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ArcGIS Enterprise の概要

ArcGIS 11.4 (Windows)  | |  ヘルプのアーカイブ

ArcGIS Enterprise は GIS の基本ソフトウェア システムで、マッピング、ビジュアライゼーション、解析、データ管理機能を提供します。 これは、Esri の一連のアプリケーションとカスタム アプリケーションを実行するためのバックボーンです。 ArcGIS Enterprise はマッピングとマップ作成のために ArcGIS Pro と統合され、システム間でコンテンツを共有するために ArcGIS Online と接続することができます。

コラボレーションと柔軟性は ArcGIS Enterprise の中心的な特徴で、あらゆるデバイス、あらゆる場所で、いつでも作業を編成し共有することができます。

ArcGIS Enterprise を使用すると、デプロイメントを制御できます。 Microsoft WindowsLinux、および Kubernetes で実行でき、以下において、小規模な単一コンピューターと大規模な複数コンピューターへのデプロイメントをサポートします。

  • パブリック クラウド インフラストラクチャ
  • プライベート クラウド インフラストラクチャ
  • 物理ハードウェアまたは仮想ハードウェアを使用したオンプレミスのインフラストラクチャ

この柔軟性は、リアルタイム データの追跡、ビッグ データ解析の実行、ラスター解析、イメージ サービスのホスト、データ サイエンスのワークフローなど、組織のニーズをサポートする高度な機能を実現します。 ArcGIS Enterprise のデプロイメントは、インターネットに接続することも切断することもでき、障害時にデータ損失とダウンタイムを回避するように構成できます。

ArcGIS Enterprise の基本デプロイメント

ソフトウェア コンポーネント

ArcGIS Enterprise は 4 つのコンポーネントが連携して動作して、Web マッピング、画像の活用、リアルタイム データ処理、大量のバッチ解析、空間データ サイエンスの包括的な機能を提供します。

  • ArcGIS Server は、複数の専用のサーバー ロールを含む GIS のマッピングと解析機能を提供し、トラフィックをサポートするために動的に拡張できます。
  • ArcGIS Enterprise ポータルは、ユーザーがマップ、アプリ、空間データを作成、共有、管理し、協力者と共有する中央ハブです。
  • ArcGIS Data Store は、デプロイメントで使用されるホスティング サーバーのデータ ストレージを提供します。
  • ArcGIS Web Adaptor は、ArcGIS Server および Portal for ArcGIS を既存の Web サーバーおよび組織のセキュリティ インフラストラクチャと統合します。

ArcGIS Enterprise の基本デプロイメントは、4 つすべての ArcGIS Enterprise コンポーネントが組み込まれた最小限のセットアップです。 詳細については、「ArcGIS Enterprise の基本デプロイメント」をご参照ください。

この基本デプロイメントをインストールしたら、ArcGIS Enterprise の使用を開始するか、追加機能を構成できます。

ArcGIS Enterprise ライセンス

ArcGIS Enterprise は、ユーザー単位またはシステム容量単位でライセンス認証されます。 ユーザーはユーザー タイプに基づいてライセンスが付与されるので、情報およびコンテンツ作成機能へのセキュリティ保護されたアクセスを実現しています。 ユーザー タイプと機能の詳細については、「ユーザー タイプ、ロール、権限」をご参照ください。

ArcGIS Enterprise サーバー ロール

ArcGIS Enterprise は、使用するデプロイメントで有効にしたい機能に応じて、さまざまなロールのライセンスを適用することができます。 ArcGIS Enterprise サーバーのライセンス ロールは、各 ArcGIS Enterprise サーバー コンピューターまたはサイトの機能を定義します。 オプションの詳細な説明については、「ArcGIS Enterprise サーバー ロール」をご参照ください。