Amazon Web Services CloudFormation スタックの作成を自動化する方法は複数あります。 このページでは、Amazon Web Services (AWS) SDK for Python を使用して、サンプル スクリプトを提供する方法について説明します。
これらのスクリプトを使用してデプロイメントの作成を自動化する場合の例に、自動化タスクが Linux コンピューター上で実行される場合があります。これは、Linux コンピューター上で ArcGIS Enterprise Cloud Builder Command Line Interface for Amazon Web Services を使用できないためです。
他の自動化オプションについては、AWS ヘルプの「Tools to Build on AWS」をご参照ください。
Python サンプル スクリプトをダウンロードして、CloudFormation テンプレートで使用し、ArcGIS Enterprise サイトまたは ArcGIS Server サイトをデプロイするには、次の手順に従います。
- Python スクリプトを実行するコンピューターに Python がインストールされていることと、インストールする Python のバージョンが AWS SDK for Python でサポートされていることを確認してください。
- AWS SDK for Python をダウンロードして、Python がインストールされているコンピューターにインストールします。
- 11.2 Python サンプル スクリプトとパラメーター ファイルをダウンロードします。
- 必要な設定がパラメーター ファイルに含まれるように、Python スクリプトで使用する CloudFormation テンプレートのパラメーター ファイルを編集します。
たとえば、AWS 上の Windows コンピューターに単一コンピューターの ArcGIS Enterprise の基本デプロイメントを作成するには、テキスト エディターで cf_parameters_win_allinone_webgisstack.json パラメーター ファイルを開き、デプロイメントに必要な内容が反映されるようにパラメーター値を更新します。
- パラメーター ファイルを保存して閉じます。
- コマンド ウィンドウまたは Python クライアントを開き、ディレクトリを Python スクリプトと更新したパラメーター ファイルが含まれるディレクトリに変更します。
- Python スクリプトを実行します。
たとえば、arcgis-allinone-windows テンプレートでサンプル スクリプトを実行するには、「python cloudformation_stack_creation_<version>.py <AWS_Access_Key> <AWS_Secret_Access_Key> cf_parameters_win_allinone_webgisstack.json」と入力しますが、以下をデプロイメントに固有の情報に置き換えます。
- <version> - スクリプト名のソフトウェア バージョン
- <AWS_Access_Key_ID> - AWS アカウントのアクセス キー ID
- <AWS_Secret_Access_Key> - AWS アカウントのシークレット アクセス キー
スクリプトを実行すると、進捗状況が Python クライアント ウィンドウに表示されます。