ArcGIS Enterprise Builder は ArcGIS Enterprise をオンプレミスの 1 台のコンピューター上に配置します。 ArcGIS Enterprise Builder の実行に必要なシステム要件とハードウェア要件を次に示します。
また、ArcGIS Pro を通じて、ArcGIS Pro、ArcGIS Drone2Map エクステンション、または ArcGIS Enterprise のライセンスを取得する場合、ArcGIS License Manager 2021.1 以降のバージョンでライセンスを構成し、これらのアプリを使用できるメンバーを指定する必要があります。 詳細については、「Portal for ArcGIS 管理者ガイド」、「License Manager リファレンス ガイド」、および「License Manager のシステム要件」をご参照ください。
ArcGIS Enterprise を使用して ArcGIS Enterprise Builder の配置を実装またはアップグレードする前に、サポート終了情報を参照して、お使いのハードウェア コンポーネントやソフトウェア コンポーネントに最新リリースの ArcGIS Enterprise Builder との互換性があるかどうかを確認することをお勧めします。 個々の製品コンポーネントについても、すべての現在のシステム要件を確認してください。 この情報には、「ArcGIS Enterprise インストール ガイド」からアクセスできます。
注意:
ArcGIS Enterprise components require the Microsoft Visual C++ 2015–2022 Redistributable (x64) minimum version 14.38.33130. Obtain the Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015–2022 file from the Microsoft site.
Visual C++ 2015 - 2022 Redistributable がまだインストールされていない場合、ArcGIS Enterprise Builder の setup.exe を実行するとインストールされます。 ただし、ArcGIS Enterprise Builder の setup.msi を直接実行しても、Redistributable はインストールされません。 Microsoft Visual C++ 2015 - 2022 Redistributable (x64) がまだインストールされていない場合、setup.msi を実行しても ArcGIS Enterprise Builder は実行されません。
前提条件
ArcGIS Web Adaptor (IIS) をインストールするコンピューターでは、以下の前提条件が満たされている必要があります。
注意:
.NET Runtime および IIS のサポートを含む、ASP.NET Core ランタイム - Windows ホスティング バンドルをインストールする必要があります。
注意:
ASP.NET Core ランタイム - Windows ホスティング バンドルをインストールしてから IIS と必要なコンポーネントを有効化した場合、バンドル インストーラーを使用してバンドル インストールを修復する必要があります。
Microsoft Windows オペレーティング システム要件
The following 64-bit operating systems satisfy the minimum operating system requirements. Support is not provided for 32-bit operating systems; the setup only proceeds if the operating system is 64 bit.
Supported operating system | Latest update or service pack tested |
---|---|
Windows Server 2022 Standard および Datacenter | April 2024 update |
Windows Server 2019 Standard および Datacenter | April 2024 update |
Windows Server 2016 Standard および Datacenter | April 2024 update |
開発環境
Supported operating system | Latest update or service pack tested |
---|---|
Windows 11 Pro および Enterprise | April 2024 update |
Windows 10 Pro および Enterprise | April 2024 update |
注意:
- Prior and future updates or service packs for these operating system versions are supported unless otherwise stated. The operating system version and updates must also be supported by the operating system provider.
- ArcGIS is only supported on 64 bit CPUs with x86-64 architecture.
- The Desktop Experience option is required on all versions of Windows Server.
- Windows 11 and 10 are supported for basic testing and application development use only.
- Machines with an underscore (_) in their names are not supported. Several widely used internet host name specifications have designated the underscore character as nonstandard. Although Microsoft Windows allows you to use the underscore in a machine name, it can still cause problems when you interact with other servers and platforms. For this reason, the installation will not proceed on servers that have an underscore in the host name.
- You cannot install on domain controllers. Installing on a domain controller may adversely affect functionality.
ハードウェア要件
必要なディスク空き容量
ArcGIS Enterprise Builder (Windows) を実行するには、セットアップ ファイルがステージングされ、ログ ファイルが書き込まれるシステム ドライブ (多くの場合 C: ドライブ) 上に 12 GB の使用可能なディスク領域が必要です。 さらに、ArcGIS Enterprise Builder のインストール ドライブ上に 30 GB 以上の使用可能なディスク領域が必要です。これは、セットアップ中に指定します。 このディスク領域は、コンポーネントの初期インストールを完了し、基本配置の拡張時にデータ、ログ、構成ファイルを格納するために必要とされます。 ほとんどのユーザーはインストール ドライブ上に 30 GB を超える領域を必要とします。運用システムの場合は、配置内のコンピューターごとに 60 GB 以上の使用可能なディスク領域が存在する必要があります。
メモリ要件
ArcGIS Enterprise Builder をインストールするには、16 GB 以上のメモリを設定することを強くお勧めします。
ファイアウォールの設定
ArcGIS Enterprise の基本配置のコンポーネントは、特定のポートで通信します。 ソフトウェアをインストールする前に、ファイアウォール上でこれらのポートを開く必要があります。
ArcGIS Web Adaptor は、ポート 80 および 443 上で通信します。 ArcGIS Enterprise Builder を使用してインストールされた各追加コンポーネントで使用されるポートの情報については、以下をご参照ください。
信頼できる証明書
ArcGIS Enterprise の配置では、基本配置がインストールされているコンピューターで HTTPS が有効化されている必要があります。 詳細については、「Web サーバーで HTTPS を有効化」の手順をご参照ください。
配置の Web サーバーが IIS の場合、サンプル スクリプトを使用してドメイン証明書を作成する方法をご参照ください。
サポートされる Web ブラウザー
ArcGIS Enterprise 構成ウィザードは、次の Web ブラウザーをサポートします。
- Google Chrome バージョン 118 以降
- Microsoft Edge バージョン 118 以降
- Mozilla Firefox バージョン 121 以降
- Mozilla Firefox バージョン 115 (ESR)
- Safari バージョン 16 以降
サポートされている仮想化環境とクラウド プラットフォーム
仮想化環境とクラウド環境のサポート内容は、ArcGIS Enterprise の基本配置の全コンポーネントで同じです。 詳細については、ArcGIS Enterprise システム要件の「クラウド プラットフォーム上の ArcGIS Enterprise」および「サポートされている仮想化環境」をご参照ください。
座標系ファイル
場合によっては、ホスティング サーバーおよびポータル コンピューターに追加の座標系ファイルが必要なことがあります。 詳細については、「座標系の要件」をご参照ください。