Skip To Content

ArcGIS Enterprise Builder のサイレント インストール

この ArcGIS 10.8 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

コマンド ライン パラメーターを使用してセットアップを実行すると、ArcGIS Enterprise Builder をユーザー インターフェイスを使用せずにインストールすることができます。

インストールのコマンド ライン パラメーター

ArcGIS Enterprise Builder のサイレント インストールを実行する際に使用するセットアップのコマンド ライン パラメーターを次に示します。

<location of setup>/Builder.exe GIS_INSTALLDIR=<new install dir> GIS_USER_NAME=arcgis GIS_PASSWORD=<password> SERVER_AUTHORIZATION=<location of authorization file> /qn

GIS_INSTALLDIR= - このパラメーターはインストール先の場所を示します。 デフォルトの場所は「C:\Program Files\ArcGIS」です。 デフォルトのインストール場所を使用する場合は、GIS_INSTALLDIR をコマンド ラインに指定する必要はありません。

GIS_USER_NAME= - このパラメーターは必須です。 ポータル、サーバー、およびデータ ストア用のサービスを実行するデフォルトのアカウントは「arcgis」です。 別のアカウントを使用する場合は、このパラメーターを指定する必要があります。 たとえば、ドメイン アカウントまたは管理サービス アカウントを使用するには、GIS_USER_NAME=<ドメイン>\<ユーザー名> の形式になります。

GIS_PASSWORD= - このパラメーターは必須です。 ユーザーがすでに存在する場合は、正しいパスワードを指定する必要があります。 ユーザーが存在せず、ローカル アカウントが使用される場合は、セットアップによって自動的にユーザーが作成されます。 パスワードは、パスワードの作成に関するオペレーティング システム要件を満たしている必要があります。

SERVER_AUTHORIZATION= - このパラメーターは必須です。 ArcGIS Server の認証ファイルの場所を指定します。 有効な認証ファイルをコマンド ラインに指定しなければ、セットアップは正常に完了しません。

WAPortal= - ArcGIS Enterprise ポータル用の ArcGIS Web Adaptor の名前を指定します。 デフォルト名は portal です。 デフォルト名を使用する場合は、WAPortal をコマンド ラインに指定する必要はありません。

WAServices= - ホスティング サーバー用の ArcGIS Web Adaptor の名前を指定します。 デフォルト名は server です。 デフォルト名を使用する場合は、WAServices をコマンド ラインに指定する必要はありません。

/qn - このパラメーターを指定すると、ユーザー ダイアログを使用せずに ArcGIS Enterprise Builder セットアップのサイレント インストールが実行されます。 セットアップの完了時にダイアログを必要とする場合は、/qb を使用します。

ArcGISEntBuilder.log というセットアップ ログが ProgramData ディレクトリに自動的に作成されます。

メモ:
コマンド ラインでは、大文字と小文字が区別されます。