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ホスト ライブ ストリーム ビデオ レイヤーの公開

ArcGIS 11.4  | |  ヘルプのアーカイブ

ArcGIS Excalibur を使用して、ネットワーク ビデオのブロードキャストおよびストリームからホスト ライブ ストリーム ビデオ レイヤーを公開できます。 ホスト ライブ ストリーム ビデオ レイヤーを公開するには、ライブ ストリーム ビデオ レイヤーを作成、更新、削除するための適切な権限が必要です。

注意:

ArcGIS Excalibur は、アドオン ライセンスおよびその他のインストールを必要とします。 詳細については、「ArcGIS Excalibur のシステム要件」をご参照ください。

ArcGIS Excalibur を使用してホスト ライブ ストリーム ビデオ レイヤーを公開するには、以下の手順を実行します。

  1. ArcGIS Excalibur ホーム ページで [新規公開: ホスト Web レイヤー] をクリックします。

    または、ナビゲーション メニューから [レイヤーの公開] をクリックします。

  2. ビデオ レイヤーのセクションで、[UDP ライブストリーム][RTSP ライブストリーム]、または [RTMP ライブストリーム] をクリックします。
  3. [ライブストリーム モード] で、次のいずれかのモードを選択します。 モードは、公開するライブストリーム プロトコルに基づいて決定されます。
    • [UDP マルチキャスト] - このモードは、多数のシステム間でネットワーク通信を同時に行う場合に使用します。 許可されている IP アドレスは 224.0.0.0 ~ 239.255.255.255 の間でなければなりません。
    • [UDP ユニキャスト] - このモードは、1 つの送信側と 1 つの受信側の間でネットワーク通信を行う場合に使用します。 許可されている IP アドレスは 0.0.0.0 または Video Server がユニキャスト用に設定した IP アドレスです。 UDP ユニキャスト ストリームの場合、Video Server は、いずれかのノードでライブストリーム プロセスを開始し、ユーザーが定義した特定の待機ポートを開きます。
    • [RTMP] および [RTSP Fetch] - このモードは、Video Server がリモート ソースからライブストリーム コンテンツを取得できるようにする場合に使用します。 完全修飾ドメイン名 (FQDN) または IP アドレスを使用できます。
    • [RTMP] および [RTSP Listen] - このモードは、Video Server がライブストリーム コンテンツを待機および受信できるようにする場合に使用します。 許可されている IP アドレスは 0.0.0.0 と、Video Server[待機] モード用に設定した FQDN または IP アドレスです。

    注意:
    可用性の高い Video Server 環境でライブ ストリームの待機コンピューターを特定するには、ArcGIS Video Server を参照し、[管理] → [サービス] → [serviceName] の順に選択します。これにより、Video Server ライブ ストリーム プロセスが実行されているノード上のライブ エンドポイントを示す listenUrl パラメーターが表示されます。

  4. [ストリーム アドレス] にアドレスを入力します。
    • [UDP] - 完全修飾 UDP アドレスを入力して、IP アドレスとポートを含めます。
    • [RTMP] および [RTSP] - 完全修飾 RTMP または RTSP アドレスを入力して、IP アドレス、ポート、パスを含めます。

    注意:
    注意: 同じポートを複数のライブストリーム サービスで使用することはできません。

  5. [レイヤー名] に名前を入力します。
  6. [ライブストリーム コンテンツの記録] が有効になっていることを確認します。 これはデフォルトで有効になっています。 無効になっている場合は、ライブストリームが完了すると、後で使用するためにライブストリーム ビデオ レイヤーをオンデマンド ビデオ レイヤーに変換することができなくなります。
  7. [ストリームの開始オプション] で、ライブ ストリームの開始方法を選択します。
    • [リクエストに応じて開始] - 必要に応じて、ライブストリーム レシーバーを開始します。 このオプションは、ライブストリーミング ポートがアクティブかつ待機状態のときを最も細かく制御できます。 ライブストリーム サービスのリストを通じて、構成のステータスを管理できます。
    • [自動的に開始] - 接続が構成されビデオ レイヤーが作成されたら、受信ポートを開き、ライブストリームを初期化します。 構成とライブ レイヤーを作成する際にライブ ストリームが利用できる場合はこのオプションを使用します。 サーバー上の受信通信ポートがすぐに開きます。
  8. [ストリームの停止オプション] で、ライブ ストリームの停止方法を選択します。
    • [リクエストに応じて停止] - 必要に応じて、ライブストリーム レシーバーを停止します。 このオプションは、ライブストリーミング ポートがアクティブかつ待機状態のときを最も細かく制御できます。
    • [自動的に停止] - ArcGIS Video Server がライブストリームの終了を検出した時点で、ライブストリーム接続を停止してポートを閉じます。
  9. 必要に応じて、そのレイヤーを説明するサマリーを [サマリー] に入力します。
  10. そのレイヤーを説明する用語を [タグ] に入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

  11. 組織全体または特定のグループとレイヤーを共有するかどうかを指定します。
  12. [新しいライブストリーム ビデオ レイヤー] を選択します。

公開したレイヤーは [解析レイヤー] ページに表示され、ArcGIS Excalibur のキャンバスで開いたり、管理したりすることができます。ここでは、ライブストリームの開始と停止だけでなく、レイヤーの削除も実行できます。 また、ビデオ レイヤーを ArcGIS AllSource または ArcGIS Pro で使用することもできます。