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Server Manager でのサービスの移行

ArcGIS Server サイトを 11.0 以降にアップグレードしたら、ArcMap サービス ランタイムを使用するすべてのサービスを移行、再公開、または削除する必要があります。 ArcGIS Server では ArcMap サービス ランタイムのサポートが終了しており、ArcMap サービス ランタイムを使用するサービスは使用できません。 新しく公開されたサービスとアップグレードされたサーバー サイトの既存のサービスでは、ArcGIS Pro サービス ランタイムを使用するサービスだけがサポートされる予定です。

サービスの移行または再公開の詳細

ArcGIS Server Manager[ランタイムの編集] 操作を使用して、対象となっている ArcMap サービスを ArcGIS Pro サービス ランタイムに移行することができます。 [ランタイムの編集] 操作を実行しても、サービスのコンテンツや設定は変更されません。

[ランタイムの編集] 操作は、一度に 1 つのサービスに対して実行されます。 次の条件が適用されます。

  • サービスは ArcMap から公開されている必要があります (最初に ArcGIS Pro から公開されたサービスは ArcMap サービス ランタイムに移行することができません)。
  • サービスは ArcGIS Server の専用インスタンスを使用している必要があります。 ArcGIS Server Manager で移行されたすべてのサービスは、移行後も引き続き ArcGIS Server の専用インスタンスを使用します。
  • マップ サービスを移行する場合は、そのサービスで [スケマティック] ケーパビリティが有効になっていてはなりません。
  • サービスでカスタム サーバー オブジェクト エクステンション (SOE) およびサーバー オブジェクト インターセプター (SOI) が有効になっていてはなりません。
  • サービスのソース データは、z オペレーティング システム (z/OS) 向けの IBM Db2 にも IBM Informix にも格納することができません。

この操作を使用してサービスのランタイムを移行したら、そのサービスを十分にテストする必要があります。 正常に動作していない場合は、ArcGIS Pro からサービスを再公開する必要があります。

ヒント:

複数のサービスをまとめて移行したい場合は、UpdateArcMapServices コマンド ライン ツールを使用します。

サービスを ArcGIS Pro サービス ランタイムに移行

ArcGIS Server Manager[ランタイムの編集] 操作を使用して、マップ、画像、またはジオデータ サービスを ArcGIS Pro サービス ランタイムに移行する手順を次に示します。

  1. 管理者または移行するサービスの所有者として ArcGIS Server Manager にサイン インします。
  2. 移行するサービスを探し、[編集] ボタン 編集 をクリックします。

    サービスが ArcMap サービス ランタイムを使用する場合、サービスを移行するよう指示する警告メッセージが表示されます。

    サービス ランタイムは、サービスの編集時に [一般] タブにも示されます。

    ArcGIS Server Manager でマップ サービスを編集する際の [一般] タブの [サービス ランタイム] セクション

  3. マップ サービスを移行する前に、[ケーパビリティ] タブをクリックして、そのマップ サービスで有効になっているケーパビリティを確認します。

    次のケーパビリティを含むサービスを移行できます。

    • WCS
    • WFS
    • ネットワーク解析
    • KML
    • WMS
    • フィーチャ アクセス

  4. マップ サービスに [スケマティック] ケーパビリティが含まれているか、そのサービスでカスタム SOE または SOI が有効になっている場合は、それぞれの横にあるチェックボックスをオフにすることで無効にして、そのサービスを移行の対象にした後、[保存して再起動] をクリックします。

    注意:

    スケマティックを無効にすると、そのサービスをスケマティック ワークフローで使用できなくなります。 同様に、カスタム SOE または SOI を無効にすると、その SOE または SOI を ArcGIS Enterprise SDK に移行して、サービスにもう一度追加するまで、そのサービスのユーザーはカスタム機能を使用できなくなります。 これらの機能を無効にする前に、これらの機能を利用しているユーザーがいないことを確認します。

    このセッションの実行中に該当するサービスの設定に変更を加えた場合は、そのサービスを移行する前に、変更内容を保存しておく必要があります。 サービスの設定に加えられた変更のうち、保存されていない変更はすべて失われます。

  5. サービスが再起動したら、[一般] タブの [サービス ランタイム] セクションで [ランタイムの編集] ボタン 編集 をクリックします。

    [サービス ランタイム] セクションの編集ボタンをクリックし、移行を開始します。

    [ランタイムの編集] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. このダイアログ ボックスで [ArcGIS Pro] オプションを選択し、[適用] をクリックして移行操作を開始します。

    移行する前にサービスが実行されていた場合は、移行が完了した時点で、そのサービスが再起動します。 [サービス ランタイム] セクションのランタイムの表示が [ArcGIS Pro] に変わります。 移行する前にサービスが実行されていなかった場合は、そのサービスを起動する必要があります。

  7. サービスがお使いのアプリケーションで正常に動作することを確認します。 機能上の問題が見つかった場合は、ArcGIS Pro からサービスを再公開します。

必要な場合は、カスタム SOE または SOI を ArcObjects SDK から ArcGIS Enterprise SDK に移行して、ArcGIS Pro ランタイム サービスにもう一度追加します。 詳細については、ブログ投稿「ArcObjects SOE および SOI を ArcGIS Enterprise SDK に移行」をご参照ください。