Skip To Content

アイテムの追加

アカウントがコンテンツを作成する権限を持っている場合、お使いのデバイスのファイルWeb からのアイテムアプリ、およびデータ ストアArcGIS Enterprise ポータルに追加することができます。 また、マップを保存したり、アプリを公開することもできます。 アイテムは、他のユーザーと共有するまで、そのユーザーだけがアクセス可能です。

デバイスからのファイルの追加

他のユーザーがダウンロードして、デスクトップ アプリでファイルを開くことができるように、サポートされているファイルをお使いのコンピューターから Web サイトに追加して、ファイルを共有できます。 カンマ区切り値 (CSV) ファイルをすべてのユーザーと共有する (パブリックにする) 場合、アイテム ページに表示される URL を使用して CSV を Web レイヤーとして追加できます。 また、画像ファイルを追加したり URL を使用したりして、Web アプリポップアップで画像を表示できます。 アイテム ページで URL を表示するには、CSV と画像ファイルの公開範囲を「すべての人に公開 (パブリック)」に設定する必要があります。

ホスト フィーチャ レイヤーを公開する権限を持っている場合、圧縮されたシェープファイルや Microsoft Excel スプレッドシートなどのサポートされているファイルをアップロードするときに、ホスト フィーチャ レイヤーを公開できます。

注意:

公開されると、シェープファイルやファイル ジオデータベースからアップロードされたデータは Web メルカトル投影法に変換されます。

  1. サイン インしていることと、コンテンツを作成する権限を持っていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから、[新しいアイテム] をクリックします。
  3. [お使いのデバイス] をクリックしてデバイスからファイルを選択するか、ファイルをドロップ領域にドラッグします。
  4. .zip ファイルをアップロードした場合は、[アイテム タイプ] ドロップダウン メニューからファイルの内容 (たとえば、マップ テンプレートやサンプル コード) を選択します。
  5. サンプル コード (.zip) をアップロードした場合は、サンプルの言語 (たとえば、Java や C++) を選択します。
  6. 必要に応じて、ファイルを追加してホスト フィーチャ レイヤーを作成するか、ファイルのみを追加します。
  7. [次へ] をクリックします。
  8. タイトルを入力します。
  9. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  10. 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。 また、カテゴリ名の入力を開始して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
  11. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  12. 必要に応じて、アイテムについて説明するサマリーを入力します。
  13. [保存] をクリックします。

ファイルを追加すると、そのファイルがコンテンツに表示されます。アイテムの詳細を編集して、共有権限がある場合は、そのファイルを共有できます。

URL からアイテムを追加

ArcGIS Server Web サービス、KML、および OGC WFS、OGC WMS、OGC WMTS を参照する URL を指定できます。 また、Web 上に格納されたドキュメントや画像を参照することもできます。

そのレイヤーまたはファイルの REST エンドポイントの URL を参照するアイテムを追加する場合、Web サイトでは、自動でアイテムを保存することはありません。

  1. サイン インしていることと、コンテンツを作成する権限を持っていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[URL] をクリックします。
  3. サービスまたはドキュメントの REST URL を入力します (例: https://webadaptorhost.domain.com/webadaptorname/rest/services/folder/service/MapServer)。

    ヒント:

    HTTPS 経由でサービスにアクセスする必要がある場合は、サービスを追加する際、入力する URL が https で始まっていることを確認してください。

    ArcGIS Server Web サービスの URL は、「https://<fully qualified web adaptor machine name>/<web adaptor name>/rest/services/<folder name>/<service name>/<service type>」の形式です。 サービスがルート フォルダーにある場合、URL にフォルダー名を含める必要はありません。 その場合の URL の形式は、「https://<fully qualified web adaptor machine name>/<web adaptor name>/rest/services/<service name>/<service type>」です。

    ArcGIS Server サービスの REST URL を確認するには、ArcGIS Server Services Directory を開き、共有するサービスを参照します。 ブラウザーのアドレス バーから URL をコピーできます。 トークンなどのパラメーターは URL に追加しないでください。

