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ワークグループ ジオデータベースの作成

Standard または Advancedのライセンスで利用可能。

データベース サーバー管理者がデータベース サーバーを作成し、それを ArcMap に追加したら、ArcMap または ArcCatalog のデータベース サーバーのショートカット メニューにある [新規ジオデータベース] コマンドを使用して、ジオデータベースを作成できます。

メモ:

ArcGIS Desktop 10.8 または 10.8.1 を使用して、ジオデータベースを作成します。

ジオデータベースを作成すると、データベース サーバーで使用される SQL Server Express インスタンスにデータベースが作成され、そのデータベースの dbo スキーマにジオデータベースが作成されます。

ジオデータベース作成時に使用する ArcGIS Desktop バージョンによってジオデータベースのバージョンが決まります。

以下の手順に従って、データベース サーバー上にワークグループ ジオデータベースを作成します。

  1. サーバー管理者としてログインし、ArcMap を起動して、カタログ ウィンドウを開きます。
  2. カタログ ツリーで、ジオデータベースの作成先となるデータベース サーバーを右クリックします。
  3. [新規ジオデータベース] をクリックします。
  4. [ジオデータベース名] テキスト ボックスに新しいジオデータベースの名前を入力します。

    名前の先頭文字は必ず英字にしてください。スペースまたは特殊文字 (*、&、!、%、.、+、- など) を含めることはできません。この名前はサーバー名と合わせて 31 文字以内に収める必要があります。

  5. データベース ファイルの場所を変更する場合は、省略符号ボタン ([...]) をクリックして場所を参照し、[サーバー上のジオデータベース ファイルの場所] テキスト ボックスに新しい場所を指定します。
  6. [初期サイズ] テキスト ボックスに、新しいジオデータベースのサイズを入力します。
  7. [単位] ドロップダウン メニューから [MB] または [GB] を選択します。または、デフォルト サイズの 100 MB を使用します。

    初期サイズにかかわらず、ジオデータベースのサイズは必要に応じて 10 GB まで拡張可能です。

    メモ:

    ジオデータベースの初期サイズは、SQL Server Express Edition インスタンスの model データベースよりも小さいサイズに設定することはできません。 model データベースは、すべての新規データベースのシステム テンプレートです。 model データベースのサイズにより、SQL Server Express Edition インスタンスで作成されるすべてのデータベースの最小サイズが決定されます。 この最小サイズよりも小さいジオデータベースを作成しようとすると、データベースの作成は失敗し、次のエラー メッセージが返されます。

    Error creating this geodatabase
    CREATE DATABASE failed. 
    Primary file must be at least <size of model> to accommodate a copy 
    of the model database.

  8. [OK] をクリックします。

データベース ファイルとジオデータベース スキーマが作成されている間、プログレス バーが表示されます。 完成した新しいジオデータベースは、カタログ ツリーの [コンテンツ] タブに表示されます。