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マップ サービス ログ コード

このトピックでは、マップ サービスを操作するときに出力されるログ メッセージのコードの一覧を示します。 コードの一覧に続いて、ログ ファイルの 1 つ以上の表示例と、いくつかのメッセージが記載されています。

このトピックは 2 つの部分で構成されています。

  • MapServer のメッセージ - マップ サービスによって書き込まれるエラー、警告、詳細メッセージ。
  • Carto のメッセージ - マップの描画に関する詳細メッセージ。 Corto メッセージは、[冗長] ログ レベルが有効なときに使用できます。

MapServer のメッセージ

次の表は、マップ サービスにより生成されるログ メッセージの一覧と、それらの主な原因の説明です。 詳細ログ メッセージは 10000 ~ 10799 の範囲で、エラーと警告は 10800 ~ 10999 の範囲です。

コード番号テキスト説明

10000

GetDocumentInfo が開始しました。

サービスの一般的なコンテンツの記述に使用可能なマップ サービスのプロパティが提供されます。

10001

GetDocumentInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10002

GetMapCount が開始しました。

マップ サービス内のマップの数 (データ フレーム) を返します。

10003

GetMapCount が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10004

GetMapName が開始しました。

指定されたインデックス値により示されるマップ (データ フレーム) の名前を返します。

10005

GetMapName が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10006

GetDefaultMapName が開始しました。

マップ サービス内のアクティブなマップ (データ フレーム) の名前。

10007

GetDefaultMapName が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10008

GetServerInfo が開始しました。

マップ (データ フレーム) の現在の状態についての情報を返します。

10009

GetServerInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10010

ExportMapImage を開始します。

マップ サービス内のデータ フレーム (マップ) から動的なマップ イメージを生成します。

10011

ExportMapImage を終了します。

このメッセージを使用して、サーバーがマップ イメージを動的に描画するために要した時間を判定できます。 ArcGIS REST API を使用すると、このメッセージを一定時間にわたって採取し、サービス パフォーマンスの統計を抽出できます。

10012

ExportScaleBar が開始しました。

マップ サービス内のデータ フレーム (マップ) の縮尺記号画像を生成します。

10013

ExportScaleBar が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10014

Find が開始しました。

マップ サービス内で、データ フレーム内の 1 つ以上のレイヤーの属性を特定の検索文字列で検索します。

10015

Find が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10016

Identify が開始しました。

空間検索に基づいて、マップのフィーチャとそれらの属性値を返します。

10017

Identify が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10018

QueryFeatureCount が開始しました。

指定されたレイヤー ID について、クエリ フィルターの選択条件を満たすフィーチャの数を返します。

10019

QueryFeatureCount が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10020

QueryFeatureIDs が開始しました。

指定されたレイヤー ID について、クエリ フィルターの選択条件を満たすフィーチャ ID の組を返します。

10021

QueryFeatureIDs が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10022

QueryFeatureData が開始しました。

指定されたレイヤー ID について、クエリ フィルターの選択条件を満たすフィーチャ (ジオメトリおよび属性) のレコード セットを返します。

10023

QueryFeatureData が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10024

QueryFeatureCount2 が開始しました。

指定されたレイヤー記述について、クエリ フィルターの選択条件を満たすフィーチャの数を返します。

10025

QueryFeatureCount2 が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10026

QueryFeatureIDs2 が開始しました。

指定されたレイヤー記述について、クエリ フィルターの選択条件を満たすフィーチャの ID を返します。

10027

QueryFeatureIDs2 が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10028

QueryFeatureData2 が開始しました。

指定されたレイヤー記述について、クエリ フィルターの選択条件を満たすフィーチャのレコード セットを返します。

10029

QueryFeatureData2 が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10030

QueryHyperlinks が開始しました。

定義されたマップ範囲内で可視のレイヤーについて、フィーチャのジオメトリと、関連付けられているハイパーリンクの URL を返します。

10031

QueryHyperlinks が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10032

ComputeScale が開始しました。

指定されたサイズの画像について、与えられたマップの範囲で指定されたマップ (データ フレーム) の大きさを計算します。

10033

ComputeScale が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10034

ComputeDistance が開始しました。

マップ (データ フレーム) 内の 2 つのポイント間の距離を計算します。

10035

ComputeDistance が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10036

ToMapPoints が開始しました。

ポイントを画面座標からマップ座標に変換します。

10037

ToMapPoints が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10038

FromMapPoints が開始しました。

マップ座標を画面座標に変換します。

10039

FromMapPoints が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10040

GetLegendInfo が開始しました。

マップのレイヤーについて、レイヤー名、グループの見出し、分類ラベル、シンボル見本などの凡例情報を返します。

10041

GetLegendInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10042

GetSQLSyntaxInfo が開始しました。

指定されたレイヤーの SQL 構文情報を返します。

10043

GetSQLSyntaxInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10044

GetSupportedImageReturnTypes が開始しました。

マップ サービスにより生成された画像を取得するためサポートされている形式を返します。

10045

GetSupportedImageReturnTypes が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10046

