ArcGIS Web Adaptor を実行するためのシステム要件とハードウェア要件を次に示します。以前のバージョンについては、Esri Support でご確認ください。
製品リリース情報を参照して、お使いのハードウェア コンポーネントやソフトウェアにバージョン 10.7.1 との互換性があるかどうかを確認することをお勧めします。
アプリケーション サーバー、Web サーバー、オペレーティング システムの要件
次のアプリケーションおよび Web サーバーは、記載されているオペレーティング システム上でサポートされています。
- Apache Tomcat 7.0.92、8.5.35、および 9.0.19
- GlassFish 4.1.1
- IBM WebSphere 8.5.5.9 および 9
- JBoss Enterprise Application Platform 7
- Oracle WebLogic 12c R1 および R2
これらのアプリケーション/Web サーバーに対する今後の更新は、特に明記されない限り、サポートされます。
サポートされているオペレーティング システム | 検証済みの最新アップデートまたはサービス パック |
---|---|
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 7 | Update 6 |
Red Hat Enterprise Linux Server 6 | Update 10 |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 4 |
Ubuntu Server LTS 18 | 18.04.2 |
Ubuntu Server LTS 16 | 16.04.6 |
特に指定がない限り、これらのオペレーティング システムのバージョンに関して過去と今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされています。また、オペレーティング システムとアップデートは、アプリケーションまたは Web サーバー プロバイダーでもサポートされている必要があります。
注意:
オペレーティング システムのグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を使用してソフトウェアをインストールするときは、X Window System のパッケージ グループが必要です。
備考:
サポート対象の CentOS と同じバージョンで完全なバイナリ互換性のある Scientific Linux、Oracle Linux、および RHEL Server のバージョンに関しては、Esri テクニカル サポートをご利用いただけます。不具合登録を行うための前提条件として、これらのオペレーティング システムでソフトウェアの問題が発生した場合に、その問題が RHEL Server 上で再現されることが必要です。Oracle Linux の場合、サポートは RHEL Server との互換性があるカーネルの使用を前提とします。
ヒント:
ローカライズ版の ArcGIS Web Adaptor セットアップを Linux 上で実行するときは、お使いのオペレーティング システムの手順に従って、対応する言語フォントがインストールされていることを確認してください。
一時的に使用される領域の要件
デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリにリソースが展開されます。/tmp ディレクトリに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリに展開しようとします。ユーザーの HOME ディレクトリにも必要な空き容量がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で一時的な代替領域を指定できます。/tmp ディレクトリには、実行権限が設定されている必要もあります。
Java のサポート
ArcGIS Web Adaptor 10.7 および 10.7.1 では Java 8、Java 11、および Java 12 がサポートされています。
レガシー:
ArcGIS Web Adaptor 10.4.x では Java 7.x および 8.x がサポートされていました。ArcGIS Web Adaptor 10.5.x および 10.6.x では Java 8.x のみがサポートされています。