At 10.9.1 では、ArcGIS Server のインストール時、または ArcGIS Server のアップグレード時に、ArcMap Runtime Support を無効化できます。 また、インストール後に下記の手順に従って、ArcMap Runtime Support を有効化/無効化することもできます。 ArcMap Runtime Support 機能を無効化すると、システムから Python 2.x が削除されます。この機能を有効化すると、Python 2.x がインストールされます。 ArcMap Runtime Support を無効化する理由の詳細については、「セキュリティのベスト プラクティス」をご参照ください。
ArcMap Runtime Support の無効化
インストール後に、ArcGIS Server 10.9.1 インストールの ./Support フォルダーにある modify_AMRS.sh スクリプトを使用して、ArcMap Runtime Support を無効化し、Python 2.x を削除できます。 ArcMap Runtime Support 機能を削除するには、-r または --remove オプションを使用します。
注意:
このスクリプトを実行すると、ArcGIS Server が停止して再起動します。
<ArcGIS Server installation directory>/Support/modify_AMRS.sh -r
ArcMap Runtime Support の有効化
ArcGIS Server 10.9.1 インストールの ./Support フォルダーにある modify_AMRS.sh スクリプトを使用して、ArcMap Runtime Support を有効化し、Python 2.x をインストールできます。 ArcMap Runtime Support 機能を有効化するには、-a または --add オプションを使用します。
注意:
ArcGIS Server 10.9.1 の初回インストール時に ArcMap Runtime Support 機能を無効化した場合、スクリプトを使用してこの機能を有効化することはできません。 スクリプトを使用してこの機能を有効化できるのは、この機能がスクリプト使用して無効化されている場合に限られます。 初回インストール時に ArcMap Runtime Support 機能が無効化された場合は、ArcGIS Server 10.9.1 をアンインストールしてから再インストールし、インストール中に ArcMap Runtime Support 機能を有効化する必要があります。
このスクリプトを実行すると、ArcGIS Server が停止して再起動します。
<ArcGIS Server installation directory>/Support/modify_AMRS.sh -a