IsFixedScaleMap が開始しました。

マップ (データ フレーム) にキャッシュがあるかどうかを判定します。 キャッシュは単一の融合マップ、またはレイヤー キャッシュです。

10047

IsFixedScaleMap が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10048

HasSingleFusedMapCache が開始しました。

マップ (データ フレーム) に融合キャッシュがあるかどうかを判定します。 マップ サービスの各マップは、融合キャッシュを 1 つだけ持つことができます。

10049

HasSingleFusedMapCache が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10050

GetTileCacheInfo が開始しました。

指定されたマップのキャッシュ構成プロパティを取得します。

10051

GetTileCacheInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10052

GetTileImageInfo が開始しました。

キャッシュ タイルの画像形式についての情報を取得します。

10053

GetTileImageInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10054

GetMapTile が開始しました。

特定の場所について、融合マップ キャッシュから画像タイルを返します。

10055

GetMapTile が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10056

HasLayerCache が開始しました。

マップ (データ フレーム) の指定されたレイヤーにレイヤー キャッシュがあるかどうかを判定します。

10057

HasLayerCache が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10058

GetLayerTile が開始しました。

特定の場所について、レイヤー キャッシュから画像タイルを返します。

10059

GetLayerTile が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10060

GetVirtualCacheDirectory が開始しました。

マップ (データ フレーム) 内の指定されたレイヤーについて、キャッシュ タイルを含む仮想ディレクトリを取得します。

10061

GetVirtualCacheDirectory が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10062

GetCacheName が開始しました。

マップ (データ フレーム) 内の指定されたレイヤーのキャッシュ名を取得します。

10063

GetCacheName が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10064

GetCacheDescriptionInfo が開始しました。

指定されたマップのキャッシュの記述情報を取得します。 これには、キャッシュのコントロール情報、タイルのキャッシュ情報、画像の情報、キャッシュ タイプの情報が含まれます。

10065

GetCacheDescriptionInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10066

GetCacheControlInfo が開始しました。

指定されたマップのキャッシュ コントロール情報を取得します。 これは、クライアントでキャッシュが許可されているかどうかを判定するために主に使用されます。

10067

GetCacheControlInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10068

GetServiceConfigurationInfo が開始しました。

マップ サービスの構成制限についての情報を含む、名前と値のペアの組を返します。

10069

GetServiceConfigurationInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10070

ExportLayout が開始しました。

指定されたページ記述オブジェクトに基づいてレイアウトの画像を生成し、ディスクの指定されたファイルに画像を書き込みます。

10071

ExportLayout が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10072

ExportLegend が開始しました。

凡例を画像ファイルにエクスポートします。 これは、マップ サービスへのインターネット接続では使用できません。

10073

ExportLegend が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10074

ExportNorthArrow が開始しました。

画像ファイルに方位記号をエクスポートします。 これは、マップ サービスへのインターネット接続では使用できません。

10075

ExportNorthArrow が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10076

FromPagePoints が開始しました。

ページ座標を画面上の位置に変換します。 これは、マップ サービスへのインターネット接続では使用できません。

10077

FromPagePoints が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10078

ToPagePoints が開始しました。

画面上の位置をページ座標に変換します。 これは、マップ サービスへのインターネット接続では使用できません。

10079

ToPagePoints が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10080

ApplyMapDescription が開始しました。

マップ記述の現在の状態を、マップ サーバー オブジェクトに適用します。 これは、マップ サービスへのインターネット接続では使用できません。

10081

ApplyMapDescription が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10082

RefreshServerObjects が開始しました。

基礎となる微細なオブジェクトの現在の状態に基づいて、サーバー情報を更新します。 これは、マップ サービスへのインターネット接続では使用できません。

10083

RefreshServerObjects が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10084

レイヤー <レイヤー名> の Find が開始しました。

マップ サービス内で、データ フレームの特定のレイヤーの属性について、指定された検索文字列を検索します。

10085

レイヤー <レイヤー名> の Find が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10086

レイヤー <レイヤー名> の Identity が開始しました。

特定のレイヤーの空間検索に基づいて、マップのフィーチャとそれらの属性値を返します。

10087

レイヤー <レイヤー名> の Identity が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10088

レイヤー <レイヤー名> の QueryHyperlinks が開始しました。

定義されたマップ範囲内で特定のレイヤーについて、フィーチャのジオメトリと、関連付けられているハイパーリンクの URL を返します。

10089

レイヤー <レイヤー名> の QueryHyperlinks が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10090

レイヤー <レイヤー名> の GetLegendInfo が開始しました。

マップの特定のレイヤーについて、レイヤー名、グループの見出し、分類ラベル、シンボル見本などの凡例情報を返します。

10091

レイヤー <レイヤー名> の GetLegendInfo が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10092

