとして公開された [バッファー (Buffer)] ツールを示しています。[サイド タイプ] パラメーターには定義済み文字列リスト (FULL、LEFT、および RIGHT) があります。選択肢は事前定義のものであるため、[ユーザー定義値] 入力モードを利用することはできません。
デフォルト値
このデフォルト値は、結果の作成に使用されるツール パラメーターの値です。クライアントがパラメーター値の指定に失敗した場合、タスクはデフォルト値を使用して実行されます。ツール パラメーターが複数の値を受け入れる場合、各値をセミコロンで区切った値のリストをデフォルト値とすることができます。
備考:
デフォルト値は [サービス エディター] では変更できません。値を変更するには、[サービス エディター] を終了して、デフォルト値とする値を使用した新しい結果を作成します。
選択リスト
クライアントに対して、1 つ (またはそれ以上の) 定義済みの値を入力として選択させる必要がある場合は、[選択リスト] 入力モードを使用します。値のリストは、ツール パラメーターから設定されます。クライアントが入力として選択できる値の横にあるボックスをオンにします。
[選択リスト] 入力モードが利用可能になるのは、ツール パラメーターを使用して選択できる場合だけです。上の図に示す [バッファー (Buffer)] タスクの例では、[選択リスト] 入力モードが利用可能になる理由は、[サイド タイプ] パラメーターに定義済みの値のリスト (FULL、LEFT、および RIGHT) があるためです。
ジオプロセシング ツールの多くは、その文字列パラメーター用の選択リスト (別称: 値のリスト フィルター) を定義します。文字列変数用のユーザー独自の選択リストを作成するには、値のリスト フィルターを使用します。
デフォルト値
このデフォルト値は、結果の作成に使用されるツール パラメーターの値です。クライアントがパラメーター値の指定に失敗した場合、タスクはデフォルト値を使用して実行されます。ツール パラメーターが複数の値を受け入れる場合、各値をセミコロンで区切った値のリストをデフォルト値とすることができます。[デフォルト レイヤーのみを使用] オプションを設定すると、結果を作成したときに使用された値に制限できます。
備考:
デフォルト値は [サービス エディター] では変更できません。値を変更するには、[サービス エディター] を終了して、デフォルト値とする値を使用した新しい結果を作成します。
定数値
タスク パラメーターを定数値に変更する場合、[定数値] モードを使用します。
- [定数値] に使用される値は常に、結果の作成に使用されるパラメーター値です。この値を変更するには、望ましい値で新しい結果を作成して、新しい結果を公開する必要があります。
- [定数値] の入力モードが指定されたパラメーターに対しては、値をクライアントが変更できないので、公開済みタスク内のタスク パラメーターになりません。