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ArcGIS Server と ArcPy

この ArcGIS 10.9 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

ArcGIS には、Python によるデータ ストア アイテムの管理とサービス定義の公開に使用できる ArcPy サイト パッケージが用意されています。 ArcPy では、Python を使用して ArcGIS Server コンピューターからジオプロセシング ツールを実行することもできます。

ArcPy は、ArcGIS REST API のサーバー管理操作を補足します。 たとえば、ArcPy を使用すると、マップ ドキュメントをサービス定義に変換してサーバーにアップロードしたり、マップ ドキュメント内のレイヤーのパスを変更したり、レイヤーをさらに追加してサービスを公開したりすることができます。

ArcGIS Server では次の用途で ArcPy を使用できます。

  • データベースとフォルダーを ArcGIS Server に登録します。
  • マップ ドキュメントを解析し、サービス定義の作成に使用します。
  • 画像またはジオプロセシング モデルの結果を解析し、サービス定義の作成に使用します。
  • ArcGIS Server サービスとしてサービス定義を公開します。
  • フォルダー内のすべてのサービス定義を ArcGIS Server に公開します。

ヒント:

ArcGIS Server コンピューター上の Python のインストール先は <arcgis_server_installation_directory>/arcgis/server/tools/python です。

ドキュメントのこのセクションには、ArcGIS Server でさまざまなタスクを実行する ArcPy コードの例が多数用意されています。

ArcGIS Server 10.9 以降、パッケージのバージョンが競合していない限り、ArcPy を既存の Python 3 環境に追加できます。 ArcPy を追加するには、conda を使用して、Anaconda Cloud 上の Esri チャネルから ArcPy をインストールします。 conda プロンプトから、適切なリリース番号を使用して次のコマンドを実行します。

conda install arcpy-server=10.9 -c esri