MapReaderOpen が開始しました。

指定されたパスに格納されている MXD または PMF ファイルを開きます。

10093

MapReaderOpen が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10094

メソッド: <メソッド名> の準備が開始しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10095

メソッド: <メソッド名> の準備が完了しました。

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10096

QueryOperation_Start

このメッセージは、QueryFeatureData と QueryFeatureData2 で使用されます。

10097

QueryOperation_End

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10098

ImageGeneration_Started

マップ サービスから画像ファイルを作成します。

10099

ImageGeneration_End

このコードを使用して、このメソッドの処理に要した時間を判定できます。

10138

範囲:<XMin>,<YMin>,<XMax>,<YMax>;サイズ:<size 1>,<size 2>;縮尺:<scale value>

ExportMapImage リクエストでは、このコードは要求されたマップ画像の範囲 (マップ サービスの単位)、サイズ (ピクセル単位)、縮尺 (縮尺率) を返します。

103023

シンボルの描画

メソッド Map.Draw の一部としてマップ シンボルが描画されます。

103024

データ アクセス

シンボル化

クエリの実行

シンボルを表すデータにアクセスし、シンボル化を初期化し、検索式を実行してフィーチャの記号化を取得します。

10800

MapServerFailed

MapServer:Connect メソッドの実行中に多くのエラーが発生する可能性があります。 特定のエラーの詳細は、メッセージのテキストに書き込まれます。

10801

マップ: <マップ名> のレイヤー <レイヤー名> が無効です。

提供されるマップに、リンクの切れたレイヤーが存在する場合、このエラーが発生します。 データへのリンクが切れたレイヤーがマップに存在するかどうかチェックしてください。 存在する場合、データを修復してからマップ サービスを更新します。

10802

InvalidLicense

10803

サポートされていないリクエスト名

10804

リクエストされた機能はサポートされていません。

これらの機能はサーバー管理者により設定されます。

10805

QueryFilter の SubField にある Invalid または Invisible フィールド

このメッセージは、QueryFeatureData または QueryFeatureData2 の QueryFilter に無効なフィールドが含まているとき発生します。 無効なフィールドとは、提供される元のマップ ドキュメントで非表示としてマークされているフィールドか、マップ サービスに存在しないフィールドが検索式に指定されているものです。

10806

サービスがデータから切断されました。

この警告は、データ ソースに接続されていないマップ サービス レイヤーで、Find、Identify、QueryFeatureCount、QueryFeatureCount2、QueryFeatureIds、QueryFeatureIds2、QueryFeatureData、QueryFeatureData2、QueryHyperlinks、GetLegendInfo、GetSQLSyntaxinfo のいずれかのメソッドの実行を試みたときに発生します。

10807

ドキュメントはパスワードで保護された安全なレイヤーを含んでいます。

セキュアなレイヤーを含むマップは提供できません。 マップを正しく提供するには、パスワードを必要とするレイヤーをマップから削除する必要があります。

10808

ファイル <ファイル名> は無効です。 ファイル <ファイル名> が存在しません。 ファイル <ファイル名> へのアクセスが拒否されました。

マップ ドキュメントを正しく提供するには、マップ ドキュメントが有効で、ArcGIS Server サーバー アカウントからアクセス可能な必要があります。 何かの理由でファイルが破損し、マップ ドキュメントの再作成が必要な可能性があります。 マップ ドキュメントと、そのディレクトリへのアクセス権もチェックしてください。

10809

PMF ファイル <ファイル名> は、ArcReader アプリケーションでのみ読み取り可能です。

PMF (公開済みのマップ ファイル) は、ArcReader のみがドキュメントを開けるように構成可能です。 この方法で構成された PMF は提供できません。 このようなマップを提供するには、ArcReader 以外のアプリケーションでも PMF を開けるように、新しい PMF を作成する必要があります。

10810

以下の機能が無効であるため、この PMF を取り扱えません: <機能の名前>

PMF (公開済みのマップ ファイル) は、指定された機能が PMF で制限されるように構成可能です。 このような機能には、エクスポート、検索、個別属性、ビューの変更、ハイパーリンクへのアクセス、レイヤーの可視性の変更、計測、クエリ、検索値、TOC のビューがあります。 PMF を公開するときにこれらの機能が無効にされている場合、PMF を提供できません。 このようなマップを提供するには、機能を無効にしない構成で、新しい PMF を作成する必要があります。

10811

PMF ファイル <ファイル名> はパスワードで保護されており、サーバーから使用できません。

パスワードで保護されている PMF (公開済みのマップ ファイル) は提供できません。 マップを提供するには、パスワード保護なしで新しい PMF を作成する必要があります。

10812

PMF ファイル <ファイル名> がタイムアウトしました。

PMF (公開済みのマップ ファイル) はタイムアウト オプション付きで作成可能です。 タイムアウトの日付が過ぎた PMF は開くことができず、その PMF を基礎とするマップ サービスは提供できなくなります。

10813

指定された PMF ドキュメントを読み取れません。

PMF (公開済みのマップ ファイル) を正しく提供するには、PMF が有効で、ArcGIS Server アカウントからアクセス可能な必要があります。 PMF の再作成が必要なこともあります。 PMF ファイルと、そのディレクトリへのアクセス権もチェックしてください。