  4. アイテム タイプが正しいことを確認します。 タイプが選択したタイプと異なる場合は、正しいアイテムのタイプを選択します。
    • ArcGIS Server Web サービス
    • [ドキュメント] - ドキュメントには、Web 上のスプレッドシート、プレゼンテーション、表、画像、その他のドキュメントなどがあります。ドキュメントには、Web 上のスプレッドシート、プレゼンテーション、表、画像、その他のドキュメントなどがあります。
    • KML (OGC)
    • WFS (OGC)
    • WMS (OGC)
    • WMTS (OGC)
  5. 外部で利用可能な、セキュリティ保護されたサービスを追加した場合は、認証情報をサービス アイテムとともに保存するかどうかを選択します。 認証情報をアイテムとともに保存しない場合、アイテムにアクセスするユーザーは、サービス アイテムにアクセスするたびに認証情報を求められます。 認証情報をアイテムとともに保存する場合、認証情報は求められません。
  6. [次へ] をクリックします。
  7. 外部で利用可能な、セキュリティ保護されたサービスを追加する場合は、サービスへのアクセス権を持つアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

    ID システムの管理方法によっては、ユーザー名は大文字と小文字が区別される可能性があります。 認証情報を保存して、パブリック アプリでサービスを共有する計画の場合は、評価制限を有効にしてサービスの使用を制限できます。

    注意:

    ユーザー名とパスワードのフィールドや認証情報を格納するまたは格納しないためのオプションが表示されない場合、またはセキュアなサービスを追加しようとしたときにエラーが表示された場合、HTTPS の構成に問題がある可能性があります。 認証情報を保存しようとしているサービスを提供する ArcGIS Server サイトは、HTTPS をサポートし、よく知られた認証機関によって署名された有効な証明書を持っている必要があります。 その他のトラブルシューティングについては、Esri サポート (米国) または販売代理店 (米国以外) にお問い合わせください。

  8. WMS (OGC) レイヤーを追加した場合は、表示するレイヤーを選択します。
  9. WFS (OGC) または WMTS (OGC) レイヤーを追加した場合は、アイテムがマップに追加されたときに描画されるレイヤーを選択します。 WFS または WMTS サービスから複数のレイヤーを追加する場合は、個々のアイテムをレイヤーごとに作成する必要があります。

    WMTS サービスが複数の投影法をサポートしている場合は、特定の投影法を選択する必要があります。 デフォルトでは、最初に利用可能な投影法が選択されています。

  10. [次へ] をクリックします。
  11. タイトルを入力します。
  12. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  13. 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。 また、カテゴリ名の入力を開始して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
  14. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  15. 必要に応じて、アイテムについて説明するサマリーを入力します。
  16. [保存] をクリックします。

URL を使用して Web からアイテムを追加すると、そのアイテムがコンテンツに表示されます。アイテムの詳細を編集して、共有権限がある場合は、そのファイルを共有できます。

アプリの追加

組織のメンバーが検索できるように、既存の Web アプリをアイテムとしてポータルに追加できます。 アプリをアイテムとして追加する場合、アプリへの URL を共有します。ポータルはアプリ ファイルをホストしません。 組織のメンバーとアプリを共有する別の方法は、マップから作成した Web アプリを公開することです。 詳細については、「マップからのアプリの作成」をご参照ください。

  1. サイン インしていることと、コンテンツを作成する権限を持っていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[アプリケーション] をクリックします。
  3. アプリのタイプを選択します。
    • [Web マッピング] - JavaScript などの Web API で構築された Web アプリ。
    • デスクトップ - Java や .NET (Microsoft Windows デスクトップ) などのデスクトップ プラットフォームで構築されたデスクトップ用アプリ
    • モバイル - iOSAndroid などのモバイル デバイス用に SDK で構築されたダウンロード可能なアプリ
    • [他のアプリケーション] - 目的、API/SDK、URL アドレスなどの詳細情報のない、デスクトップ アプリケーションまたは任意のタイプの一般アプリ。

