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SQL Server Express でジオデータベースの格納を有効にするコマンドの使用

ウィザードを実行する代わりにコマンド (サイレント インストール) からインストール プログラムを実行して、SQL Server Express インスタンスでジオデータベースの格納を有効にできます。インスタンスをデータベース サーバーとして有効化するだけで、SQL Server Express のインストールは行いません。

  1. SQL Server Express がインストールされているコンピューターに、Windows 管理者としてログインします。
  2. Windows 管理者として、MS-DOS コマンド ウィンドウを開きます。
  3. SQL Server Express を ArcGIS Server Workgroup で使用する場合は、まずソフトウェアを認証する必要があります。認証を行うには、ソフトウェア認証ウィザードの絶対パスおよび実行可能ファイルの名前、*.prvc ファイルのパスと名前、および電子メール アドレスを指定して、次のコマンドを実行します。
    <path to software authorization executable>\softwareauthorization.exe 
    -s -lif <path and name of prvc file> -email <email address of authorizing user>

    以下に例を示します。

    c:\DatabaseServer\64-bit\softwareauthorization.exe 
    -s -lif "c:\licenses\Server_Wkg_Std.prvc" -email myname@esri.com
  4. すべての SQL Server Express インスタンスがデータベース サーバーとして使用されるようにするには、以下のコマンドを実行します。絶対パスと実行可能ファイルの名前、データベース サーバー管理者に指定するユーザーの完全なログイン名、SQL Server Express のインスタンス名、および操作を記録するログ ファイルのパスと名前を指定します。
    <path to executable>\DatabaseServerSetup.exe 
    -silent -user <user_login> -instance <SQL Server instance name> 
    -logfile <path and name of log file>

    以下に例を示します。

    c:\DatabaseServer\64-bit\DatabaseServerSetup.exe 
    -silent -user ourdomain\mjruser -instance myserver\sqlex 
    -logfile c:\logs\logfile.log
    メモ:

    実行可能ファイルの名前は一部異なる場合があります。ファイルの場所は、インストール ファイルの配置場所と、32 ビットまたは 64 ビットのどちらの SQL Server Express を使用しているかで異なります。指定する名前と場所が、目的の実行可能ファイルに一致していることを確認してください。

これで、SQL Server Express のインスタンスにジオデータベースを格納できるようになり、サーバー管理者が追加されました。

次は、データベース サーバーに接続するために ArcMap を構成します