Web またはホスト Web レイヤーから追加するサービスは、セキュリティで保護されている可能性があります。 これらのサービスまたはレイヤーを含むマップまたはアプリケーションに接続するユーザーは、それらを使用するための権限が必要です。 アクセスの問題を回避するために、セキュリティ上保護されたサービスをアイテムとしてポータルに追加し、組織内の特定のグループにサービス アイテムへのアクセス権を付与することができます。これらのサービス アイテムの URL はお使いのマップとアプリケーションで使用できます。
外部組織からのサーバー証明書のインポート
セキュリティ保護されたサービスに接続するには、サービスの提供元である外部組織からサーバー証明書を信頼するように、ポータルを構成する必要があります。 たとえば、外部 ArcGIS Server サイトからセキュリティ保護されたサービスを追加するには、サイトが使用している証明書をポータルにインポートする必要があります。 これにより、サイトとポータルの間に信頼関係が確立され、サービスにアクセスできます。
ポータルへのサービスの追加
セキュリティ保護されたサービスまたは Web レイヤーをポータルに追加します。 求められたら、サービスへの接続に必要な認証情報を保存します。
- サイン インしていることと、アイテムを作成する権限を持っていることを確認します。
- コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブを開き、[アイテムの追加] をクリックします。
[アイテムの追加] ウィンドウが開きます。
- [URL から] を選択します。
- アイテム タイプとして [ArcGIS Server Web サービス] を選択します。
- [URL] フィールドに、セキュアなサービスの REST URL を入力します。
サービスがセキュアな場合、URL の下に [セキュアなサービスが検出されました。] というテキストが表示されます。
- 求められたら、サービスへのアクセス権のあるアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。 [サービスのアイテムと一緒に認証情報を保存します。 認証のプロンプトは表示されません。] をオンにします。
- アイテムのタグを入力または選択します。
- [アイテムの追加] をクリックします。
そのサービスがアイテムとしてコンテンツ ページに追加されます。
ポータルに追加したいセキュアなサービスごとに、これらの手順を繰り返します。
グループでのサービスの共有
前述したように、サービス アイテムをグループで共有し、セキュアなサービスへのアクセスを許可した組織のメンバーのみが、そのグループのメンバーになれるようにする場合、グループを作成する必要があります。
- コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブで、セキュアなサービス アイテムのタイトルの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [共有] をクリックします。
[共有] ウィンドウが表示されます。
- サービス アイテムを共有するグループの横にあるチェックボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
サービスが [グループ] で共有されていることが、コンテンツ ページに示されます。
セキュアなサービスを含むマップ内でのサービス アイテムの REST URL の使用
セキュアなサービスの URL の代わりにサービス アイテムの REST URL をマップまたはアプリケーションで使用すると、そのマップまたはアプリケーションに接続するユーザーは、どのサービスに接続する場合にも、認証情報を提示しなくてもよくなります。