ArcGIS GeoEvent Server は、特定のポートを使用してインターネットおよびイントラネット上のコンピューターと通信します。次に、ファイアウォールで許可する必要があるポートをまとめます。
HTTP ポート 6180
GeoEvent Server はポート 6180 を使用して通信を行います。そのため、このポートを使用した HTTP 通信をファイアウォールが許可していることを確認する必要があります。このポートは、GeoEvent Server REST エンドポイントで使用されます。
HTTP ポート 6143
HTTPS を有効にすると、GeoEvent Server はデフォルトでポート 6143 を使用します。このポートは、GeoEvent Manager および GeoEvent Server の管理者 REST エンドポイントで使用されます。
ポート 9220 と 9320
ArcGIS Data Store で使用できるビッグ データ ストアは、ポート 9220 (HTTP) および 9320 (TCP) を通じて通信します。GeoEvent Server を使用してビッグ データ ストアにデータを書き込んでいる場合、これらのポートを開く必要があります。
内部で使用されるポート (5565、5575、27271、27272、および 27273)
ポート 5565 は、GeoEvent Server の [TCP ソケットからテキストを受信] 入力コネクタが使用するデフォルトのポートです。デフォルトのポート設定でこのコネクタを使用している場合、このポートを開く必要があります。
ポート 5575 は、GeoEvent Server の [テキストを外部 TCP ソケットに公開] 出力コネクタが使用するデフォルトのポートです。デフォルトのポート設定でこのコネクタを使用している場合、このポートを開く必要があります。
ポート 27271、27272、27273 は、GeoEvent Server (具体的には RabbitMQ) に必要なポートです。
その他のポート
GeoEvent Server は、ArcGIS Server がホストする ZooKeeper プラットフォーム サービスを使用します。GeoEvent Server を使用しているときに開く必要があるポート (具体的にはポート 2181、2182、2190) の詳細については、「ArcGIS Server で使用されるポート」をご参照ください。