ArcGIS Enterprise SDK を実行するためのシステム要件とハードウェア要件を次に示します。
製品リリース情報を参照して、お使いのハードウェア コンポーネントやソフトウェア コンポーネントに現在の ArcGIS バージョンとの互換性があるかどうかを確認することをお勧めします。
オペレーティング システム要件
以下の 64 ビット オペレーティング システムは、最低限必要なオペレーティング システム要件を満たしています。 32 ビット オペレーティング システムはサポートされていないため、セットアップが実行されるのは、オペレーティング システムが 64 ビットの場合のみです。
サポートされているオペレーティング システム | 最新の更新内容またはテスト済みサービス パック |
---|---|
Windows Server 2022 Standard および Datacenter | 2022 年 5 月更新 |
Windows Server 2019 Standard および Datacenter | 2022 年 5 月更新 |
Windows Server 2016 Standard および Datacenter | 2022 年 5 月更新 |
サポートされているオペレーティング システム | 最新の更新内容またはテスト済みサービス パック |
---|---|
Windows 11 Pro および Enterprise | 2022 年 5 月更新 |
Windows 10 Pro および Enterprise | 2022 年 5 月更新 |
Windows 8.1 Pro および Enterprise | 2022 年 5 月更新 |
注意:
- 特に指定がない限り、これらのオペレーティング システムのバージョンに関して過去と今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされています。 また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートはオペレーティング システムのプロバイダーでもサポートされている必要があります。
- ArcGIS は x86-64 アーキテクチャの 64 ビット CPU でのみサポートされています。
- Windows Server のすべてのバージョンで、[デスクトップ エクスペリエンス] オプションが必要です。
- Windows 11、10、および 8.1 は、基本的なテストやアプリケーション開発での使用のみでサポートされています。 運用環境へのデプロイは推奨されません。
- アンダースコア (_) が含まれているコンピューター名はサポートされていません。 インターネット ホスト名に関して一般に普及しているいくつかの仕様では、アンダースコア文字を規格外と定めています。 Microsoft Windows ではコンピューター名にアンダースコアを使用できますが、他のサーバーやプラットフォームを操作するときに問題が生じる可能性があります。 このため、ホスト名にアンダースコアが含まれるサーバーでは、このインストールは実行されません。
- ドメイン コントローラーにはインストールできません。 ドメイン コントローラー上にインストールすると、機能に悪影響が出る可能性があります。
必要なディスク空き容量
.NET on Microsoft Windows のすべての機能を備えた Enterprise SDK は、約 550 MB のディスク容量を必要とします。
Java のすべての機能を備えた Enterprise SDK は、約 250 MB のディスク容量を必要とします。
開発者向けソリューション (SDK) の要件
開発プラットフォーム | サポートおよび推奨される IDE | SDK 要件 |
---|---|---|
.NET | Visual Studio テンプレート (定型コードを含む) は、.NET プラットフォーム用の Enterprise SDK に付属しており、以下の IDE でサポートされています。
| ArcGIS Server は、SOE を配置する場合に必要であり、ArcGIS Pro はマップ サービスを公開する場合に必要です。 ただし、ArcGIS Server と ArcGIS Pro は、ArcGIS Enterprise SDK がインストールされているのと同じコンピューターにインストールする必要はありません。リモート コンピューター上に配置できます。 .NET SDK 6 (x64) |
Java | ArcGIS Enterprise SDK は Java プロジェクトのビルドと管理に Maven フレームワークを使用します。 Maven フレームワークおよび JDK 11 をサポートしている Java IDE のほとんど、たとえば IntelliJ IDEA、Eclipse IDE、NetBeans などが使用できます。 文書化されており、推奨される IDE は次のとおりです。
| ArcGIS Server は、SOE または SOI を配置するために必要であり、ArcGIS Pro はサービスを公開するために必要です。 ただし、ArcGIS Server と ArcGIS Pro は、ArcGIS Enterprise SDK がインストールされているのと同じコンピューターにインストールする必要はありません。リモート コンピューター上に配置できます。 SOE および SOI を構築する場合、Java Development Kit (JDK) バージョン 11.0.14 または JDK 11 のより新しいバージョンがサポートされます。 Java 12 以降を使用した SOE または SOI の構築はサポートされていません。 Maven 3.8.5 以降がサポートされます。 |