以下に示すように、Windows インストーラー コマンド ライン パラメーターを使用してセットアップ プログラムを実行すると、ArcGIS Web Adaptor をインストールできます。または、Setup.exe を使用してユーザー インターフェイスからインストールすることもできます。
インストールの動作と要件
ArcGIS Web Adaptor のバージョンは、登録された ArcGIS Server サイトのバージョンと常に一致する必要があります。
10.2.1 以降のバージョンの ArcGIS Web Adaptor は、以前のバージョンの ArcGIS Web Adaptor とともに同じコンピューター上にインストールできます。たとえば、同じ Web サーバー上にバージョン 10.1 SP1 とバージョン 10.5.1 の ArcGIS Web Adaptor をインストールできます。
それぞれの ArcGIS Web Adaptor の名前は、一意である必要があります。1 つの Web サーバー上に同じ名前を持つ 2 つの ArcGIS Web Adaptor をインストールすることはできません。
以前のバージョンの ArcGIS Web Adaptor のアップグレード
10.5.1 は他のバージョンと一緒にインストールできます。10.5.1 をインストールするために ArcGIS Web Adaptor をアンインストールする必要はなく、10.5.1 は旧バージョンのアップグレードではありません。
10.5.1 をインストールしたら、ArcGIS Web Adaptor を対応する ArcGIS Server サイトで構成する必要があります。
レガシー:
10.2 以前のバージョンでは、セットアップを実行すると、すべての既存の ArcGIS Web Adaptor が最新バージョンにアップグレードされました。
ArcGIS Web Adaptor のサイレント インストール
以下は、ArcGIS Web Adaptor をサイレント インストールするときに使用する Windows Installer のコマンド ライン パラメーターです。
- INSTALLDIR=<インストール場所>
このプロパティを使用することで、ArcGIS Web Adaptor のインストール先をコマンド ラインで指定できます。このプロパティを設定しない場合、デフォルトの C:\Program Files\ArcGIS\WebAdaptor10.5.1\java\ がインストール先となります。
たとえば、次のように指定します。
<path to ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) setup download>\setup.exe INSTALLDIR="C:\NewInstallDir" /qb
- インストール先を指定せずに ArcGIS Web Adaptor をサイレント インストールするには、次のコマンドを使用します。
<path to ArcGIS Web Adaptor (Java Platform) setup download>\setup.exe /qb
ArcGIS Web Adaptor は、インストールが終了した後で構成する必要があります。詳細については、「ArcGIS Web Adaptor の構成」をご参照ください。
注意:
インストール後、Java アプリケーション サーバーで指定された言語で ArcGIS Web Adaptor が表示されます。言語を変更するには、Java アプリケーション サーバーの製品ドキュメントをご参照ください。