ArcGIS Web Adaptor の実行に必要なシステム要件とハードウェア要件を次に示します。 以前のバージョンについては、Esri Support でご確認ください。
製品リリース情報を参照して、お使いのハードウェア コンポーネントやソフトウェア コンポーネントにバージョン 10.6.1 との互換性があるかどうかを確認することをお勧めします。
アプリケーション/Web サーバーの要件とオペレーティング システム要件
次のアプリケーション/Web サーバーは、記載されているオペレーティング システム上でサポートされています。
- Apache Tomcat 7.0.82、8.0.47、および 8.5.23
- GlassFish 4.1.1
- IBM WebSphere 8.5.5.9 および 9
- JBoss Enterprise Application Platform 7
- Oracle WebLogic 12c R1 および R2
これらのアプリケーション/Web サーバーに対する今後の更新は、特に明記されない限り、サポートされます。
サポートされているオペレーティング システム | 検証済みの最新アップデートまたはサービス パック |
---|---|
Red Hat Enterprise Linux Server 7 | Update 5 |
Red Hat Enterprise Linux Server 6 | アップデート 9 |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 2 |
SUSE Linux Enterprise Server 11 | Service Pack 4 |
Ubuntu Server LTS | 16.04.3 |
特に指定がない限り、これらのオペレーティング システムの過去のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。また、オペレーティング システムとアップデートは、アプリケーション/Web サーバー プロバイダーでもサポートされている必要があります。
ヒント:
オペレーティング システムのグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を使用してソフトウェアをインストールするときは、X Window System のパッケージ グループが必要です。
注意:
サポート対象の Red Hat と同じバージョンで完全なバイナリ互換性のある CentOS、Scientific Linux、および Oracle Linux バージョンに関しては、Esri テクニカル サポートをご利用いただけます。不具合登録を行うための前提条件として、これらのオペレーティング システムでソフトウェアの問題が発生した場合に、その問題が Red Hat Enterprise Linux 上で再現されることが必要です。Oracle Linux の場合、サポートは Red Hat との互換性があるカーネルの使用を前提とします。
一時的に使用される領域の要件
デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリにリソースが展開されます。/tmp ディレクトリに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリに展開しようとします。ユーザーの HOME ディレクトリにも必要な領域がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で一時的な代替領域を指定できます。/tmp ディレクトリには、実行権限が設定されている必要もあります。
Java のサポート
ArcGIS Web Adaptor では、Java 8.x がサポートされています。Java 6.x および 7.x はサポートされていません。
レガシー:
以前のバージョンの ArcGIS Web Adaptor では、Java 6.x がサポートされていました。10.4 の ArcGIS Web Adaptor では、Java 7.x および 8.x がサポートされていました。10.5 以降の ArcGIS Web Adaptor では、Java 8.x のみがサポートされています。