ArcGIS Survey123 Webhook を使用したジョブの作成

ライセンス:

この機能には、ArcGIS Workflow Manager Server Advanced ロールのライセンスが必要です。

ArcGIS Survey123 web サイトで Webhook を構成し、調査の送信時に ArcGIS Workflow Manager に自動的にジョブを作成できます。

Workflow Manager でジョブを作成するための調査を送信するには、調査はWorkflow Manager Server　と同じ ArcGIS Enterprise ポータルでホストされ、調査を送信するユーザーと共有される必要があります。 パブリックにホストされた Survey123 調査で Workflow Manager にジョブを作成するには、[ArcGIS Webhook] 認証方法で [Webhook ジョブの作成] 自動アクションを構成します。

注意:

ArcGIS Workflow Manager Server が、IWA (統合 Windows 認証) または PKI (Public Key Infrastructure) 認証を使用する ArcGIS Enterprise とフェデレートされている場合、Survey123 Webhook を使用して Workflow Manager にジョブを作成できません。

Survey123 Webhook を構成するには、次の手順を実行します。

1. Workflow Manager Web アプリにアクセスします。
2. [設計] タブをクリックします。

   [設計] ページが開きます。

   注意:

   十分な権限がない場合は、[設計] タブは使用できません。

3. [ジョブ テンプレート] をクリックします。

   [ジョブ テンプレート] パネルが表示されます。

4. [ジョブ テンプレート] パネルで、調査を送信するときのジョブの作成に使用するジョブ テンプレートを選択します。

   パネルにジョブ テンプレートが表示されます。

   ヒント:

   [ジョブ テンプレートを検索] テキスト ボックスにキーワードを入力し、このキーワードを含むジョブ テンプレートにリストを絞り込むことができます。

5. ジョブ テンプレートの拡張プロパティ テーブルを作成します。

   これにより、調査データとジョブを関連付けることができます。

6. Web ブラウザーのアドレス バーで、ワークフロー アイテムとジョブ テンプレートの ID を記録しておきます。

   例:

   https://gisserver.domain.com/webadaptorname/apps/workflowmanager/<workflow item id>/design/jobTemplate/<job template id>

   調査の Webhook を構成するには、この情報が必要です。

7. 次のパラメーターを使用し、調査の ArcGIS Survey123 Web サイトで Webhook を構成します。

   注意:

   調査の Webhook を作成または変更する場合は、変更を有効にするために、Survey123 フィールド アプリ内で調査を更新する必要があります。

   1. [ペイロード URL] フィールドで、次の例を参考にして Workflow Manager の URL を指定します。

      https://gisserver.domain.com/webadaptorname/workflow/<workflow item id>/webhooks/createJobFromSurveyResponse/<job template id>

   2. [トリガー イベント] セクションで [新しいレコードが送信された] チェックボックスをオンにします。
   3. [イベント データ] セクションで、次のチェックボックスをオンにします。
      • 調査情報
      • 送信されたレコード
      • ポータル情報

Webhook は、調査の回答が送信されるときに Workflow Manager にジョブを作成する準備が整いました。