10814

PMF ファイル <ファイル名> を開けません。 原因: PMF ファイルがサーバーからアクセスできない可能性があります。

PMF (公開済みのマップ ファイル) を正しく提供するには、PMF が有効で、ArcGIS Server アカウントからアクセス可能な必要があります。 PMF の再作成が必要なこともあります。 PMF ファイルと、そのディレクトリへのアクセス権もチェックしてください。

10815

PMF ファイル <ファイル名> にグローブが含まれているため、MapServer から開けません。

PMF (公開済みのマップ ファイル) にはグローブが含まれていることがあります。 このような PMF は、マップ サービスの作成には使用できません。 マップ サービスを作成するには、マップからグローブを削除し、PMF を再公開する必要があります。

10816

PMF ドキュメント <ファイル名> を開けません。

PMF (公開済みのマップ ファイル) を正しく提供するには、PMF が有効で、ArcGIS Server アカウントからアクセス可能な必要があります。 PMF の再作成が必要なこともあります。 PMF ファイルと、そのディレクトリへのアクセス権もチェックしてください。

10817

PMFInvalidFileType

PMF (公開済みのマップ ファイル) を正しく提供するには、PMF が有効で、ArcGIS Server アカウントからアクセス可能な必要があります。 PMF の再作成が必要なこともあります。 PMF ファイルと、そのディレクトリへのアクセス権もチェックしてください。

10818

PMFUnknownError

10819

MissingParameter

マップ サービスへのリクエストに、必要なパラメーターが欠けています。

10820

OutputDirectoryNotFound

出力ディレクトリには、マップ サービス用の一時ファイルがサーバーによって作成されます。 このディレクトリは、マップ サービスを公開するときにサーバー管理者によって指定され、マップ サービス構成の一部です。 このディレクトリが存在し、ArcGIS Server アカウントからアクセス可能な必要があります。 このディレクトリが存在し、アクセス可能なことを確認してください。

10821

OutputDirectoryAccessDenied

出力ディレクトリには、マップ サービス用の一時ファイルがサーバーによって作成されます。 このディレクトリは、マップ サービスを公開するときにサーバー管理者によって指定され、マップ サービス構成の一部です。 このディレクトリが存在し、ArcGIS Server アカウントからアクセス可能な必要があります。 このディレクトリが存在し、アクセス可能なことを確認してください。

10822

PropertyFilePathUndefined

このエラーは、MapServer がプロパティ セット内に FilePath のプロパティを見つけられないときに発生します。

10823

IsCacheMissing

IsCached はマップ サービスの構成で、マップ サービスにキャッシュが存在するかどうかを示します。 構成ファイルを調べて、この設定が存在し、正しく設定されていることを確認してください。

10824

CacheOnDemandMissing

CacheOnDemandMissing はマップ サービスの構成で、マップ サービスがオンデマンドのキャッシュ処理を行うかどうかを示します。 構成ファイルを調べて、この設定が存在し、正しく設定されていることを確認してください。

10825

IgnoreCacheMissing

IgnoreCacheMissing はマップ サービスの構成で、マップ サービスが既存のキャッシュを無視するかどうかを示します。 構成ファイルを調べて、この設定が存在し、正しく設定されていることを確認してください。

10826

ClientCachingAllowedMissing

ClientCachingAllowedMissing はマップ サービスの構成です。 構成ファイルを調べて、この設定が存在し、正しく設定されていることを確認してください。

10827

MapServer::OnStart() failed: 一時的なディレクトリ名を作成できませんでした。

MapServer は、arcgisoutput ディレクトリの下に、各マップ サービス用のディレクトリを作成します。 これらのディレクトリは、サービスで WMS 機能が有効なとき、WMS ファイル用に使用されます。 このエラーは、ArcGIS Server アカウントがディレクトリを作成できないときに発生することがあります。 arcgisoutput ディレクトリへの適切な権限が ArcGIS Server アカウントに与えられていることを確認してください。

10828

MapServer::OnStop() failed: 一時的なディレクトリ名を作成できませんでした。

MapServer は、arcgisoutput ディレクトリの下に、各マップ サービス用のディレクトリを作成します。 これらのディレクトリは、サービスで WMS 機能が有効なとき、WMS ファイル用に使用されます。 このエラーは、ArcGIS Server アカウントがディレクトリを作成できないときに発生することがあります。 arcgisoutput ディレクトリへの適切な権限が ArcGIS Server アカウントに与えられていることを確認してください。

10829

無効なサービス設定です。 データから切断したサービスはキャッシュを無視できません。

マップ サービスは、データから切断されるとキャッシュを使用する必要があります。 マップ サービスがデータから切断されている場合、プロパティ IgnoreCache は false である必要があります。

10830

無効なサービス設定です。 サービスをオンデマンド キャッシュ モードにできず、サービスはデータから切断されます。

オンデマンド キャッシュを使用しているマップ サービスはデータから切断できません。

10831

無効なサービス設定です。 サービスをオンデマンド キャッシュ モードにできないため、キャッシュを無視します。

オンデマンド キャッシュを使用しているマップ サービスはキャッシュを使用する必要があります。 マップ サービスがオンデマンド キャッシュを使用している場合、プロパティ IgnoreCache は false である必要があります。

