Skip To Content

SQL Server Express でジオデータベースの格納を有効にするコマンドの使用

この ArcGIS 10.8 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

ウィザードを実行する代わりにコマンド (サイレント インストール) からインストール プログラムを実行して、SQL Server Express インスタンスでジオデータベースの格納を有効にできます。インスタンスをデータベース サーバーとして有効化するだけで、SQL Server Express のインストールは行いません。

  1. SQL Server Express がインストールされているコンピューターに、Windows 管理者としてログインします。
  2. Windows 管理者として、MS-DOS コマンド ウィンドウを開きます。
  3. SQL Server Express を ArcGIS Server Workgroup で使用する場合は、まずソフトウェアを認証する必要があります。認証を行うには、ソフトウェア認証ウィザードの絶対パスおよび実行可能ファイルの名前、*.prvc ファイルのパスと名前、および電子メール アドレスを指定して、次のコマンドを実行します。
    <path to software authorization executable>\softwareauthorization.exe 
    -s -lif <path and name of prvc file> -email <email address of authorizing user>

    以下に例を示します。

    c:\DatabaseServer\64-bit\softwareauthorization.exe 
    -s -lif "c:\licenses\Server_Wkg_Std.prvc" -email myname@esri.com
  4. すべての SQL Server Express インスタンスがデータベース サーバーとして使用されるようにするには、以下のコマンドを実行します。絶対パスと実行可能ファイルの名前、データベース サーバー管理者に指定するユーザーの完全なログイン名、SQL Server Express のインスタンス名、および操作を記録するログ ファイルのパスと名前を指定します。
    <path to executable>\DatabaseServerSetup.exe 
    -silent -user <user_login> -instance <SQL Server instance name> 
    -logfile <path and name of log file>

    以下に例を示します。

    c:\DatabaseServer\64-bit\DatabaseServerSetup.exe 
    -silent -user ourdomain\mjruser -instance myserver\sqlex 
    -logfile c:\logs\logfile.log
    メモ:

    実行可能ファイルの名前は一部異なる場合があります。ファイルの場所は、インストール ファイルの配置場所と、32 ビットまたは 64 ビットのどちらの SQL Server Express を使用しているかで異なります。指定する名前と場所が、目的の実行可能ファイルに一致していることを確認してください。

これで、SQL Server Express のインスタンスにジオデータベースを格納できるようになり、サーバー管理者が追加されました。

次は、データベース サーバーに接続するために ArcMap を構成します