ArcGIS Server サイトに、ArcGIS Server Services Directory で表示する必要がなくなったサービスが含まれている場合は、サービスの構成に deprecated プロパティを追加して、これらのサービスを非表示にすることができます。これらのサービスには、ArcGIS Server Administrator Directory からアクセスできます。
Services Directory でサービスを非表示にすると、ユーザーがそのサービスの URL を見つけることができなくなります。URL を認識している既存のユーザーとアプリケーションは、その URL のサービスが削除されるまで、そのサービスを使用することができます。ArcGIS Server Services Directory で非表示になるようにサービスを指定しても、ArcGIS Server Manager でそのサービスが非表示になるわけではありません。ArcGIS Server Manager にはサービスが常に表示されます。
ヒント:
サービスを非表示にする場合は、後で参照するためにそのサービスの URL を記録しておくと便利です。また、ArcGIS Server Manager を使ってサービスの URL を取得することもできます。
- Web ブラウザーで ArcGIS Server Administrator Directory にログインします。URL の形式は、https://gisserver.domain.com:6443/arcgis/admin です。
- [services] をクリックします。
- 非表示にするサービスの名前をクリックします。サービスがフォルダーに入っている場合は、そのフォルダーの名前をクリックし、リストからサービスを選択します。
- [Service - <サービス名> (サービス タイプ)] ページで下までスクロールし、[edit] をクリックします。
- サービスの構成の最初の行に "deprecated": "true", を追加します。次に例を示します。
{ "deprecated": "true", "serviceName": "FireHydrants", "type": "MapServer", ...
- [編集の保存] をクリックします。
サービスが再起動されます。
- サービスが再起動されたら、ArcGIS Server Services Directory にログインして、そのサービスがリストに表示されなくなったことを確認します。URL の形式は、https://gisserver.domain.com:6443/arcgis/rest/services です。
サービスは ArcGIS Server Services Directory に表示されなくなりました。非表示のサービスを表示するには、上記の手順を繰り返して、サービスの構成に "deprecated": "false", を指定します。