10832

MapServer の構築に失敗しました。 IServerEnvironment のポインターを取得できませんでした。

10833

サーバー オブジェクトの管理者権限がありません。

10834

キャッシュへ接続できません。

10835

WMS 機能は割り当てられた出力ディレクトリを必要とするため、設定を開始することができませんでした。 このサービスへ出力ディレクトリを割り当ててください。

10836

MapNotFound

多くのリクエストには、パラメーターとしてマップ名が必要です。 このエラーは、MapServer リクエストのマップ名の値が、有効で利用可能なマップ サービス名と一致していないときに発生します。

10837

一般ジオデータベース エラー

ジオデータベース内でエラーが発生する理由はいくつか存在します。 このマップ サーバー エラーは、すべてのジオデータベース エラーを単一のマップ サーバー エラー コードで一括したものです。

10838

ID: <ID 番号> のレイヤーが見つかりません。

指定された LayerID が正しくありません。

10849

無効な Where 句または定義式が要求されました: "<Where 句または定義式>"

このメッセージは、データベース固有の関数と構文が検索式で使用された場合にログ出力されます。 このメッセージが継続的にログ出力される場合、セキュリティへの脅威や SQL インジェクション攻撃を示している可能性があります。

詳細については、「標準化されたクエリについて」をご参照ください。

この例は、存在しないフィールド名を使用してマップ サービスに検索式を送信した場合に表示される可能性があるエラー メッセージの説明です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.QueryFeatureData

QueryFeatureData が開始しました。

10022

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData の準備が開始しました。

10094

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData の準備が完了しました。

0.00111

10095

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData のクエリ操作が開始しました。

10096

ジオデータベース エラー: 存在しないカラムが指定されました。

10837

MapServer.QueryFeatureData

QueryFeatureData が完了しました。

0.01171

10023

MapServer.QueryFeatureData

メソッドが失敗しました。HRESULT = 0x80040358 : これは、このエラーを返したインターフェイスに固有の FACILITY_ITF エラーです。 このエラーを返したインターフェイスのドキュメントで、この HRESULT についての情報を調べてください。

0.0138

100005

2 つのエラーが返されました。 1 つはコード 10837 を使用し、MapServer により生成されました。 コード 10837 は、ジオデータベースにより生成されたすべてのエラーについて、MapServer により使用される汎用コードです。 メッセージのテキストは「ジオデータベース エラー:」の後に、ジオデータベースから提供されるテキストが続いたものです。 この例では、ジオデータベースにより生成されたテキストは「存在しないカラムが指定されました」です。

別のエラー メッセージはコード 100005 で、同じ問題について報告されたものです。 このメッセージはシステムにより生成されたメッセージです。 この冗長性は意図されたものです。

Carto メッセージ

ログが [冗長] に設定されているとき、マップ サービスは 2 つのソース、すなわち MapServer のメソッドと Carto のメソッドからのメッセージを提供します。 Carto は、マップを描画するオブジェクトのパッケージです。 Carto メッセージは、クライアントが ExportMapImage を呼び出したときマップ サーバーのコンテキスト内で発生するサブプロセスを指しています。

コード番号テキスト説明

103000

レイヤー描画の開始: <レイヤー名>

レイヤー描画は、ジオグラフィ フェーズの一部です。

103001

レイヤー描画の終了: <レイヤー名>

このコードを使用して、レイヤーの描画に要した時間を判定できます。

103002

グループ レイヤーの描画開始: <レイヤー名>

グループ レイヤーの描画は、ジオグラフィ フェーズの一部です。

103003

グループ レイヤーの描画終了: <レイヤー名>

このコードを使用して、グループ レイヤーのすべてのメンバー レイヤーの描画に要した時間を判定できます。

103004

ジオグラフィ フェーズの開始

これは、個別のレイヤーのフィーチャが描画されるフェーズです。 このフェーズには、レイヤーのデータに対する検索式の実行 (コード 103021) と、レイヤーのフィーチャを描画する動作が含まれます。 また、フィーチャクラスを基礎とするレイヤーの場合、描画されるフィーチャの数が報告されます (コード 103019)。

103005

ジオグラフィ フェーズの終了

このコードを使用して、マップのすべてのレイヤーを描画するために要した時間を判定できます。

103006

アノテーション フェーズの開始

これは、グラフィックス、ラベル、アノテーションが描画されるフェーズです。

103007

アノテーション フェーズの終了

このコードを使用して、マップのグラフィックス、ラベル、アノテーションを描画するために要した時間を判定できます。

103008

選択描画フェーズの開始

これは、選択されたフィーチャが描画されるフェーズです。

103009

選択描画フェーズの終了

このコードを使用して、マップの選択されたフィーチャを描画するために要した時間を判定できます。

103010

グラフィック選択描画フェーズの開始

これは、選択されたグラフィックが描画されるフェーズです。

103011

グラフィック選択描画フェーズの終了

このコードを使用して、マップの選択されたグラフィックを描画するために要した時間を判定できます。

103012

マップのカスタム描画フェーズの開始

これは、カスタム フィーチャやエレメントが描画されるフェーズです。 これは「後描画」とも呼ばれます。 これらのフィーチャやエレメントは多くの場合、拡張ソフトウェアによって生成されます。 これらはカスタム レイヤーではないことに注意してください。