    管理者としてサイン インしている場合、ArcGIS Web AppBuilder アプリと ArcGIS Experience Builder アプリに追加のオプションを使用できます。

  4. Web マッピング、デスクトップ、またはモバイルの場合、アプリの URL (「https://<myServer>/myWebMapApp」など) を入力します。
  5. デスクトップ アプリの場合、[参照] をクリックし、アプリを含む .zip ファイルを選択します。
  6. [次へ] をクリックします。
  7. タイトルを入力します。
  8. アイテムの保存先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  9. 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。 また、カテゴリ名の入力を開始して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。
  10. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  11. 必要に応じて、アプリについて説明するサマリーを追加します。
  12. [保存] をクリックします。

アプリを追加すると、そのアプリがマイ コンテンツに表示されます。アイテムの詳細 (必要に応じてコードを添付可能) を編集して、共有権限がある場合は、そのアプリを共有できます。

アプリの登録

開発する OAuth 2.0 ベースのアプリを登録することができます。 アプリをポータルに登録すると、アプリケーション ID が提供されます。 このアプリ ID は、アプリの配布および使用状況レポートの取得にも使用されます。

アプリを登録する前に、ポータルに追加する必要があります。 詳細については、上のセクションをご参照ください。 アプリを追加したら、以下の手順に従ってアプリを登録し、アプリケーション ID とアプリの秘密の質問を取得します。

  1. コンテンツを作成する権限のあるアカウントでサイン インしていることを確認します。
  2. コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブから、登録対象のアプリのタイトルをクリックします。

    アプリの名前をクリックすると、そのアイテム ページが開きます。

  3. [設定] タブをクリックします。 [アプリの登録] セクションまでスクロールして、[登録] をクリックします。

    汎用タイプのアプリを追加した場合は、そのアプリが自動的に登録されて、[登録] ボタンの代わりに [登録情報] ボタンが表示されます。 登録情報を表示および更新することができます。

  4. アプリケーション タイプ ([ブラウザー]、[ネイティブ]、[サーバー]、または [複数]) を選択します。
  5. 各リダイレクト URI のアドレスを ["https://<server>[:port]"] の形式で指定入力し、[追加] をクリックします。

    リダイレクト URI は、サイン インに成功したアプリケーション ユーザーをリダイレクトできる、有効なアドレスです。

  6. すでに追加した URI を削除するには、それを選択し、[削除] をクリックして、[登録] をクリックします。

アプリ登録情報の表示と更新

アプリを登録したら、アプリケーション ID やアプリ シークレットなどの登録情報を表示できます。また、リダイレクト URI の更新、シークレットのリセット、およびアプリの登録解除を行うこともできます。

注意:

アプリ シークレットをリセットすると、アプリに対して発行された既存のユーザーとアプリのトークンがすべて無効化されます。ユーザーは、アプリに再びサイン インし、シークレットを使用して設定されたアプリの更新が必要になる場合があります。

  1. ポータルにサイン インしていることを確認し、コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブをクリックします。
  2. 登録済みアプリケーションのタイトルをクリックします。
  3. アイテム ページで、[設定] タブをクリックします。
  4. [アプリケーション設定] セクションまで下にスクロールして、[登録情報] をクリックします。

    アプリ ID、アプリ シークレット、アプリ タイプ、およびリダイレクト URI が表示されます。

  5. リダイレクト URI を更新するには、[更新] をクリックして、次の手順に従います。
    1. リダイレクト URI を追加する場合は、アドレスを入力してから [追加] をクリックします。
    2. リダイレクト URI を削除する場合は、URI アドレスを選択してから [削除] をクリックします。
    3. [更新] をクリックし、[保存] をクリックします。
  6. アプリ シークレットをリセットするには、[更新] をクリックして、次の手順に従います。
    1. [秘密キーのリセット] をクリックします。

