ArcGIS Server サイトがクラウドで稼働している場合は、クラウド プラットフォームに固有のストレージを利用して、マップおよびイメージ サービス キャッシュを格納できます。
サイトが、対応するクラウド プラットフォームに配置されている場合は、クラウド ストアを登録して、マップおよびイメージ サービス キャッシュのキャッシュ ディレクトリとして使用できます。たとえば、Microsoft Azure サイトおよび ArcGIS GIS Server サイトが ArcGIS Image Server に配置されている場合は、Microsoft Azure Blob Storage コンテナーをクラウド ストアとして登録できます。
次のクラウド ストレージ オプションがサポートされています。
- Amazon Simple Storage Service (S3)
- Microsoft Azure Blob Storage
- Alibaba Cloud Object Storage Service (OSS)
クラウド ストアは、ArcGIS Server サイトと同じリージョンに配置する必要があります。
クラウド ストアでのキャッシュの作成および削除のほか、キャッシュのエクスポート、インポート、およびオフライン設定を行うことができます。
現在、マップまたはイメージ キャッシュがクラウド ストアにある場合、以下はサポートされていません。
- [マップ サービス キャッシュ ステータスの管理 (Manage Map Server Cache Status)] ジオプロセシング ツール
- [マップ キャッシュの格納形式を変換 (Convert Map Cache Storage Format)] ジオプロセシング ツール
- [マップ サービス キャッシュ格納形式のアップグレード (Upgrade Map Server Cache Storage Format)] ジオプロセシング ツール
- オンデマンド キャッシュの有効化