arcgis-vpc.template.json テンプレートは、2 つのパブリック サブネットを含む Amazon Virtual Private Cloud (VPC) をプロビジョニングします。 下図のように VPC を設定します。
ライセンス:
図内の特定のアイコンは、Amazon Web Services の許可を得て使用されています。
前提条件
CloudFormation テンプレートを実行する前に取得する必要があるアイテム (ファイル、アカウントなど) や、実行する必要があるタスクごとに、前提条件がグループ化されています。
必須アイテム
このテンプレートを実行する前に、次のアイテムが必要です。
- Amazon Web Services アカウント。
アカウントを使用して、CloudFormation、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)、Amazon Virtual Private Cloud (VPC)、Amazon Simple Storage Service (S3)、Systems Manager、Amazon CloudWatch、Lambda、AWS Identity and Access Management (IAM)、Amazon DynamoDB、Secrets Manager、AWS Certificate Manager、Amazon Relational Database Service (RDS) などの基本的な AWS サービスにアクセスできる必要があります。
- CloudFormation テンプレート。
arcgis-vpc.template.json テンプレートのローカル コピーを開き、保存します。
必須タスク
このテンプレートを実行する前に、次のタスクを実行する必要があります。
この VPC を作成するリージョンの仮想プライベート クラウドの数が、そのリージョンで許可されている数を超過していないことを確認します。 デフォルト数は、1 リージョンあたり 5 つですが、AWS にリクエストを送信することでこの上限を引き上げられます。
パラメーター
この CloudFormation テンプレートで使用されるパラメーターの説明については、次の表をご参照ください。 表はパラメーターのタイプ別に分けられています。
VPC Configuration
パラメーター名 | 必須 | パラメーターの説明 |
---|---|---|
Availability Zones | 必須 | VPC およびサブネットに対し、アベイラビリティ ゾーンを 2 つ選択します。 |
VPC CIDR | オプション | VPC に対し、IP アドレスの CIDR (Classless Inter-Domain Routing) ブロックを指定します。 デフォルトは 10.0.0.0/16 です。 |
Public Subnet Configuration
パラメーター名 | 必須 | パラメーターの説明 |
---|---|---|
Public Subnet 1 CIDR | オプション | CIDR 範囲の最初のパブリック サブネットを指定します。 デフォルトは 10.0.0.0/24 です。 |
Public Subnet 2 CIDR | オプション | CIDR 範囲の 2 つ目のパブリック サブネットを指定します。 デフォルトは 10.0.1.0/24 です。 |
出力
スタックの作成が成功した場合は、AWS Management Console の CloudFormation スタックの [Outputs (出力)] タブに、次の出力パラメーターが表示されます。
出力名 | 出力の説明 |
---|---|
VPCId | 配置を作成する VPC の ID。 ArcGIS スタックを起動するときに、この ID を選択します。 |
PublicSubnet1Id | パブリック サブネット 1 の ID。Esri CloudFormation テンプレートを使用して、この VPC に ArcGIS 配置を作成するときに選択できます。 |
PublicSubnet2Id | パブリック サブネット 2 の ID。Esri CloudFormation テンプレートを使用して、この VPC に高可用性 ArcGIS 配置またはエンタープライズ ジオデータベースを作成するときに選択できます。 |