103013

マップのカスタム描画フェーズの終了

このコードを使用して、マップのカスタム フィーチャやエレメントの描画に要した時間を判定できます。

103014

グラフィック描画の開始

これは、アノテーション フェーズの一部です。

103015

グラフィックの描画の終了

このコードを使用して、マップのグラフィックの描画に要した時間を判定できます。

103016

ラベリングの開始

これは、アノテーション フェーズの一部です。

103017

ラベリングの終了

このコードを使用して、マップのラベリングの描画に要した時間を判定できます。

103018

ラベリング レイヤー:

これは、マップ内でラベリングされるレイヤーの一覧です。 ラベル配置のバリアとなるレイヤーの一覧も表示されます。

103019

フィーチャ数:

これは、特定のレイヤーについて指定された範囲に描画されるフィーチャの数です。

103020

グラフィック数:

これは、特定のレイヤーについて指定された範囲に描画されるグラフィックの数です。

103021

クエリを実行しています。

このコードを使用して、描画時にレイヤーがフィーチャクラスに基づいてデータベースを検索するために要した時間を判定できます。

103022

マスキング レイヤーとして描画

マスキング レイヤーとして使用されるレイヤーです。

103800

LayerDrawingError

描画エラーが発生したことを示します。

例: マップ サービスへの接続 (Desktop クライアント)

この例は、ArcGIS Desktop からマップ サービスに接続するとき表示される可能性がある詳細メッセージの説明です。 このログは、特定の MapServer 関連のメッセージを強調し、[Info] メッセージを削除するよう編集されています。

ArcGIS Desktop がマップ サービスに接続するとき (HTTP 接続)、GetDefaultMapName、GetServerInfo、IsFixedScaleMap、GetSupportedImageReturnTypes、GetLegendInfo の複数のリクエストが行われます。 最初のリクエストは GetDefaultMapName です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.GetDefaultMapName

GetDefaultMapName が開始しました。

10006

MapServer.GetDefaultMapName

GetDefaultMapName が完了しました。

0.00032

10007

GetDefaultMapName は、マップ サービスのアクティブ マップの名前を返します。 この例では、MapServer は GetDefaultMapName リクエストを完了するために 0.00032 秒を要しています。 次のリクエストは GetServerInfo です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.GetServerInfo

GetServerInfo が開始しました。

10008

MapServer.GetServerInfo

GetServerInfo が完了しました。

0.06732

10009

GetServerInfo は、マップの現在の状態についての情報、たとえばどのレイヤーが可視 (オンになっている) かなどを返します。 この例では、リクエストを完了するために MapServer で 0.06732 秒を要しています。 次は GetCacheDescriptionInfo です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.GetCacheDescriptionInfo

GetCacheDescriptionInfo が開始しました。

10064

MapServer.GetCacheDescriptionInfo

GetCacheDescriptionInfo が完了しました。

0.0003

10065

GetCacheDescriptionInfo は、与えられたマップのキャッシュ記述情報を返します。 これには、キャッシュのコントロール情報、タイルのキャッシュ情報、画像の情報、キャッシュ タイプの情報が含まれます。 この例では、リクエストを完了するために MapServer で 0.0003 秒を要しています。 GetCacheDescriptionInfo リクエストの発行後、ArcGIS Desktop は HasSingleFusedMapCache リクエストを発行します。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.HasSingleFusedMapCache

HasSingleFusedMapCache が開始しました。

10048

MapServer.HasSingleFusedMapCache

HasSingleFusedMapCache が完了しました。

0.0003

10049

HasSingleFusedMapCache は、マップ サービスに融合キャッシュがあるかどうかを判定します。 この例では、リクエストを完了するために MapServer で 0.0003 秒を要しています。 次のリクエストは IsFixedScaleMap です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.IsFixedScaleMap

IsFixedScaleMap が開始しました。

10046

MapServer.IsFixedScaleMap

IsFixedScaleMap が完了しました。

0.00032

10047

IsFixedScaleMap は、マップ サービスにキャッシュがあるかどうかを判定します。 これは、融合またはマルチレイヤー キャッシュです。 この例では、リクエストを完了するために MapServer で 0.00032 秒を要しています。 次のリクエストは GetSupportedImageReturnTypes です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.GetSupportedImageReturnTypes

GetSupportedImageReturnTypes が開始しました。

10044

MapServer.GetSupportedImageReturnTypes

GetSupportedImageReturnTypes が完了しました。

0.0003

10045

GetSupportedImageReturnTypes は、サポートされる画像形式の一覧を提供します。 この例では、リクエストを完了するために MapServer で 0.00032 秒を要しています。 最後のリクエストは GetLegendInfo です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.GetLegendInfo

