ワークグループ ジオデータベースの利用によって、小規模な組織は、複数の編集者によるアクセスが可能なジオデータベースのデータを管理し、公開者がデータを ArcGIS Desktop からワークグループの ArcGIS Server サイトに公開することでそのデータから Web サービスを作成できるようにすることができます。
ワークグループ ジオデータベースはデータベース サーバー上で実行されます。 ArcMap では、「データベース サーバー」はジオデータベースを格納するように構成された Microsoft SQL Server Express のインスタンスを意味します。
ワークグループ ジオデータベースを使用するには、以下が必要です。
- ArcGIS Enterprise Workgroup エディションまたは ArcGIS Server Basic レベル、Workgroup エディション ライセンス。
- ArcMap (ArcGIS Desktop Standard または Advanced)。 ArcMap 10.8 または 10.8.1 を使用します。
- ワークグループ ジオデータベースを格納するために有効化された SQL Server Express インスタンス。 このインスタンスはワークグループの ArcGIS Server サイトと同じコンピューター上にインストールする必要があります。
インストール後は、データベース サーバーとワークグループの管理はすべて ArcMap および ArcCatalog を介して実施されます。 ワークグループ ジオデータベースの構成および管理の詳細については、「ArcMap ヘルプのデータベース サーバー ヘルプ ページ」をご参照ください。