Skip To Content

Amazon VPC と ArcGIS Enterprise

この ArcGIS 10.8 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

Amazon Virtual Private Cloud (VPC) を利用すると、クラウド内でプライベート ネットワークとして機能できる Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスのサブネットを作成できます。この VPC サブネットは、クラウド内で独立して使用したり、VPN (仮想プライベート ネットワーク) 接続と一緒に使用して組織の内部ネットワークを拡張したりできます。

VPCArcGIS Enterprise の配置前に作成する必要があります。VPC を作成するには、次のいずれかを使用します。

VPC を作成する Esri サンプル CloudFormation テンプレートは 2 つあり、それぞれ異なるネットワーク アーキテクチャを使用します。最も一般的なアーキテクチャは、インターネットに直接アクセスできる VPC ネットワークです。これらのネットワークへのアクセス権限は、セキュリティ グループで制御できます。もう 1 つのアーキテクチャでは、Elastic Load Balancer 経由でのみインターネットにアクセスできるサブネットに ArcGIS Enterprise を配置します。このような種類のアーキテクチャは、一般的に DMZ ネットワーク アーキテクチャと呼ばれています。このアーキテクチャは、ネットワークについての十分な理解を必要としますが、分離性とセキュリティの面でメリットがあります。

ArcGIS Enterprise を配置する前に、DMZ ネットワーク アーキテクチャ タイプの VPC を作成する必要があります。現在、このような種類の VPC は、CloudFormation テンプレートを使用してのみ作成できます。詳細については、「DMZ ネットワーク アーキテクチャでの可用性の高い ArcGIS Enterprise 基本配置の作成」および「DMZ ネットワーク アーキテクチャでの可用性の高い ArcGIS Server サイトの作成」をご参照ください。

ヒント:

EC2 インスタンスが VPC エンドポイントにあれば、このインスタンスが読み書きできるのは、その配置先である Amazon Simple Storage Service (S3) リージョンの AWS バケットに限られます。webgisdr ツールを使って ArcGIS Enterprise 配置をバックアップし、S3 インスタンス リージョン以外のリージョン内にある EC2 バケットに格納したい場合は、VPC インスタンスに関連づけられた EC2 エンドポイントを削除してください。