ArcGIS では、SQL Server の Microsoft SQL Server データベースとエンタープライズ ジオデータベースとへの接続をサポートしています。
ヒント:
以前の ArcGIS バージョンについては、ArcGIS Desktop Web サイトに掲載されているシステム要件をご参照ください。
Esri がサポートする環境ポリシーの詳細については、Esri テクニカル サポートをご参照ください。
サポートされているデータベース バージョン
次の Microsoft SQL Server リリースは、ArcGIS がサポートする最小の認定バージョンです。 これらのバージョンの SQL Server サービス パックと累積アップデートはサポートされていますが、認定はされていません。
Enterprise/Standard/Developer* エディション
Microsoft SQL Server 2019 (64 ビット)
Linux の Microsoft SQL Server 2019 (64 ビット)
Microsoft SQL Server 2017 (64 ビット)
Linux の Microsoft SQL Server 2017 (64 ビット)
Microsoft SQL Server 2016 (64 ビット)
Express エディション
Microsoft SQL Server 2019 (64 ビット)
Microsoft SQL Server 2017 (64 ビット)
Microsoft SQL Server 2016 (64 ビット)
注意:
*Developer エディションは、非運用環境でのみサポートされています。
サポートされているオペレーティング システム
データベース管理システムがインストールされているサーバーと、ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じである場合、サーバーのオペレーティング システムは ArcGIS 製品のシステム要件と SQL Server バージョンのオペレーティング システム要件をどちらも満たす必要があります。
データベースがインストールされているサーバーと ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じでない場合は、使用する SQL Server のバージョンに応じたオペレーティング システム要件を Microsoft のドキュメントでご確認ください。
クラウド サポート
クラウドにデプロイされたデータベース サービスとデータベースのサポートについては、「ArcGIS でクラウドのデータベースを使用するための要件」をご参照ください。
SQL Server への接続に必要なソフトウェア
SQL Server に直接接続するクライアント コンピューターには、SQL Server クライアントをインストールする必要があります。 Microsoft Windows および Linux 用の SQL Server クライアントは Microsoft から配布されています。また、Windows 用の SQL Server クライアントは My Esri から入手することもできます。 クライアントは、接続する SQL Server データベースと同じかそれより新しいバージョンをインストールする必要があります。 SQL Server をアップグレードする場合、同時に SQL Server クライアントもアップグレードします。 ArcGIS で SQL Server のバージョンのサポートが終了する場合、対応する SQL Server クライアント ライブラリのサポートも終了します。
サポートされている SQL Server クライアントは次のとおりです。
- SQL Server 2019
- Microsoft ODBC Driver 17 for SQL Server
- SQL Server 2017
- Microsoft ODBC Driver 17 for SQL Server
- SQL Server 2016
- Microsoft ODBC Driver 17 for SQL Server
- Microsoft ODBC Driver 13/13.1 for SQL Server
注意:
Ubuntu の ArcGIS Server からサポートされているバージョンの SQL Server に接続する場合は、ODBC Driver に加え、Microsoft unixodbc-dev パッケージをすべての ArcGIS Server コンピューターにインストールする必要があります。