サイトの所有権の変更

Enterprise 管理者またはサイト アプリケーションの現在のアイテムの所有者は、サイトとそのコンテンツの所有権を新しい所有者に移動できます。 サイトの所有権を移動するときは、サイトのコア チーム グループの所有権とそのグループに属するアイテムも移動する必要があります。

ヒント:

次の手順を手動で実行して、サイトのアイテムとグループを移動したり、Python を使用して自動スクリプトを実行したりできます。 詳細については、「ArcGIS Hub および ArcGIS Enterprise サイトでのサイトの所有権の変更」をご参照ください。

サイトのコア チーム グループへの新しい所有者の追加

所有権の移動先の個人が、サイトを管理する権限を持ち、サイトのコア チームのメンバーであることを確認します。 コア チームにメンバーを追加するには、「新しいコア チーム メンバーの追加」をご参照ください。

コア チーム グループからのアイテムの削除

すべてのサイトには、共有更新グループ (編集グループ) であるコア チーム グループがあります。 デフォルトでは、サイトはこのグループと共有されます。 編集グループに属するアイテムの所有権を変更することはできません。つまり、まず、移動したいアイテムをコア チーム グループから削除する必要があります。 アイテムをコア チーム グループから削除し、所有権を変更してから、アイテムをコア チーム グループと再び共有する必要があります。

注意:

サイトのコンテンツ グループからアイテムを削除して所有権を再割り当てする必要はありません。 さらに、グループ マネージャーを使用してサイトに追加されたスタンドアロンのグループでは、所有権の再割り当ての前に削除する必要はありません。

コア チーム グループからの共有アイテムの削除

サイトのコア チーム グループからアイテムを削除するには、次の手順に従います。

1. Enterprise にサイン インしていることと、コンテンツを組織と共有する権限を持っていることを確認します。
2. ホームページで、[コンテンツ] をクリックします。
3. [マイ コンテンツ] タブで、共有するアイテムのタイトルの横にあるチェックボックスをオンにして、[共有] をクリックします。
4. [共有] ウィンドウで、[グループ共有の編集] をクリックします。
5. [グループ共有] ウィンドウで、サイトのコア チーム グループの選択を解除して、[OK] をクリックします。
6. コア チーム グループで共有されているすべてのアイテムに対してこの処理を繰り返します。

サイトとそのアイテムの所有権の変更

サイトとそのコア チーム グループに属するアイテムの所有権を変更するには、次の手順に従います。 詳細については、関連する Enterprise のドキュメントをご参照ください。

1. アイテムの管理者または所有者として Enterprise にサイン インします。
2. [コンテンツ] をクリックし、[組織] タブをクリックします。
3. 必要に応じて、フィルター、並べ替えオプション、検索ボックスを使用して、再割り当てするサイトとアイテムを探します。

4. アイテムを選択して、[所有者の変更] をクリックします。
5. [所有者の変更] ウィンドウで、新しいアイテムの所有者を検索して選択し、必要に応じてフォルダーを選択するかフォルダーを作成します。
6. [保存] をクリックします。

   指定した新しい所有者にアイテムが再割り当てされます。 コア チーム グループで共有されているすべてのアイテムに対してこの処理を繰り返します。 次に、「グループとのアイテムの共有」の手順に従って、アイテムをコア チームと再び共有します。

グループの所有権の変更

すべてのサイトには、コア チーム グループ (編集グループ) とコンテンツ グループ (ビュー グループ) という 2 つのデフォルト グループが含まれています。 サイトを最初に有効化した個人が自動的にこれらのデフォルト グループを所有します。 所有権を完全に移動するには、これらのグループも再割り当てする必要があります。

1. 組織サイトにサイン インしていることと、メンバー グループを管理する権限を持っていることを確認します。
2. [グループ] をクリックします。
3. プロパティや設定を編集するグループを探すには、必要に応じてタブ、フィルター、並べ替えオプション、検索ボックスを使用します。
4. グループの名前をクリックしてそのグループ ページを開きます。
5. グループ ページで、[所有者の変更] をクリックします。
6. 新しい所有者を選択して、[保存] をクリックします。

   可能であれば、新しい所有者がサイン インして、適切なアイテムの新しい所有者であることを確認するように依頼します。