キャッシュの格納形式の変換ユーティリティを使用すると、マップ キャッシュの格納形式をコマンド ラインから変更できます。 元のキャッシュがエクスプロード形式で格納されている場合は、コンパクト形式に変換されます。 元のキャッシュがコンパクト形式で格納されている場合は、エクスプロード形式に変換されます。
「ArcGIS Server Manager でのサービス キャッシュ プロパティの編集」をご参照ください。
パラメーター
パラメーター | Details |
---|---|
-u | ユーティリティを実行する ArcGIS Server ユーザーの名前。 ユーザーには、操作を実行するための適切なレベルの権限が必要です。 サイトが Web 層認証を使用するように構成されている場合、プライマリ サイト管理者のアカウントなどの組み込みユーザーを指定します。 |
-p | -u パラメーターで指定するユーザーのパスワード。 |
-s | サイトの URL。次のいずれかの形式で指定します。
|
-n | キャッシュ形式を変換するサービスの名前。 <サービス名>:<サービスの種類> の構文で指定します。 |
-i | ジョブで使用する ArcGIS Server の CachingTools サービスのインスタンスの数。 「キャッシュを作成するためのサーバー リソースの割り当て」をご参照ください。 |
-h | ユーティリティのヘルプを出力します。 |
--ignoressl | SSL 証明書の確認を無効にするオプション パラメーター。 |
例
次の例は、SanDiego という名前のマップ サービスの格納形式を変換します。
レガシー:
これらのユーティリティの実行を自動化するロジックを実装した場合は、スクリプトを更新して Python への依存性を削除する必要があります。 以下に例を示します。
- <ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/python
- コマンド ライン ユーティリティの名前を参照するときの .py 拡張子
正しい使用法については、次の例をご参照ください。
<ArcGIS Server installation location>/arcgis/server/tools/admin/convertcachestorageformat -u admin -p admin -s http://gisserver.domain.com:6080 -n SanDiego:MapServer -i 2