GetLegendInfo が開始しました。

10040

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Layer #1' の GetLegendInfo が開始しました。

10090

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Layer #1' の GetLegendInfo が完了しました。

0.00206

10091

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Layer #2' の GetLegendInfo が開始しました。

10090

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Layer #2' の GetLegendInfo が完了しました。

0.00087

10091

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Group Layer member #1' の GetLegendInfo が開始しました。

10090

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Group Layer member #1' の GetLegendInfo が完了しました。

0.001

10091

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Group Layer member #2' の GetLegendInfo が開始しました。

10090

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Group Layer member #2' の GetLegendInfo が完了しました。

0.00086

10091

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Raster layer' の GetLegendInfo が開始しました。

10090

MapServer.GetLegendInfo

レイヤー 'Raster layer' の GetLegendInfo が完了しました。

0.00087

10091

MapServer.GetLegendInfo

GetLegendInfo が完了しました。

0.01252

10041

GetLegendInfo は、各レイヤーの凡例情報を返します。 凡例をサポートする各レイヤーには、開始と完了のメッセージがあります。 これらのメッセージは、そのレイヤーの凡例情報をパッケージ化するために要した時間も含めて、ログ出力されます。

例: ExportMapImage

この例は、マップ サービスから ExportMapImage メソッドを使用して動的なマップ画像をリクエストしたとき表示される可能性がある詳細ログ メッセージの説明です。 このログは、特定の MapServer 関連のメッセージを強調し、[Info] メッセージを削除するよう編集されています。

ExportMapImage プロセスは 9 つの部分に分けられます。 それぞれの部分は、次の順序で実行されます:

  1. リクエストの受領
  2. マップの準備
  3. ジオグラフィ フェーズ - 各マップ レイヤーの描画
  4. アノテーション フェーズ - グラフィック、ラベリング、アノテーションの描画
  5. 選択描画
  6. グラフィックの選択
  7. 後描画 - カスタム フィーチャの描画
  8. 画像の生成
  9. プロセスの完了と結果の送信

サーバーが ExportMapImage リクエストを受信した後で、最初の手順はマップの準備です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.ExportMapImage

ExportMapImage を開始します。

10010

MapServer.ExportMapImage

メソッド: ExportMapImage の準備が開始しました。

10094

MapServer.ExportMapImage

メソッド: ExportMapImage の準備が完了しました。

0.14895

10095

準備には、マップへの MapDescription の適用と、描画するマップのセットアップが含まれます。 これには、必要なジオトランスフォーメーションの適用や、いずれかのレイヤーに対する選択の適用が含まれます。 この例では、準備に 0.14895 秒を要しています。 次の手順はマップの描画です。 マップの描画には多くのフェーズが含まれます。 最初のフェーズはジオグラフィ フェーズです。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

ジオグラフィ フェーズの開始。

103004

これは、個別のレイヤーのフィーチャが描画されるフェーズです。 ここに示すのは、"Layer 3" という名前のレイヤーの例です。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

レイヤー描画の開始: Layer 3

103000

FeatureLayer.Draw

クエリの実行。

0.00332

103021

UniqueValueRenderer.Draw

フィーチャ数: 51

103019

Map.Draw

レイヤー描画の終了: Layer 3

0.10421

103001

レイヤー 3 はフィーチャ レイヤーです。 このため、データベースへのクエリが実行されます (コード 103021)。 このクエリの経過時間は 0.00332 秒です。 この時間は、描画全体の経過時間に含まれます (コード 103001)。 この時間を、"レイヤー描画の終了" (コード 103001) の時間に加算しません。 このレイヤーに描画されるフィーチャの数、すなわちマップの指定された範囲内のフィーチャ数は 51 と報告されます。 また、メソッド内でレンダラーのタイプが報告されることにも注目してください。 この例では、Layer 3 が固有の値のレンダラーを使用しています。

レイヤーがフィーチャ以外のレイヤーである場合、レイヤー描画の開始 (コード 103000) とレイヤー描画の終了 (コード 103001) のみが報告されます。 ラスター レイヤーの例を示します。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

レイヤー描画の開始: Raster Layer

103000

Map.Draw

レイヤー描画の終了: Raster Layer

0.64353

103001

グループ レイヤーのログ メッセージと、ジオグラフィ フェーズの終了を示すメッセージ (コード 103001) の例を下に示します。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

