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システム要件

ArcGIS GeoEvent Server を実行するためのシステム要件とハードウェア要件を次に示します。

オペレーティング システム要件

ArcGIS GeoEvent Server のオペレーティング システム要件は、ArcGIS Enterprise の ArcGIS Server ソフトウェア コンポーネントと同じです。

詳細については、「ArcGIS Server のシステム要件」をご参照ください。

ハードウェア要件

ArcGIS GeoEvent Server では、8 GB 以上の RAM が必要です。運用システムでは、イベント レコードのスループットと処理を最適化するため、16 GB 以上の DDR4 RAM を推奨しています。

リアルタイム イベント処理および解析の要件は用途によって異なるため、CPU と ネットワーク帯域幅の最小システム要件は規定されていません。Intel® Core™ i7 (8 MiB キャッシュ、4 コア、2.7 GHz) 相当の CPU を搭載したクアッドコア システムと 100 Mbps ネットワークを用意するのが、適切な開始点です。高速かつ大量のイベント処理を行う場合、1,000 Mbps ネットワーク (1 Gbit) にアップグレードする必要があります。

GeoEvent Server では、ArcGIS Server が推奨する 10 GB 以上のディスク容量が必要です。GeoEvent Server はわずか 700 MB の空きディスク容量でインストールできます。

5 つの入力と 5 つの出力で構成された GeoEvent Server のインスタンスは 10 の Kafka トピックを作成します。各トピックには、デフォルトで 3 つのパーティションがあり、30 のオンディスク トピック キューを作成します (10 トピック x 3 パーティション = 30 トピック キュー)。

各トピック キューは、デフォルトで最大 100 MB まで拡張されます。したがって、上記の配置構成では、最小で 3 GB のディスク容量が必要になります (30 トピック キュー x 0.10 GB = 3.0 GB)。

イベント データのランタイム管理に必要なディスク容量は、特定のソリューション向けに構成された入力コネクタと出力コネクタの数およびイベント データ受信時の速度と量に応じて異なります。設定された閾値に達すると、トピック キューが閉じ、新しいキューが作成されます。上記の例の 100 MB はトピック キューあたりの最大サイズです。大量のイベント データを定期的に受信することが予想される場合、追加のトピック キューが作成され、メッセージ ブローカーがファイルを削除できるようになるまで維持されます。

トピック キューに必要なディスク容量は、製品のインストールに必要なディスク容量とは別に必要です。

次もご参照ください。

ソフトウェア要件

ArcGIS GeoEvent Server をインストールする前に、ArcGIS Server をコンピューターにインストールおよび構成する必要があります。