注意:
ArcGIS Enterprise 10.9.1 以降では、ArcGIS Server Manager ではなく、ポータルのコンテンツ ページを介してビッグ データ ファイル共有の追加または編集を行うことを推奨します。
ヒントは、フィールド名、エンコーディング、フィールド区切り文字、引用文字などの区切りファイル パラメーターを使用したマニフェスト生成のための参考として使用できます。 ファイルおよびデータセットに次の特徴がある場合、個別のデータセットを編集する前に、ヒント ファイルをアップロードすることをお勧めします。
- 使用している区切りファイルにヘッダーが含まれていないときに、フィールド名をデータに適用したい場合。
- マニフェストが最初に生成されたときに、引用文字と区切り文字が認識されなかった場合。
- データセットのエンコーディングが認識されなかった場合。
ヒント ファイルをアップロードする場合は、マニフェストを再生成する必要があります。 ヒントが提供されたデータセットまたは新しいデータセットのみが更新され、ヒント ファイルに含まれていない他のデータセットに対する変更は反映されません。
次に示すヒント ファイルの例では、「hurricanes」と「earthquakes」という名前のデータセットに関するヒントの概要を示しています。
# earthquake dataset (# means comment)
earthquakes.fieldNames=field1,field2,field3
earthquakes.delimiter=,
earthquakes.quoteChar="
earthquakes.encoding=UTF-8
earthquakes.recordTerminator=\n
earthquakes.hasHeaderRow=false
# hurricane dataset
hurricanes.delimiter=|
次の表に、ヒント パラメーターの概要を示します。
ヒント パラメーター | 説明 | 例 |
---|---|---|
fieldNames | 指定されたデータセットに使用されるフィールドの名前。 これは、区切りファイルにヘッダーが含まれない場合に役立ちます。 | earthquakes.fieldNames=lat,long,date,magnitude,description |
delimiter | フィールドを区切るために適用される区切り文字のタイプ。 | earthquakes.delimiter=, |
quoteChar | 引用符として使用される文字。 | earthquakes.quoteChar=" |
encoding | 適用されるエンコーディングのタイプ。 | earthquakes.encoding=UTF-8 |
recordTerminator | レコードの終わりをマークする文字。 | earthquakes.recordTerminator=\n |
hasHeaderRow | 区切りファイルにヘッダー行が含まれているかどうかを示すフラグ。 | earthquakes.hasHeaderRow=false |
ヒント ファイルを追加する方法の詳細については、「ビッグ データ ファイル共有の入力データセットの編集」をご参照ください。