このガイドでは、ArcGIS Video Server とサーバー サイトのインストールと構成の手順について詳しく説明します。
ArcGIS Video Server をインストールする前に、次の操作を実行してください。
インストールのためのシステムの準備ができたことを確認した後に、インストール ガイドを使用してサーバーのセットアップを実行します。 次に、インストール プロセスについて簡単に説明します。
- インストール ウィザードを使用するか、サイレント インストールを実行して、コンピューターに ArcGIS Video Server ソフトウェアをインストールします。
- ArcGIS Video Server サイトを作成します。
- ArcGIS Video Server サイトで ArcGIS Web Adaptor インスタンスをインストールして構成します。
- ArcGIS Enterprise ポータルでサイトを構成します。 サーバー サイトをポータルとフェデレートし、ポータルの ArcGIS Video Server として指定します。
- 管理者に、ビデオ レイヤーを ArcGIS Video Server に公開するユーザー アカウントに ArcGIS Excalibur ライセンスを提供してもらいます。 ArcGIS Excalibur のシステム要件を参照して、適切な権限を提供します。
ArcGIS Video Server のインストール プロセスは他のサーバーのプロセスと異なっているため、注意深く手順に従ってください。
ArcGIS Video Server は、Microsoft Azure および Amazon Web Services に手動で配置できます。 Microsoft Azure および Amazon Web Services Cloud Formation テンプレートのフル サポートは、現在サポートされていません。
新しいオブジェクト ストアを ArcGIS Video Server に登録
新しいオブジェクト ストアを登録するには、次の手順を実行します。
- サイトの初期構成の実行時に [構成ストア タイプ] で [クラウド ストア] オプションを選択します。
- オブジェクト ストアの作成に使用する AWS/Azure アカウントのアクセス キーとシークレット キー (AWS) またはアカウント名とアカウント キー (Azure) を入力します。
- 接続文字列では、オブジェクト ストアの名前、その領域、必要な追加パラメーターを定義します。 少なくとも次の情報を含める必要があります。
- NAMESPACE=<NAMESPACE>;REGION=<REGION>
注意:
上記の例で、NAMESPACE は、作成するクラウド ストアの名前を指します。 既存のクラウド ストアにする必要はありません。
- 追加パラメーターとして、AccountName、EndpointSuffix、CredentialType、ClientID、TenantID、ユーザー名、パスワードを指定できます。
注意:
サイトの構成フォームに入力したユーザー名とパスワードは、アクセス キーとシークレット キー (またはアカウント名とアカウント キー) に基づいて、接続文字列に自動的にアペンドされます。 - NAMESPACE=<NAMESPACE>;REGION=<REGION>