      アプリ シークレットをリセットすると、このアプリに対して発行された既存のユーザーとアプリのトークンがすべて無効化されます。ユーザーは、アプリに再びサイン インする必要があり、シークレットを使用して設定されたアプリの更新が必要になる場合があります。

    2. アプリの秘密の質問をリセットする場合は、[はい] をクリックします。
    3. [更新] をクリックし、[保存] をクリックします。
  7. アプリの登録を解除するには、[アプリの登録解除] をクリックします。

    アプリの登録が解除されました。 アイテム ページを保存する必要はありません。

データ ストアの追加

組織に追加できるユーザー管理のデータ ストア アイテムには、さまざまなタイプがあります。 タイプごとに異なる情報を入力する必要があります。それぞれのタイプは、異なる目的で使用されます。

注意:

データ ストアをポータルに追加する場合でも、この処理によってデータ ストアがフェデレーション サーバーに登録されます。 このため、フェデレートされた各 ArcGIS Server サイトのすべてのコンピューターは、データベースまたはフォルダーの場所にアクセスできるように構成する必要があります。

ユーザー管理のデータ ストアが 1 つ以上のポータルのフェデレートされた ArcGIS Server サイトにすでに登録されている場合は (ArcGIS Pro 2.4 以前のリリースまたは ArcGIS Server Manager でデータ ストアを登録した場合など)、この手順を使用してデータ ストア アイテムを追加しないでください。 代わりに、既存の登録済みデータ ストアからデータ ストア アイテムを作成する方法について、組織管理者に相談してください。

以下のセクションでは、各タイプのデータ ストアを追加する方法について説明します。 追加する必要があるデータ ストア タイプにアクセスするには、以下のリンクをご利用ください。

フォルダー データ ストア アイテムの追加

共有フォルダー内のファイルからレイヤーを公開するには、フォルダー データ ストア アイテムを追加します。

  1. データ ストアとしてフォルダーを追加するには、そのフォルダーがネットワーク ファイル共有 (NFS) の場所として機能することを確認します。

    データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。

  2. ポータルを開いてサイン インします。

    コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。

  3. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[データ ストア] をクリックします。
  4. 作成するデータ ストア アイテムのタイプとして [フォルダー] を選択し、[次へ] をクリックします。
  5. フォルダーのパスを入力します。
  6. データ ソースの情報を入力します。

    データの公開に使用された ArcGIS クライアントがフォルダー内のデータにアクセスする際、フェデレーション ArcGIS Server サイトが別のフォルダー内のデータのコピーにアクセスする必要がある場合は、両方のデータ ソースの情報を入力する必要があります。

  7. このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。
  8. このデータ ストアを登録する ArcGIS GIS Server および ArcGIS Image Server サイトを選択します。 これらの役割を果たすサイトが不明な場合は、ArcGIS Server 管理者に問い合わせてください。

    ステータスが正常の場合にのみサイトを選択できます。つまり、サイトがデータ ソースに接続できます。

    注意:

    このデータ ストアがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合 (ArcGIS Server Manager にあるフェデレーション サーバーのいずれかに登録した場合など) は、そのフェデレーション サーバーをリストで選択することはできません。 選択した場合、エラーが発生します。

  9. [次へ] をクリックします。
  10. データ ストア アイテムのタイトルを入力します。

    これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。

  11. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  12. データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  13. [データ ストアの追加] をクリックします。

フォルダー データ ストアを追加した場合は、イメージ レイヤーを作成する必要があるメンバーのグループで、データ ストア アイテムを共有します。

データベース データ ストア アイテムの追加

データベース コンテンツからマップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤーを公開するか、データベース接続ファイル (.sde) を通じてアクセスされるクラウド データ ウェアハウス コンテンツからマップ イメージ レイヤーを公開するには、データベース データ ストア アイテムを追加します。 データがデータベースまたはエンタープライズ ジオデータベースに格納されている場合、データベース データ ストア アイテムの所有者は、ポータルのデータ ストア アイテムから一括でマップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤーを公開することもできます。

