ArcGIS では、Oracle の Oracle データベースとエンタープライズ ジオデータベースへの接続をサポートしています。
Visit Esri Technical Support for information on the Esri Supported Environment Policy.
サポートされているデータベース バージョン
最新の ArcGIS ソフトウェアでサポートされているバージョンは Oracle 19c のみです。 ArcGIS で認定およびサポートされている最小の Oracle 19c パッチ バージョンは次のとおりです。 これより新しい Oracle の更新は、パッチも含めてこのバージョンでサポートされています。
Standard 2 (SE2)/Enterprise (EE) エディション:
Oracle 19c (64 ビット) 19.3.0.0
サポートされているオペレーティング システム
データベース管理システムがインストールされているコンピューターと、ArcGIS 製品がインストールされているコンピューターが同じである場合、そのオペレーティング システムは ArcGIS 製品のシステム要件と Oracle バージョンのオペレーティング システム要件をどちらも満たす必要があります。
データベースがインストールされているサーバーと、ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じでない場合は、使用する Oracle のバージョンに応じたオペレーティング システム要件を Oracle のドキュメントでご確認ください。
ST_Geometry シェープ ライブラリに関する追加要件
ST_Geometry シェープ ライブラリを使用して Oracle の外部プロシージャ (extproc) を構成するとき、Esri では次のオペレーティング システムをサポートしています。
- IBM AIX (64 ビット)
- Linux (64 ビット)
- Solaris (64 ビット)
- Microsoft Windows (64 ビット)
注意:
Oracle Exadata Database Machine のサポートは、Oracle Linux と Oracle RAC (Real Application Clusters) のどちらにも対応している OEM (Original Equipment Manufacturer) ソフトウェアには Oracle Exadata との互換性があると説明した Oracle のガイドに基づいています。
データベース要件/制限
Oracle マルチテナント アーキテクチャでは、ジオデータベースはプラガブル データベースにのみ作成できます。
ブランチ バージョニングは、ユーザースキーマ ジオデータベースではサポートされていません。
Oracle Text コンポーネントをインストールする必要があります。 Oracle ではデフォルトで Text コンポーネントがインストールされますが、デフォルトのインストールを実行していない場合、Text コンポーネントがインストールされていない可能性があります。
Oracle データベースのパッチのサポート
すべての Oracle パッチ セット (および中間パッチ) のドキュメントとインストール方法については、Oracle Support をご参照ください。 Esri は、Oracle のパッチ セットまたは中間パッチを適用する前に、Oracle データベースの完全バックアップを実行することをお勧めします。 Oracle のパッチ セットまたは中間パッチの適用後に不具合が発生した場合は、前のバージョンの Oracle に戻してください。 必要な場合は、Oracle のサポートにお問い合わせください。
クラウド サポート
See Requirements for using ArcGIS with databases in the cloud for information on support for database services and databases deployed in the cloud.
DBMS への接続に必要なソフトウェア
クライアント コンピューター (ArcGIS Pro または ArcGIS Server が動作しているコンピューターなど) は、使用している RDBMS に合わせて適切なデータベース クライアント ファイルをインストールしておく必要があります。 これらのクライアント ファイルは、それぞれの RDBMS ベンダーから入手できます。 詳細については、「データベース クライアント」をご参照ください。
注意:
ArcGIS クライアントで、接続先の Oracle データベースのバージョンでサポートされている最新の Oracle クライアントを使用することをお勧めします。