ArcGIS Server 11.3 のインストールは、完全にローカライズされた状態で実行できます。言語固有のリソースは、ArcGIS Server のインストール プロセスによって自動的にインストールされる言語パックによりインストールされます。たとえば、スペイン語版の ArcGIS Server をインストールすると、自動的にスペイン語の言語パックがインストールされます。それ以外の言語パックを追加する場合は、別途インストールする必要があります。
注意:
ArcGIS Server セットアップでは言語パックが自動的にインストールされますが、アンインストール プロセスは個別に行う必要があります。ArcGIS Server のアンインストール プロセスを実行しても、言語パックはアンインストールされません。
ArcGIS Server は、次の言語をサポートしています。
- アラビア語
- 簡体字中国語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- 日本語
- ポルトガル語 (ブラジル)
- ロシア語
- スペイン語
- トルコ語
言語パックのアンインストール
ArcGIS Server の言語パックは、個別にアンインストールする必要があります。ArcGIS Server のアンインストール プロセスを実行しても、ArcGIS Server の言語パックは削除されません。詳細については、「ArcGIS Server のアンインストール」をご参照ください。
ローカライズ版セットアップのアップグレード
ローカライズ版 11.3 セットアップの setup.exe を実行すると、主製品のインストールと言語パックのインストールが両方ともアップグレードされます。
ArcGIS Server のローカライズ版をインストールしている場合に、英語版の 11.3 セットアップのアップグレードを実行すると、ArcGIS Server のインストールだけがアップグレードされます。言語パックは、元のインストール場所に保持され、機能しなくなります。11.3 言語パックが利用可能な場合は、そのセットアップを実行して言語パックをアップグレードします。
ArcGIS Server 11.3 が存在する場合は、ローカライズ版インストールの setup.exe を実行すると、ArcGIS Server の保守ダイアログ ボックスが表示されます。このセットアップをキャンセルして、言語パックのみのインストールを続行します。