Microsoft Windows および Linux の ArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise は、SAP HANA の SAP HANA データベースとエンタープライズ ジオデータベースへの接続をサポートしています。
ヒント:
以前の ArcGIS バージョンについては、ArcGIS Desktop Web サイトに掲載されているシステム要件をご参照ください。
Esri がサポートする環境ポリシーの詳細については、Esri テクニカル サポートをご参照ください。
サポートされているデータベース バージョン
ArcGIS では、次の SAP HANA バージョンおよびサービス パックのリリースがサポートされています。
SAP HANA 1.0 SPS09 ~ SPS12
SAP HANA 2.0 SPS02 以降のサービス パックのリリース
サポートされているオペレーティング システム
データベース | サポートされているオペレーティング システム |
---|---|
SAP HANA 1.0 SPS09 ~ SPS12 SAP HANA 2.0 SPS02 以降のサービス パックのリリース | SAP HANA は、クラウドで、または Linux 上に事前に構成されたシステムとして使用できます。 使用できる構成については、SAP にお問い合わせください。 |
データベース要件/制限
- ブランチ バージョニングでサポートされている最小データベース バージョンは SAP HANA 2.0 SPS02 です。
- SAP HANA 1.0 SPS09 ~ SPS12 を使用している場合、ODBC 接続ではパラメーター SPATIALTYPES=1 を設定する必要があります。
- ジオデータベース機能でサポートされている最小データベース バージョンは SAP HANA 2.0 SPS02 です。
クラウド サポート
クラウドにデプロイされたデータベース サービスとデータベースのサポートについては、「ArcGIS でクラウドのデータベースを使用するための要件」をご参照ください。
DBMS への接続に必要なソフトウェア
SAP HANA に接続するクライアント コンピューター (ArcGIS Pro または ArcGIS Server などを実行するコンピューター) には、サポートされている SAP HANA クライアントをインストールし、構成する必要があります。
既存の SAP ユーザーは、SAP HANA クライアントをソフトウェア ダウンロードの SAP Support Portal から入手できます。
接続先の SAP HANA のバージョンでサポートされている SAP HANA クライアントをインストールしてください。
注意:
SAP HANA クライアント バージョン 2.4 をインストールする場合は、リビジョン パッチ 186 (2.04.186) を適用する必要があります。 SAP HANA クライアント バージョン 2.5 をインストールする場合、サポートされているリビジョン パッチは、109 (2.05.109) 以降です。
同じドライバーが複数のバージョンで 1 台のコンピューターにインストールされている場合に生じる問題を回避するために、32 ビットと 64 ビットのアプリケーションおよびクライアントを別々のコンピューターにインストールしてください。