  1. データベース データ ストアを追加するには、はじめに、サポートされているデータベースまたはクラウド データ ウェアハウスに接続するデータベース接続ファイル (.sde ファイル) を作成する必要があります。 必要なデータにアクセス可能で、そのデータに対する必要な権限を持つアカウントまたはユーザーの認証情報を使用して接続します。 この認証情報は接続ファイルとともに保存します。 .odc ファイルは使用できません。

    データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。

  2. ポータルを開いてサイン インします。

    コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。

  3. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[データ ストア] をクリックします。
  4. [データベース] データ ストア タイプを選択します。
  5. [次へ] をクリックして、ソース データへの接続を構成します。
  6. [ファイルの選択] をクリックし、登録するデータベース、エンタープライズ ジオデータベース、またはクラウド データ ウェアハウスにアクセスするデータベース接続ファイル (.sde) を参照します。
  7. データ ソースの情報を入力します。

    ほとんどの場合、この登録済みデータ ストアからレイヤーを公開するために使用されるクライアントは、ArcGIS Server サイトと同じ場所を使用します。 ただし、ArcGIS クライアントがデータベース内のデータにアクセスする際、フェデレーション ArcGIS Server サイトが別のデータベース内のデータのコピーにアクセスする必要がある場合は、両方のデータ ソースの情報を入力する必要があります。

  8. このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。
  9. このデータ ストアを登録する ArcGIS GIS Server サイトを選択します。 これらの役割を果たすサイトが不明な場合は、ArcGIS Server 管理者に問い合わせてください。

    ステータスが正常の場合にのみサイトを選択できます。つまり、サイトがデータ ソースに接続できます。

    注意:

    このデータ ストアがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合 (ArcGIS Server Manager にあるフェデレーション サーバーのいずれかに登録した場合など) は、そのフェデレーション サーバーをリストで選択することはできません。 選択した場合、エラーが発生します。

  10. [次へ] をクリックします。
  11. データ ストア アイテムのタイトルを入力します。

    これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。

  12. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  13. データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  14. [データ ストアの追加] をクリックします。

データベース データ ストア アイテムを追加し、登録先のフェデレートされた ArcGIS GIS Server サイトを選択していれば、データ ストアがクラウド データ ウェアハウスにアクセスしていない限り、このデータ ストア アイテムを介してアクセス可能なすべてのフィーチャクラスのマップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤー、およびこのデータ ストア アイテムを介してアクセス可能なすべてのテーブルのテーブル レイヤーを公開できます。 組織のメンバーが ArcGIS Pro で該当するデータベース接続からデータを公開する予定の場合は、そのメンバーが所属しているグループとデータ ストア アイテムを共有します。 これにより、そのメンバーは、同じデータベース認証情報を使用して、手順 13 で指定したフェデレーション サーバーのいずれかにデータを公開できるようになります。

クラウド データ ストア アイテムの追加

クラウド ストレージの場所にある画像ファイルからイメージ レイヤーを公開し、クラウド ストレージの場所にあるコンテンツを参照するシーン レイヤー、タイル レイヤー、またはベクター タイル レイヤーを公開するには、クラウド データ ストア アイテムを追加します。

  1. クラウド ストアを追加するには、サポートされているクラウド ストレージ プロバイダーのアカウントが必要で、クラウドの格納場所が存在している必要もあります。

    データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。

  2. ポータルを開いてサイン インします。

    コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。

  3. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[データ ストア] をクリックします。
  4. 作成するデータ ストア アイテムのタイプに [クラウド] を選択します。
  5. [次へ] をクリックして、ソース データへの接続を構成します。
  6. 接続するクラウド ストレージ プロバイダーを選択し、認証情報を指定します。

    指定する必要がある情報は、プロバイダーのタイプによって異なります。

    注意:

    プライベート クラウドに接続するには、[地域] ドロップダウン メニューで [カスタム] を選択し、[プライベート URL] フィールドにプライベート クラウドにアクセスするための URL を入力するか貼り付けます。

    • Amazon S3

      以下を入力して、Amazon Simple Storage Service (S3) バケットまたは S3 と互換性があるバケットに接続します。

      • 認証情報タイプを選択します。IAM ロールまたはアクセス キーを使用します。 アクセス キーを使用する場合、Amazon Web Services (AWS) アカウントから取得したアクセス キー ID と対応するシークレット アクセス キーを入力する必要があります。
      • バケットが存在するリージョンを選択し、バケットの名前を入力します。
      • バケットのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。

    • Google クラウド ストレージ

      以下を入力して、Google Cloud バケットに接続します。

      • Google Cloud アカウントから取得したアクセス キー ID と対応するシークレット アクセス キーを入力します。
      • バケットのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。

    • Microsoft Azure Storage

      以下を入力して、Microsoft Azure Blob ストレージの場所に接続します。

      • Microsoft Azure の名前とアクセスするためのアカウント キーを入力します。
      • ストレージの場所が存在する Azure 環境を選択します。
      • Blob ストレージ コンテナーの名前を入力します。
      • ストレージ コンテナーのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。

    • Alibaba クラウド ストレージ

      以下を入力して、Alibaba Cloud Object Storage Service (OSS) バケットに接続します。

      • Alibaba アカウントから取得したアクセス キー ID と対応するシークレット アクセス キーを入力します。
      • バケットが存在するリージョンを選択し、バケットの名前を入力します。
      • バケットのサブフォルダーを登録するには、フォルダーのパスを入力します。

  7. このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。
  8. このデータ ストアを登録する ArcGIS GIS Server および ArcGIS Image Server サイトを選択します。 これらの役割を果たすサイトが不明な場合は、ArcGIS Server 管理者に問い合わせてください。

    ステータスが正常の場合にのみサイトを選択できます。つまり、サイトがデータ ソースに接続できます。

    注意:

    このデータ ストアがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合 (ArcGIS Server Manager にあるフェデレーション サーバーのいずれかに登録した場合など) は、そのフェデレーション サーバーをリストで選択することはできません。 選択した場合、エラーが発生します。

  9. [次へ] をクリックします。
  10. データ ストア アイテムのタイトルを入力します。

    これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。

  11. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  12. データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  13. [データ ストアの追加] をクリックします。

イメージ レイヤーを作成する必要があるメンバーのグループで、データ ストア アイテムを共有します。

ビッグ データ ファイル共有の追加

ビッグ データ ファイル共有データ ストアを作成すると、関連するビッグ データ ファイル共有アイテムが組織内に作成されます。 関連するビッグ データ ファイル共有アイテムを使用して、入力として使用するデータにアクセスしたり、GeoAnalytics ツールから生成される出力データを格納したりすることができます。

  1. ビッグ データ ファイル共有を追加するには、データを含める既存のファイル共有の場所またはクラウド内の格納場所が必要です。 手順については、「ビッグ データ ファイル共有の基本操作」をご参照ください。

    データ ソースをアクセス可能にする方法については、「データ ストア アイテムから公開されたデータへのアクセスの制御」をご参照ください。

  2. ポータルを開いてサイン インします。

    コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。

  3. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[データ ストア] をクリックします。
  4. データ ストア タイプに [ビッグ データ ファイル共有] を選択します。

    このオプションは、ポータルで GeoAnalytics Server が構成されている場合にのみ使用できます。

  5. [次へ] をクリックして、ソース データへの接続を構成します。
  6. ビッグ データ ファイル共有に接続するには、共有フォルダーのパスを入力するか、格納場所に接続するために適切な情報を入力して、Apache Hadoop Distributed File System (HDFS) ディレクトリまたは Apache Hive メタストア データベースにアクセスします。