グループ レイヤーの描画開始: Group Layer

103002

GroupLayer.Draw

レイヤー描画の開始: Group Layer member #2

103000

FeatureLayer.Draw

クエリの実行。

0.02128

103021

SimpleRenderer.Draw

フィーチャ数: 168

103019

GroupLayer.Draw

レイヤー描画の終了: Group Layer member #2

0.02934

103001

GroupLayer.Draw

レイヤー描画の開始: Group Layer member #1

103000

FeatureLayer.Draw

クエリの実行。

0.00898

103021

SimpleRenderer.Draw

フィーチャ数: 13

103019

GroupLayer.Draw

レイヤー描画の終了: Group Layer member #1

0.01678

103001

Map.Draw

グループ レイヤーの描画終了: Group Layer

0.04732

103003

Map.Draw

ジオグラフィ フェーズの終了。

1.01074

103005

このグループ レイヤー "Group Layer" の例には、"Group Layer member #1" と "Group Layer member #2" の 2 つのメンバー レイヤーが含まれています。 以前に記述されたレイヤー タイプに基づいて、それぞれのメンバー レイヤーが描画され、メッセージがログ出力されます。 グループ レイヤーの描画終了のコード (103003) は、レイヤーの終了コード (103001) とは異なることに注目してください。 グループ レイヤーの描画の経過時間は、そのグループ レイヤーに含まれるすべてのメンバー レイヤーの経過時間の合計です。

マップ描画の次のフェーズは、アノテーション フェーズです。 このフェーズには、マップ フィーチャのグラフィック、アノテーション、ラベリングの描画が含まれます。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

アノテーション フェーズの開始。

103006

マップの描画される範囲内にグラフィックがある場合、その数が報告されます (コード 103020)。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

グラフィック描画の開始。

103014

CompositeGraphicsLayer.Draw

グラフィック数: 3。

103020

Map.Draw

グラフィック描画の終了。

0.00128

103015

上の例で、マップの描画される範囲内には 3 つのグラフィックがあり、処理に 0.00128 秒を要しています。 マップにグラフィックが存在しない場合も、ソフトウェアは各フェーズで最小の処理を行う必要があることに注意してください。

アノテーションの次のフェーズは、「オン ザ フライ」のフィーチャのラベリングです。 任意の数のレイヤーについて、定義された任意の数の配置ルールに従ってラベリングを行えます。 マップの範囲が変化するごとに、フィーチャは再度ラベリングされます。 このためにラベリング エンジンは、提供されるマップ ドキュメントに設定されているルールに基づいて、ラベルの位置を再計算する必要があります。 ラベリングされるマップの各レイヤーの一覧 (コード 103018) と、ラベル配置のバリアとして使用されるレイヤーの一覧が出力されます。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

ラベリングの開始。

103016

Map.Draw

ラベリングされているレイヤー: Group Layer member #1,Layer #1 ラベリングのバリア。

103018

Map.Draw

ラベリングの終了。

0.20395

103017

Map.Draw

アノテーション フェーズの終了。

0.21024

103007

この例では、"Group Layer member #1" と "Layer #1" の 2 つのレイヤーがラベリングされます。 バリアとして使用されるレイヤーはありません。

最後のフェーズは、選択描画フェーズ、グラフィック選択描画フェーズ、カスタム描画フェーズの 3 つです。 選択描画は、選択されているすべてのマップ フィーチャを参照します。 下の例では、6 つのフィーチャが選択されています。 ほとんどの場合、これら 3 つのフェーズではマップ サーバーで行う処理はごくわずかです。

方法メッセージ経過時間コード

Map.Draw

選択描画フェーズの開始。

103008

Map.Draw

選択描画フェーズの終了。

0.20223

103009

Map.Draw

グラフィック選択描画フェーズの開始。

103010

Map.Draw

グラフィック選択描画フェーズの終了。

0.00029

103011

Map.Draw

マップのカスタム描画フェーズの開始。

103012

Map.Draw

マップのカスタム描画フェーズの終了。

0.00028

103013

ExportMapImage プロセスの最後の手順は画像の生成です。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.ExportMapImage

メソッドのイメージ生成: ExportMapImage が開始しました。

10098

MapServer.ExportMapImage

メソッドのイメージ生成: ExportMapImage が完了しました。

0.25913

10099

MapServer.ExportMapImage

ExportMapImage を終了します。

1.84224

10011

この例では、画像 (この例では PNG) の生成に 0.25913 秒を要しています。 ExportMapImage の処理全体では 1.84224 秒を要しています。

MapServer リクエストの処理に要する時間と、同じリクエストについてのバイナリ リクエストを処理するために要する時間には相違があることに注意してください。 この相違は、サーバーが応答をストリームに書き込むため要する時間と関係しています。

例: QueryFeatureData

この例では、QueryFeatureData メソッドを使用してマップ サービスでデータを検索するときに表示される可能性がある詳細ログ メッセージを示しています。 このログは、特定の MapServer 関連のメッセージを強調し、[Info] メッセージを削除するよう編集されています。

方法メッセージ経過時間コード

MapServer.QueryFeatureData

QueryFeatureData が開始しました。

10022

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData の準備が開始しました。

10094

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData の準備が完了しました。

0.00111

10095

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData のクエリ操作が開始しました。

10096

MapServer.QueryFeatureData

メソッド: QueryFeatureData のクエリ操作が完了しました。

0.95778

10097

MapServer.QueryFeatureData

QueryFeatureData が完了しました。

0.96118

10023