注意:
ArcGIS Enterprise 10.9.1 以降では、ArcGIS Server Manager ではなく、ポータルのコンテンツ ページを介してビッグ データ ファイル共有の追加または編集を行うことを推奨します。 ポータルでのビッグ データ ファイル共有の詳細。
ビッグ データ ファイル共有は、ポータルのコンテンツ ページを介して、データ ストアとして登録されます。 ビッグ データ ファイル共有は、マニフェストによって、データのスキーマの概略およびデータセット内のジオメトリと時間を表現するフィールドの概略が記述される必要があります。 ビッグ データ ファイル共有を登録するとマニフェストが自動的に生成されますが、データに対して変更が行われた場合や必要なすべての情報をマニフェストの生成時に決定できなかった場合 (自動生成されたマニフェストでジオメトリまたは時間に対応する正確なフィールドが選択されなかった場合など) は修正が必要とされることもあります。
注意:
マニフェストを介したビッグ データ ファイル共有の編集は、高度なオプションです。 ビッグ データ ファイル共有で個々のデータセットに変更を適用する方法の詳細については、「ポータルでのビッグ データ ファイル共有の管理」をご参照ください。 区切りファイルに対するヒント ファイルの適用については、「ヒント ファイル」をご参照ください。
マニフェストはデータセットから構成されます。 データセットの数は、ビッグ データ ファイル共有に含まれるフォルダーの数によって決まります。 次の例では、5 つのデータセットが記述されています。
"datasets":[
{.. dataset1 ..},
{.. dataset2 ..},
{.. dataset3 ..},
{.. dataset4 ..},
{.. dataset5 ..},
]
各データセットの内部には、適用可能な 5 つの最上位オブジェクトが存在します。 これらのオブジェクトのうち、name、format、および schema は必須です。
{
"name": "dataset1",
"format": {},
"schema": {},
"geometry": {},
"time": {}
}
名前
name オブジェクトは必須であり、データセットの名前を定義します。 これはマニフェスト内で一意である必要があります。
フォーマット
format オブジェクトは必須であり、データセットのタイプとその形式を定義します。
構文 | 例 |
---|---|
| シェープファイルを使用した例:
区切りファイルを使用した例:
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説明 | |
|
schema (スキーマ)
schema オブジェクトは必須であり、データセットのフィールドとフィールド タイプを定義します。
構文 | 例 |
---|---|
|
|
説明 | |
注意:ビッグ データ ファイル共有が GeoAnalytics ツールによって解析され、フィーチャ サービスとして保存されると、タイプが変わる可能性があります。 たとえば、ビッグ データ ファイル共有の esriFieldTypeBigInteger は、フィーチャ サービスでは esriFieldTypeDouble フィールドになります。 |
ジオメトリ
geometry オブジェクトはオプションです。 ポイント、ポリライン、ポリゴンなど、空間的な表現がデータセットに含まれている場合は必須です。
構文 | 例 |
---|---|
| X および Y 値を含む区切りファイルを使用した例:
X、Y、および Z 値を含む区切りファイルを使用した例:
*.tsv ファイルを使用した例:
|
説明 | |
注意:geometry オブジェクトはオプションであるため、次に示すプロパティは、ジオメトリが使用されていることを前提として、必須またはオプションと示されています。
|
時間
time オブジェクトはオプションです。 時間的な表現がデータセットに含まれている場合は必須です。
構文 | 例 |
---|---|
| 時間フィールドに複数の形式でインスタント (instant) を使用した例:
startTime に複数のフィールドを使用して間隔 (interval) を使用した例:
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説明 | |
注意:time オブジェクトはオプションであるため、次に示すプロパティは、time が使用されていることを前提として、必須またはオプションと示されています。
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