    あるいは、既存のクラウド ストアを選択するか、ストレージ プロバイダーおよびアクセスするための認証情報を選択して、クラウド ストアを作成することができます。 既存のクラウド ストアを使用する場合も新規に作成する場合も、Microsoft Azure Blob ストレージ、Amazon Simple Storage Service (S3) バケット、または S3 と互換性があるバケットのみがサポートされています。

  7. データ ソースの情報を入力します。

    入力する情報は、ソースによって異なります。 手順については、「ビッグ データ ファイル共有の基本操作」をご参照ください。

  8. このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。

    ビッグ データ ファイル共有は、ポータルの ArcGIS GeoAnalytics Server サイトにのみ登録できます。

    ステータスが正常の場合にのみサイトを選択できます。つまり、サイトがデータ ソースに接続できます。

  9. [次へ] をクリックします。
  10. データ ストア アイテムのタイトルを入力します。
  11. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  12. データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  13. [データ ストアの追加] をクリックします。

ビッグ データ ファイル共有のデータ ストアを作成するとき、ビッグ データ ファイル共有アイテム、ビッグ データ ファイル共有のデータ ストア アイテムおよびクラウド データ ストア アイテム (クラウド ストアを使用した場合) の 2 つまたは 3 つのアイテムが組織内に作成されます。 これらのアイテムは互いに依存しますが、アイテムを削除する必要がない限り、操作するのはビッグ データ ファイル共有アイテムだけです。

NoSQL データベースの追加

自分が管理するサポートされている NoSQL データベースにナレッジ グラフを保存するには、NoSQL データ ストア アイテムをポータルに追加し、そのポータルの Knowledge Server サイトに登録する必要があります。 ArcGIS Pro で作成したナレッジ グラフごとに 1 つの空の NoSQL データベースが必要です。

詳細については、「ArcGIS Knowledge Server のシステム要件」をご参照ください。

  1. ポータルを開いてサイン インします。

    コンテンツを作成し、データ ストアを登録する権限があるメンバーとしてサイン インする必要があります。

  2. [コンテンツ] ページの [マイ コンテンツ] タブから [新しいアイテム] をクリックし、[データ ストア] をクリックします。
  3. [NoSQL] を選択し、[次へ] をクリックします。

    このオプションは、ポータルで Knowledge Server が構成されている場合にのみ表示されます。

  4. [Neo4j] を選択したまま、[次へ] をクリックします。
  5. Neo4j インスタンスとデータベースに接続するための接続 URI と認証情報を入力し、[次へ] をクリックします。

    接続の要件については、Neo4j Java ドライバーのマニュアルをご参照ください。

  6. このデータ ストアを登録する ArcGIS Server サイトを選択するには、[次へ] をクリックします。

    NoSQL データ ストアは、ポータルの ArcGIS Knowledge Server サイトにのみ登録できます。

    ステータスが正常の場合にのみサイトを選択できます。つまり、サイトがデータ ソースに接続できます。

  7. [次へ] をクリックします。
  8. データ ストア アイテムのタイトルを入力します。

    これは、ポータルと ArcGIS Pro に表示されるアイテムの名前です。

  9. 必要に応じて、アイテムを説明するタグを入力します。

    語句をカンマで区切ります (たとえば、「Federal land」は 1 つのタグと見なされますが、「Federal, land」は 2 つのタグと見なされます)。

    入力する際、以前に追加したタグから生成された推奨タグが表示されますので、そこから選択することができます。

  10. 組織の管理者がコンテンツのカテゴリを構成している場合、[カテゴリの割り当て] をクリックして、最大 20 のカテゴリを選択して、アイテムの検索に役立てることができます。

    また、[カテゴリのフィルター処理] ボックスを使用して、カテゴリのリストを絞り込むこともできます。

  11. データ ストア アイテムの格納先となる [マイ コンテンツ] 内のフォルダーを選択します。
  12. [データ ストアの追加] をクリックします。

コンテンツ内にデータ ストア アイテムが作成されます。

ArcGIS Pro でナレッジ グラフを作成するメンバーのグループで、データ ストア アイテムを共有します。