カスタム ジオプロセシング関数ツールを作成すると、ArcObjects コンポーネントを使用することによって、ArcGIS ジオプロセシング フレームワークが拡大します。 カスタム関数ツールの作成には、ArcObjects SDK for Java または ArcObjects .SDK for the Microsoft .NET Framework を使用します。 作成するカスタム ツールは ArcGIS と統合して、標準の ArcGIS ジオプロセシング ツールと同様に動作させることができます。 ArcToolbox からカスタム ジオプロセシング ツールを開いて実行し、スクリプト ツールまたは ModelBuilder でこれを使用して、他のジオプロセシング ツールと連結することができます。
詳細については、「ArcObjects SDK for Java を使用した関数ツールの作成」をご参照ください。
注意:
Java で構築されたカスタム ジオプロセシング関数ツールの共有は ArcMap でのみサポートされ、ArcGIS Pro ではサポートされていません。
サーバー上でカスタム関数ツールを持つモデルまたはスクリプトをジオプロセシング サービスとして共有する場合、カスタム ツールを ArcGIS Server に導入 (登録) する必要があります。 カスタム Java 関数ツールを ArcGIS Server に導入するには、以下の手順に従います。
- カスタム関数ツールの JAR ファイルを <ArcGIS Server インストール ディレクトリ>\usr\lib\ext フォルダーにコピーします。
- ArcGIS Desktop からまたは ArcGIS Manager を介して、他のジオプロセシング ツールおよびモデルの場合と同じ方法で、カスタム ツールを持つモデルまたはスクリプト ツールを公開します。
- ジオプロセシング サービスとしてツールを公開することに慣れていない場合は、「ジオプロセシング サービスの公開のクイック ツアー」をご参照ください。
サーバー環境がクラスター化されている場合、クラスター内のすべてのコンピューターに JAR ファイルを導入する必要があります。