コマンド ライン パラメーターを使用してセットアップを実行すると、ArcGIS Enterprise Builder をユーザー インターフェイスを使用せずにインストールすることができます。
インストールのコマンド ライン パラメーター
ArcGIS Enterprise Builder のサイレント インストールを実行する際に使用するセットアップのコマンド ライン パラメーターを次に示します。 次のパラメーターは、ArcGIS Enterprise Builder のサイレント インストールを実行するのに最低限必要な情報です。
-m silent - 実行モードを silent に指定します。
-l yes - このパラメーターは必須です。 これにより、マスター契約書に同意します。
-s /path/to/server.prvc - このパラメーターは、ArcGIS Server 認証ファイルの場所を指定するために使用されます。
-d /install/path - このオプション パラメーターは、ArcGIS Enterprise Builder のインストール先のインストール パスを指定するために使用されます。 指定しないと、ユーザーの $HOME ディレクトリのデフォルト パスが使用されます。
たとえば、セットアップのサイレント実行では、「./Setup -m silent -l yes -s /path/to/server.prvc」を使用します。
追加のパラメーターを使用することもできます。 完全なリストを確認するには、-h を指定して ArcGIS Enterprise Builder セットアップを実行し、ヘルプを表示してください。
注意:
10.9.1 では、Python 2.x をインストールする ArcMap Runtime Support 機能を無効にすることができます。 ArcMap Runtime Support 機能を無効にすると、Python 2.x がシステムから削除されます。 これを行うには、ArcGIS Enterprise Builder を使用したアップグレードに進んで、アップグレードが完了した後に、ArcMap Runtime Support 機能を無効化し、Python 2.x を削除できます。